【ワインの夕べ】北横岳・蓼科山

2011年10月08日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,556m
• 下り: 1,544m

コースタイム

07:30大河原峠～07:50双子山～08:30双子池～09:30亀甲池～11:00北横岳～11:20北横岳ヒュッテ(お昼ごはん)
12:15北横岳ヒュッテ～12:40北横岳～13:45亀甲池～14:15天祥寺原～15:45蓼科山荘。

05:00蓼科山荘～05:30蓼科山頂ヒュッテ～山頂～06:50下山～07:10蓼科山荘
08:30蓼科山荘～08:40道間違い登り返し～09:00再スタート～10:10大河原峠

天候

1日目:はれ時々ガス
2日目:スーパーはれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

3:00出発～お迎え～4:00三郷南IC～6:30佐久IC～7:00大河原峠
大河原峠駐車場利用(無料)。

下山して来たら、路肩まで車びっしりでした。
15:00佐久IC～17:30三郷南IC～18:30帰宅。
行きも帰りも、特に渋滞はなくスムーズに移動出来ました。

コース状況／危険箇所等

朝はいたるところ、岩に霜が下りていて滑り易いので、注意。
それ以外は歩きやすく、整備された登山道です。

下山後、浅科温泉穂の香乃湯。
400円で露天風呂も広く、かなりの高評価。

お昼ごはんはいつもの草笛でお蕎麦。
連休で混んでいましたが、15分ほどで食べられました。

写真

10/10 8:19

大河原峠に到着。

10/10 8:15

山の方から怪しいガス。

10/10 8:14

佐久側はいい天気なのに...

10/10 8:17

双子山への登山道。
霜柱がぎっしり。

10/10 8:16

さっそく撮影会。
今回ものんびり山行になりそうです。

10/10 8:18

山頂到着。
なぜか眼鏡の落し物が。

10/10 8:19

山頂は、スッポリとガス。
まったく眺望なし。

10/10 8:22

双子池に着くと、晴れ間が。
こちら飲み水の雄池。

10/10 8:20

双子池ヒュッテ。
軽くごあいさつ。

10/10 8:20

ここでも撮影会。

10/10 8:26

とても穏やかな表情。
山行の無事を祈願。

10/10 8:26

お賽銭箱は、錆びた鉄瓶。

10/10 8:27

こちら雌池。
洗い物する池。

10/10 8:29

エメラルドグリーンの池面。
映り込む紅葉。

10/10 8:31

いつかここでテン泊したい。

10/10 8:36

お待たせしました。
コケゾーンに突入です。

10/10 8:36

びっしりと。

10/10 8:36

キノコもいます。

10/10 8:41

コケは日陰に生える。
そういうことです。

10/10 8:42

ほんのり黄色く。
コケも秋の装い。

10/10 8:48

苔むす岩。
のんびりと鑑賞。

10/10 8:47

結局、大岳へのショートカットはせず。

10/10 10:49

亀甲池に到着。
正面に北横岳。

10/10 9:02

透明な水がたっぷり。
紅葉も、だいぶ進んでいる。

10/10 9:01

休憩している方を発見。
広島から来たご夫婦だそうです。

10/10 9:08

ここから、北横岳へ。

10/10 9:07

ぽかんと口を開けたキノコ。
木の幹にびっしり。

10/10 9:04

池の上の小高い場所だけ、紅葉。
全部染まるのは来週くらいかしら?

10/10 9:13

ナナカマド。
燃え上がるような赤。

10/10 9:12

親子キノコ、2組。

10/10 9:12

キノコ行列。
エクザイル的な動き。

10/10 9:11

びっしりと。
真緑色の絨毯。

10/10 9:11

山頂到着。
このポーズ、別に意味はない。

10/10 9:18

あそこから歩いてきました。

10/10 9:15

お昼&トイレ休憩。
おなじみ北横岳ヒュッテ。

10/10 9:19

キノコ炒飯おにぎり。
大葉にんにく醤油漬けで巻いて。
カップスターエビチリ味、微妙。
ハッフッホッ!

