妙敷山-伏美岳
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- GPS
- 08:52
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
天候 | 晴れ・雲海 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道入口の雪壁に寄せて駐車したが、かなりキワドイ。 もう少しだけ除雪して欲しいな。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨の影響で氷化している。カチカチ。 1400mからアイゼンが必要。バリズボ。 稜線上の雪庇はほぼ落ちていた。ノンストレス。 伏美岳の夏道尾根は、雨のため横シワだらけ。怖い。 尾根歩きにはグッドコンディションだった。 しばらくは、沢筋に近づかない方が良さそう。 |
その他周辺情報 | 中札内のローソンはイートインあり。 ナウマン温泉。 |
写真
感想
目指そう、妙敷山。
帯広で夜を明かし、朝の6時に登山口到着。軽く除雪して車を停めるが、硬い雪にぶつけたバンパーが外れた。グイグイやったら元に戻ったので、まぁ大丈夫でしょう。余計なことは気にせず入山。
林道は複数箇所崩落している。おまけに雪は硬い。川に落ちないよう慎重にトラバースしながら奥へと進む。渓流橋、渓谷橋は健在。
林道を抜けると妙敷の長い尾根、ひたすらコンタを上げる。1000mを越えるとガスが抜けて青空に変わった。これは期待できる。
沢筋には雪崩の跡が見える。こんなコンディションの日なので、忠実に尾根をたどるルートを選んで正解だろう。
最後はアイゼンに履き替えてGO。でも稜線上は日射のおかげで雪が緩んでいる。もう一度スキーに履き替えてみたが、これは失敗。ザラメとモナカと氷化斜面が繰り返されるミックスルートに翻弄された。たとえ効率が悪くとも、アイゼンのみで通過するべきだった。
妙敷山の山頂に到着した。やばい。北日高が丸見えだ。はるか遠くに真っ白なカールを威張る幌尻岳。その手前には、北戸蔦別岳やエサオマン、札内岳と、思い出深い山々が並ぶ。先週デジカメを失くした十勝幌尻岳もお忘れなく。
天気が持ちそうなので縦走をかけよう。目指すは隣の伏美岳だ。妙敷の隣のポコでシールを剥ぎ、コルまで稜線の上を滑る。アイゼンに履き替えれば、200mほどで伏美岳に到着。気持ち良い、実に気持ちが良い。わずかな縦走ではあるが「縦走こそ山スキーの醍醐味だ」と改めて感じた。
伏美岳からの下山。ルートは夏道尾根を使う。カチカチなのと横シワだらけなので、ほぼ横滑り。慎重な滑りを心がけたが、それでも二度転んだ。
林道はボブスレー。カチカチのおかげで早い早い。渓谷橋までぶっ飛ばし、最後はシールをつけて来た道を戻った。
久しぶりの9時間行動。無事下山した。
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