徳舜瞥山〜オロオロ山〜ホロホロ山【三階滝から】
- GPS
- 08:28
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,174m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
天候 | 曇り後快晴 / 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
徳舜瞥山・オロオロ山・ホロホロ山と縦走して滑ってみた。僕は冬の徳舜瞥山は約10年ぶり。ホロホロ山は約2か月前に登ったばかりである。mikuriさんはどれも冬に登るのは初めてとのこと。
スタートは三階滝の大滝工芸館。車道を少し歩いて徳舜瞥山の北西側に延びる尾根に取り付いたら、その後は広くて緩やかな尾根を登っていく。途中スキーアイゼンを付けるがすぐに破損してしまう(涙)。仕方がないのでしばらく片足のスキーアイゼンだけで登った。道具の管理は大事だ…。
標高900m辺りでアイゼンに履き替えてスキーは背負う。硬く締まった雪でとても歩きやすかった。徳舜瞥山の山頂に到着したころにはスタート時のどんよりとした雲も取れて眼下に広がる高度感たっぷりの風景に心が癒された。
徳舜瞥山の山頂からはスキーは背負ったままホロホロ山とのコル方向に進む。コルでスキーに履き替えたらホロホロ山を巻いてオロオロ山方向に進む。その後は緩やかな尾根を進むとオロオロ山まで到着した。オロオロ山の山頂は暖かくてこのまま昼寝でもしたい気分だった。無風快晴の空で素晴らしい景色に感動した。
しばらくまったりした後、次にホロホロ山へ向かう。この時間には雪も柔らかくなっていてホロホロ山の山頂まではスキーのまま登ることが出来た。僕は5度目の冬のホロホロ山頂でようやく晴れた山頂に登ることが出来た。嬉しい。初めて見る冬のホロホロ山頂からの風景は格別な気分だった。
ホロホロ山からは細尾根を通って北側の尾根まで移動。スキーを手にもって少し下る。このときにmikuriさんが一本スキーを東側の急斜面に流してしまう…。さすがに片足スキーで滑り下りるのは厳しだろうしmikuriさんの体力も考慮して僕が回収しに行くことした。上から斜面を見た感じでは難なく回収できるかと思ったけど結構硬い雪の急斜面で登り返すのに少し緊張した。無事スキーを回収後はそのままツボ足で細尾根を進んで広い尾根まで移動した。
適当なところでシールを外して滑降開始。斜面は全体的にガリガリ。でもそんなに硬くないため思いのほか滑りを楽しむことが出来た。斜度は緩いけど良く滑る雪でほぼ歩くこともなく上から下まで長い尾根滑りを堪能できた。
ちょっとしたハプニングはあったが無風快晴の空で最高の山スキーを楽しむことが出来た。今度は逆回りをして徳舜瞥山の斜面を滑ろうと思う。
当初予定の山域は通行止め規制されて行けなかったので、急遽近場の山に変更。
今時期にこんなに雨が降るなんて…
降雨後の斜面を滑走できるのか、ちょっと不安もありましたが。
徳舜瞥山へ最初はなだらかな広い尾根歩きでした。
標高が上がって森林限界を越えてくると、降雨後の斜面はガリガリで、スキーアイゼンだけでも登れたとは思うのですが、新調したワンタッチアイゼンを試してみたかったのでリクエストし装着してみました。
身体の硬い自分には、まず体勢からして結構厳しいのでした…^^;
手袋を脱がないとできないし。
末端の血行があまりよろしくないようなので、アイゼンも装着が簡易なワンタッチ式を入手したものの、要練習ですね。
板をつけたザックは背負う時には、こんな重たいもの無理…って感じたけれども、背負ってしまえば案外大丈夫。
それでも休み休みの登りとなってしまうので、雪山を好む身としとは重さにも耐えられるようにならなくちゃですね。
硬い斜面に爪が食い込み、一歩一歩進むのはちょっと快感を覚えてしまいました♪
徳舜瞥山の山頂からは雲海越しの絶景が広がっていました。
しだいに雲もとれ、ホロホロ山にオロオロ山もくっきりと見えました。
徳舜瞥山からホロホロ山への稜線歩きは眺めが良かっただけに、とても楽しかったです♪
先に向かったオロオロ山も徳舜瞥山から見えた時よりは遠くは感じなかったなぁ。
オロオロ山からの眺望も最高に良くって、おやつを少し食べて、まったり休憩しました。
オロオロ山からホロホロ山への急登も、雪が柔らかくスキーで登れた事もあったけれど、見た目からの想定ほどは困難さを感じませんでした。
ホロホロ山からの下山は急斜面で、少しだけの区間をツボで下りている時に、なんと不注意により、手に持っていたスキー板を落としてしまいました…
急斜面でしたから、あっという間に下まで滑り落ちていきました。
しばし呆然…ホロホロ山でオロオロしてしまった…
取ってきてくれるとのこと、余計な労力を使わさせてしまい、大変申し訳なかったです。
稜線に戻られたaoさんは休憩不要とのことで、驚きの体力。
私なら取りに下りれたとして、登り返す体力は厳しかったと思うので、本当にありがとうございました。
これが、崖からとか、吹雪で視界がないとかとなると回収不可能でしょうから、硬い斜面や深雪を片足スキーで滑れるだけの腕はまだないしで…
今までaoさんに板やザックを流さないように気をつけてねーと言っていたのに、まさか自分がやらかしてしまうとは…
今後はミスしないように気をつけねばと思いました。
ホロホロ山からの滑走は私にとっては硬い斜面で、スピードが出過ぎないようにと常にブレーキをかけて滑らないといけなかったので、足がプルプル…^^;
それでも休みをいれてもらいつつ、滑りも楽しみながら下りれました。
いっとき通った、オーンズナイターのアイスバーンには鍛えられたのかも。
違う尾根から下りているのに、駐車した車がすぐ下に見えた時には、そのピッタリさに感動しました^ ^
ルーファイは滑走スピードもあるしで、ちょっと難しそうに感じました。
反省することもたくさんありましたが、今後の課題もみえ充実した一日を過ごす事ができました。
何よりも眺望を楽しみながら歩ける稜線の周回ルートは、山スキーを堪能する事ができて最高でした♪
天候に恵まれた事もあり、撮った写真は350枚、選ぶのも大変でした…
ホロホロ山の素晴らしさを、オロオロ山にきて知る事ができました^ ^
夏山登山だけでは知り得なかったと思うし、山は一度登頂して終わりではない事を改めて感じることができました。
ご一緒させていただきましたaofukurohさんに深く感謝しております。
どうもありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
はじめまして。
いつもレコ拝見させて参考にさせて頂いております。
今年は私も山スキーを始めたので、更に参考になります。ありがとうございますm(__)m
それにしても本当にキレイな景色です。
多少の滑り辛さも吹き飛びますね(*^^*)
tsuririnさん、はじめまして。
コメントいただきまして、ありがとうございます^ ^
山スキー、最高に楽しいですよね♪
この日は本当に天気に恵まれました。
雪山は本当に美しい景色で、魅せられますよね^ ^
春のザラメ雪なら、気持ちの良い滑りが楽しめるから、今から待ち遠しいですよね^ ^
はい🎵
登りはともかく、滑りがヘナチョコなので、まだまだ修行です(笑)
ザラメスキー、まだ未経験です。
上手く滑れると良いなぁ(^^;
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する