10/10 9:20

ブランコ、壊れますよ。
無邪気な山ガール達。

10/10 9:26

あなたは... 天狗?

...一応。

10/10 9:26

三ツ岳、雨池山。
水色の屋根の縞枯ヒュッテ。

10/10 9:24

やっと蓼科山が顔を出す。

10/10 9:22

赤い実が道標のように並ぶ。

10/10 9:30

再び亀甲池。

10/10 9:30

丘の上の紅葉。
青い空に映えわたる。

10/10 9:33

アザミも秋支度。
ふわふわ綿帽子。

10/10 9:35

赤い葉を撮るアカイシさん。

10/10 9:37

天祥寺原の分岐。
風もなく、温かい。

10/10 9:37

笹薮をかいて進む。

10/10 9:42

やっと雲が抜けた。
あそこを目指して直登。

10/10 9:41

だいぶ水は引いたものの。
まだまだぬかるみ多数。

10/10 9:44

岩ガレの道に出て。

10/10 9:48

振り返るとさっきの紅葉。
だいぶ登って来たね。

10/10 9:53

不思議な形の赤い花。

10/10 9:54

最大の登りを抜け。
蓼科山荘に到着。

10/10 9:52

味のある看板。

10/10 9:51

おなじみのオブジェ。
みんなこれで遊びますよね?

10/10 9:56

ズラリと並んだ山靴達。
お疲れさまでした。

10/10 9:56

灯油と薪のダブルストーブ。
小屋の中は暖かい。

10/9 20:26

さて、本日は「ワインの夕べ」。
山小屋らしからぬ素敵なお食事。
ビール、ワイン、シャンパン飲み放題。
次々と追加のお料理も出て来る。

10/10 9:57

ついついワインが進み。
気がつけばオーナーとぼくともう一人。
延々と飲み続け、最後は記憶曖昧。

10/10 10:09

にもかかわらず、4時半起床。
御来光拝むべく、山頂を目指す。

10/10 10:09

赤く染まる岩肌。
ヘッドライト女子と、蓼科山荘。

10/10 10:08

山頂ヒュッテ越し。
東の空が明るくなって来る。

10/10 10:07

岩場で風をよけ。
御来光を待つ。

10/10 10:07

贅沢なモーニングコーヒー。

10/10 10:14

南八ヶ岳、南アルプス。
山肌が浮き上がって来る。

10/10 10:12

キタ!

10/10 10:12

と同時にガスが!
お願い、晴れて!

