記録ID: 1380505
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雪山ハイキング
丹沢
檜洞丸 蒼き丹沢主稜 (塔ノ岳〜丹沢〜蛭ヶ岳〜檜洞丸)
2018年02月10日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,169m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:西丹沢ビジターセンターBS(17:05発,新松田行き)(富士急湘南バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の降雪や凍結状況は天候や時間帯によって大きく変わると思いますが,参考に当日(2018/02/10)の状況です。 ■塔ノ岳山頂から檜洞丸下山,ゴーラ沢出合までアイゼン装着。塔ノ岳〜丹沢〜蛭ヶ岳は降雪は20~30cmくらいで踏み跡は明瞭で歩きやすいです。木の階段が出ている場所が多いので逆にアイゼンの着脱が手間です。 ■蛭ヶ岳から臼ヶ岳に向けての西尾根の下りはかなりの急斜面ですが,近日の降雪が少なく踏み跡が残っており,また雪質も締まって凍結がないため,比較的下りやすかったです。臼ヶ岳を越えて金山谷乗越から檜洞丸へと向かうと途中から雪が増え,ところにより40~50cmくらいで踏み跡が消える箇所もあります。外気温がやや高くなったために雪がゆるくてアイゼンがきかず一歩一歩が沈むので体力を要しました。 ■檜洞丸〜ゴーラ沢出合までの尾根道はトレース明瞭。よく歩かれている割に凍結少なくアイゼンで快適に歩くことができました。これから日内外気温差が大きくなってくると凍結箇所が目立ってくると思われます。 ■ゴーラ沢出合からのツツジ新道は日照のある場所は雪がなく歩きやすい状況です。が,最後ツツジ新道入口にかけての九十九折と沢沿い下りはツルツルの氷です。林道までもうすぐですがアイゼンを出し惜しまないほうがよいでしょう。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ハードシェル
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
食事
行動食
非常食
飲料
地図
コンパス
笛
計画書
ロープ
スリング
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ツェルト
|
---|
感想
冬の丹沢主稜を歩いた1日
蛭ヶ岳さんよ,檜洞丸さんよ,寒い毎日,いかがお過ごしですか。青ヶ岳Blueに会えるかなあ。そんな思いが募るころ,冬の丹沢を歩く時間ができたので,ザックに防寒具,アイゼンやロープ,ツェルトを放り込み始発の電車とバスで丹沢へと向かいました。水は少なくてもいいか。でもどこかで進めなくなったら,トラブルが起きたら,あれこれ考えちょっと重くなったザックも,歩いている実感が出るからそれはそれで良い良い。
富士山に傘雲がかかり,どこまで天候がもってくれるか不安でしたが,幸い下山まで良い天候が続いてくれました。塔ノ岳から西丹沢を目指して主稜を歩く楽しみは,ピークを越える毎に自然の奥のほうに進んでゆくような感覚が感じられること。でもその感じは非日常のなかに足を踏み込む不安と緊張でもあります。降雪直後でないとはいえ雪のなかでの山行は自然に踏み入る興奮と,畏怖が自然と体のなかに感じられます。檜洞丸に登り主稜を振り返ったとき,思わずウオーっと大きな声で叫ばずにはいられませんでした。はっきりいってキモイですね。
冬の丹沢の雪を踏みしめ,冷たい風を吸い込み,樹々の息吹を感じ,自然からパワーをもらってリフレッシュした1日でした。感謝。
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