絶景、早秋の立山縦走!!(雄山〜大汝〜別山)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
09:30〜09:40 一ノ腰山荘
10:25〜11:25 雄山
12:00〜12:05 立山(大汝山)
12:15 富士ノ折立
12:45 真砂分岐
12:50 真砂岳
13:40〜14:05 別山
14:15 別山南峰
14:35 剱御前小舎
15:45 雷鳥沢キャンプ場
16:00 雷鳥荘
16:25 みくりが池
16:35 室堂
天候 | 午前中快晴 夕方から曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ケーブルカー、高原バスを乗り継ぎ室堂へ入ります。 詳しい情報(ケーブルカー・バス等の時刻表や料金)は 以下ホームページよりお調べ下さい。 立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド http://www.alpen-route.com/index.php |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは、SONY NV-U37でログを録ったもので実際に歩いたルートです。 危険箇所なし。 手を使う様な場所はありませんでしたが、 あえて捜すとしたら雄山の頂上直下のみです。 |
写真
感想
今回の休み、何処へ行こう?といくつか候補を考えた末、
写真で見ても景色がきれいで、日帰りでもゆったり登山出来そうな立山に決定。
前に登ったHYさんが「幼稚園児でも登ってたよ。」と言っていた事も思いだし
勝手にハイキングて程度かな〜という想像のもと、雄山、大汝山、別山縦走を計画し出発しました。
ケーブルカー乗り場で、あれ見たことのあるカラフルな靴の山ガールがいるな〜と思ったらraichouさん。(スンマセン)
前から計画は聞いていたのですが、早起き苦手な私たちと違って始発で出発したと思いこんでました。
ということで私たち夫婦とお友達と四人でバス、ケーブルカーと会話を楽しみながら室堂まで移動しました。
室堂からはお互いコースが違うのでそれぞれののペースで登りました。
一ノ越までは本当にきれいに整備された道を進みます。
一ノ越からは、北アルプスから、遠く富士山まで見え、先日raichouさんと一緒に登った槍をバックに記念撮影。
そして雄山へ・・・
平日にもかかわらず、雄山まで登る人の多さにびっくりです。登山服では無い方もたくさん登っています。
でも、幼稚園児の遠足並みと言うには結構な急登でした。
山頂には、神社があり、その前のベンチからは、北アルプス、白馬の山々の絶景が楽しめます。
そして運良く今日は、富士山まで見えました。
しばらく行動食を食べ休憩した後、せっかく来たのだから、と500円支払って3003mの山頂社を参拝することに。
集まった人数ごとに登り、写真撮影タイムを取ってもらった後丁寧に祝詞ををあげ、お払いをしてくださり、最後には御神酒まで・・・。
大変ありがたかったのですが、ここで予想以上の時間をとっていたことに後で気づきました。
下りるとゆっくり登ってきたraichouさんの姿が・・・
富士の折立までの彼らと、別山まで縦走する我々と同じペースで良いはずが無いですよね・・・。
次の目標地点は最高峰、大汝山です。
ここで登山者はぐっと減りますが、それでも年配の奥様方のグループなど多かったです。
ここでも調子にのって、ご機嫌でおじさんたちのカメラマンなどして、予定時間オーバー気味。。。でもまだそれほど焦っておらず。
このあとここで食事のraichouさんたちとお別れし、(めちゃおいしそうなものを準備中でした!)別山への縦走路へ。
別山で昼食の予定なので12時を回ったけど我慢我慢。
今日はゆとりの?登山と言うことでいつもはおにぎりですがカップラーメンとコーヒーも準備。
(まだ調理する余裕のない初心者ゆえ)
妻はひそかに2種類のチーズケーキまで用意。(コンビニのですが)
富士の折立、真砂岳を行く縦走路は本当にきれいな景色を眺めながらの理想の稜線歩きで気持ちよく歩けます。
でもだんだん時間が気になってきました。室堂発最終バスは17時、別山を2時過ぎには出ないとやばい!
