奥多摩駅〜井戸沢尾根〜大岳山〜鍋割山〜琴沢左岸尾根〜御嶽駅


- GPS
- 08:13
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
御嶽駅ゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
井戸沢(右岸)尾根及び琴沢左岸尾根はバリエーションルート。 井戸沢尾根の下部は急斜面で木の根、岩を掴みながらの攀じ登りで多少なりとも危険も感じた。本来は松浦隆康著「静かなる尾根歩き」にも紹介されているネジレ滝付近から取付くルートが正道のようだ。 雪は残っていたが、アイゼンもなしで歩いた。 トバノ岩山から琴沢左岸尾根(正式な名称は分からない)の進入口までの区間は一般登山道で土曜日とあって大勢の登山者あり。簡易アイゼンは大岳山頂上で着けて長尾平で外した。 琴沢左岸尾根は御岳ケーブルにほぼ平行している尾根でプチバリエーションルート。多くは伐採されていても藪っぽい。枝葉が生い茂る夏は歩き辛いかも。 |
写真
感想
■海沢谷に流れ込む井戸沢を挟む右岸側尾根と左岸側の尾根のいづれかに登ろうと思って出かけた。いずれも過去に登りで歩いたような気がするのだが山行記録をひも解いてみてもみつからない。どこかと錯覚してるのかなと思ったりもしたので現地に行って確かめてみることにした次第。何かを思い出すかもしれない。車道、林道歩きが長いのでまずはウオーキングシューズで歩き始めたが、途中から雪や時に凍結面も現れ、登山靴で歩いたほうが良かったかも。
■海沢右岸沿いの林道を進み天地沢の流れ込む地点を過ぎてからは、海沢の左岸側に尾根への取付きができそうなところがないかと注視ながら歩いた。しかし記憶の取付き風景は現れないまま井戸沢の流れ込む地点まできた。やはり井戸沢左岸尾根は登っていないようだなとほぼ納得した。あとは右岸尾根だが海沢園地まで行きネジレ滝付近からの取付きを考えていたが、井戸沢付近を僅かに過ぎた付近でリボンを見た。どうやらここからも取付けそうだと判断し取付くことにした。下調べなしという意味でやや冒険的な気分。ここで、しばし休憩し、登山靴に履き替え、スパッツも着けた。一旦、水流が少ない海沢に下りるには1m位の高さの護岸壁を降りねばならないが手がかり足がかりがないし、短いロープも持ち合わせがない。よくよく見渡すと少し移動したところで跳び下りても衝撃を受け止められる積雪があったのでそこへザック背負ったまま跳び下りた。あとは、まだ雪が残る微かなトラバースの踏み跡を辿る。赤テープもしばらくは見られたが後はなくなった。
■赤テープの追跡を諦めてそこから高みを目指して急斜面を木の根、岩を掴みながら攀じ登った。途中標高550m圏でヤバくなり引き返そうかと思ったものの、下り戻る方が反って危険だと思い直し、気を強くして滑落しないように慎重に攀じ登った。難所を過ぎた後も急斜面は続き、当初予定していたネジレ滝付近からのルートとの交点辺りからは気も楽になった。日当たりの良いところは雪も消えているが大体は10数僂寮兩磴ある。凍結していないのでアイゼンもなしで歩けた。とはいっても夏道より歩きには時間がかかるし、急斜面なので主稜線のトバノ岩山に着くまでに結構時間を要した。
■トバノ岩山以降は登山者と多く出合った。大岳山頂上は数十人の人が昼食休憩していた。傍で4人パーティの若者たちがガスコンロ複数台使ってすき焼きなど作っておいしそうに食べていた。自分も若い頃はそんなことをしていたが今は少しでも荷は軽くしたいし手間暇面倒なことは省きたいという冷めた感じというか、山登りの楽しみ方の一部を捨てている。頂上からの眺めは良いし、日が当たり暖かいので山座同定を試みながら長く休憩した。何時も思うが地図とコンパスだけで正しく自信を持って山座同定するのは難しい。かくなるうえはスマホアプリ等を頼ってでも良いのだがいいものがあるかな?
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