前にもどこかでこんな事があったような。。。
別山への最後の登りはやや急な岩場で息が切れます。
お腹が空いてきた事もあり、「早くこい!」「地図は!」とだんだん私の言葉がきつくなる・・・。
妻も「私だって頑張ってる!」
ようやく別山山頂へ。剱が堂々とした姿をして待っていました。
なんとかお昼を食べる時間はありそう。
気を取り直して、では・・・とコンロにお湯を沸かしかけたとき妻から極めつけの一言が。
「は・は・箸が、ない・・・!」
「おまえ、コーヒーとかケーキいらんもんもって来とるくせに・・・。」
周りには木の枝などもなく小舎もない。
仕方なくソイジョイとお菓子をかじるしかありません。
妻がチーズケーキいるかと聞いても意地でも食べられません。
いずれにしても時間がないので、記念撮影をして南方を経由して下山。お互い無言に近い状態。
私は、膝の具合が思わしくないのでサポーターをします。
後は下るだけなのですがここから雷鳥沢の下りが、私にとって一番つらいものでした。
痛いけど室堂泊まりはなんとしてでも避けたいので必死です。雷鳥平まで1時間あまりですがとても長く感じました。
この間、何人かとすれ違いましたが、登りもきついと見え、皆さん無言、、、ほとんどが剱登頂の方でしょうか。
今年は無理でも私も来年はチャレンジしたいものです。
雷鳥沢を下りきるとススキや紅葉しかかった草など秋の景色が広がります。
テン場を過ぎると硫黄の臭いが鼻を突きます。
観光客の方もここまで来るらしく石段の整備された道に変わります。
室堂かと思って目指していたのが雷鳥沢ヒュッテでがっかり。まだまだ室堂見えず。この最後の石段の登りがまた疲れた足に堪えます。
間もなく地獄谷が見え、雷鳥荘、続いてリンドウ池、血の池そしてようやく、みくりが池が現れました。
安心感もあり、この辺りでなんとかお互いのイライラはおさまっていました。
残り時間約40分。なんとか室堂ターミナルに25分前に到着!
御嶽に続き今回のヒヤヒヤ登山も無事終了です。
箸が無かったことをのぞいては・・・。
室堂ターミナルではまたまた、raichouさんたが。
とっくに下界に下りてるかと思ったら立山の名水をくんだりしてゆっくりして、
最終バスに乗ることにしたのだとか。
そして、我々が間に合うかと心配してくれていたとのことでした。ありがたいことです。
お互い労をねぎらいながら高原バスに乗り込みます。
そして、最後に「今年の立山で最高!」と運転手さんも感動の雲海を見ることが出来ました。
☆追伸 今回の反省
・ポイント地点の到着時刻を決めていてもしっかり守ら無ければ意味がない。
・箸のことから、準備を人任せにしない。また、常にザックに箸かフォークを
入れておく。
・お腹が空きすぎるとイライラと頭痛がひどくなるので。適度に食べておく。
delta-hfさん、こんばんは
写真の素晴らしさに見とれた後に感想読んで思わず笑っちゃいました 、す、すいません・・・
素晴らしい景色を見られて大満足100点満点かと思いきや、まさかのお箸忘れ・・・
そりゃツラいっす
それにしても雪の無い立山に行ってみたかったっす・・・
見事な青と緑のコントラスト・・・
大汝の山頂登った興奮が甦りました
来年もう一度登るぞ〜
登山パーティーを組んだ時点で運命共同体。
相手のツライ時こそ、労わってやらないと!!!
自分がツライ時に跳ね返ってきますからね〜
お前のせいでもNGっす!
以前、同行者に同じような事をいわれてショックを
受けたことがあります。
箸が無かったのも事前チェック出来なかった
自分にも非があるんだくらいの広い気持ちでなければ。
仲間の失敗は、仕方ないと流しましょう。
それから登りが得意、下りが得意など
脚質にも色々ありますから
計画段階でも色々課題が浮き上がったと思います。
まだまだ、登山一年目。
色々経験して勉強してチャレンジしていきましょう!
☆utaotoさん
箸については、本当にショックでした !
でも、これはいい教訓?になりました。
景色は、文句なしに美しく、海、北アルプス、白馬、剣と絶景を楽しんで来ました
富山県では、少年時代に雄山に登らないと一人前に慣れないのだとか・・・。
家は、日曜休みでないのでなかなか子連れ登山が出来ないのが、残念です!
でも、いつか連れて行こうと思ってます
utaotoさんもご家族で是非来年は、夏の立山を楽しんできてください
☆raichouさん
ご指摘ありがとうございます。
(妻は横で、うんうん頷いております・・・)
ついつい、夫婦だと言いたいことを言ってしまいますね・・・。
せっかくの楽しい山行きなので、
今後は準備から計画まで、もう少し慎重にやらなくては
と、思ってます
今回は良い勉強になりました
これからも経験を積んでいろんな山にチャレンジしていきたいと思います
δさん&奥様 お疲れ様です
おなかが空いて良いことはありませんねえ〜
私も長丁場の時、一所懸命登っている娘をせかしたりした経験がありますが、この頃は娘がダメだ、と言ったらたとえ山頂があと5分の距離でも帰ろうと思うようになりました。
でも、絶景があってよかったじゃないですか
もしこれで雨だったら((( )))
☆bmwr1100rsさん
本当にお腹が空くと、いいことはありませんね!
登山中に限らず・・・
自営業ということで、四六時中妻と一緒にいるので、
仕事中においても、プライベートにおいても・・・
衝突の原因になることがありますね
でも、これからは山では我慢しようっと
本当に景色が綺麗で、二人とも感動しました。
また、剱を目の前にして登りたいと思ってしまいました
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