10/9 20:13

晴れた。
片手で器用にキャッチ。

10/10 10:18

さて、三角点に移動。
岩に霜がおりて、かなり滑る。
気をつけて、ゆっくりと。

10/9 20:13

薄雲に自分の影が映る。
いわゆるブロッケン現象。
神々しいぞ。

10/10 10:21

御嶽、乗鞍、駒ヶ岳。
おなじみのあの歌の通りですね。

10/10 10:18

木曽の御嶽山。
漢方薬のラベルを思い出す。

10/10 10:23

何はともあれ、深呼吸。
青空と太陽のパワーを吸い込んで。

10/10 10:26

3人で記念撮影。

10/10 10:25

赤いなー。

10/10 10:28

キレットに、槍。
クッキリと見えます。

10/10 10:30

4歳のクライマー、ナオタ。
山頂で思うように動けず、涙。

10/10 10:32

霜にかいた「たてしなやま」。

10/10 10:35

では朝ごはん食べに帰ります。

10/10 10:35

あっさごっはん。
あっさごっはん。

10/10 10:37

とろろごはん。
ナメコとタマネギのお味噌汁。
おかわり2杯。

10/10 10:39

ストーブ横で、まったりタイム。
ナオタも帰って来て、しばし遊ぶ。

10/10 10:38

ワニに食べられるナオタ。

10/10 10:38

蓼科山をバックに1枚。

10/10 10:42

では下ります。

...しかしそこは七合目側。
そう、いきなり道間違い。
登り返して30分ほどロス。

10/10 10:41

こっちが正解。
将軍平。

10/10 10:43

赤いものは何でも撮るアカイシさん。
赤谷の文字にも反応。

10/10 10:43

無事下山!
空が青いぜ。

10/10 10:44

駐車場は、車ぎっしり。
路上駐車の列は、かなり下まで伸びてました。

10/10 10:45

ここからは蓼科山が見えない。
それが少し残念。

10/10 11:04

温泉入って、お昼ごはんはお蕎麦。
おなじみ佐久の草笛。
15分ほど待つも、満足の味。

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

SH05A DoCoMo

感想

otkme

アカイシさんとその友人が蓼科山に登るというご相談を受け。
その日程だったら休めますよと伝えたところ、3人で登る事に。

宿泊は蓼科山荘に小屋泊。
この日は「ワインの夕べ」と題して、夕食時ワイン飲み放題だとか。
好きな言葉が「飲み放題」と「酩酊」な身、喜び勇んで山へ。

大河原峠に向かう途中、リスとシカが車の前を横断。幸先がいい。
峠に到着すると、突然ガス。風も出て来て肌寒い。
しっかりと着込んで、クライムオン。

双子山、ガス。まったく眺望なし。
しかし双子池に下りるとパーッと晴れ間。
紅葉も、完全ではないがいい感じ。
のんびりと池の周りをぐるり。

天狗の露地に入り、お待ちかねのコケ撮影。
途中で大岳方面に抜ける場所があるらしいのですが、判らず。
亀甲池で広島から来たというご夫婦に会う、聞けば今夜は蓼科泊だとか。
「では後ほど」と告げ、北横岳の急登を進む。

北横岳も、眺望イマイチ。風強し。
ヒュッテまで下りて、トイレとお昼休憩。
キノコ炒飯おにぎり、美味し。今後は定番化しそう。
再度北横岳を越えて、亀甲池へ。

天祥寺原を抜けて、蓼科山への急登。
ここは前回の縦走時に一番キツかった場所。
しかし、装備が軽くなるだけで、今回はスイスイと登れる。

小屋につき、着替えを済ませ、ストーブ周りで談笑。
持って来たウィスキーチビリチビリ。
夕食は、今まで山小屋で見た事もないような豪華さ。

生ハムメロン、ベーコン、ソーセージ、野菜サンド、チーズにピクルス。
山芋のマリネマスタードソース仕立て、サラダ。牛肉の煮込み温野菜添え。
オードブルは次々追加され、レバーパテやチーズを塗ったバゲットも。

ビール、シャンパン!、赤ワイン数種、最後は白ワインへ。
オーナーと、たまたま同席したアサノさんと3人、最後まで痛飲。
結局あまり記憶のないまま(でも楽しかったのはうっすらと...)布団の中へ。

4時半に目をさまし、準備。外は快晴、満天の星空。
オリオン座とプレヤデスに導かれ、蓼科山頂へ。
ヒュッテに着くと、広島のご夫婦。なるほど、こっちだったのですね。
御来光待ちながらモーニングコーヒー、05:50待望の朝陽、しばし撮影会。
山頂で、初めてのブロッケン現象も体験。360°の眺望に大満足。

山荘で一緒だった、福島から来たナオタくん一家と山頂で合流。
霜が下りた岩で思うように進めないためか、ナオタン大泣き。
「ほらナオタン、いっぱい山が見えるよ、次はどこ登る?」
「もう登らない!」
あらあら、そんな事言わないで。

一足先に下りて朝ごはん、食べていないのぼくらだけでした。すみません。
食後、下りて来たナオタンとしばしゲームとか。もう、すっかり笑顔。

さて下山、山荘の皆さんにご挨拶して、何も考えずスタート。
あれ?眼下に何か湖が... こっちは女神湖方面だ!
慌てて登り返して、再び山荘。
休憩してた方々に笑われながら、再スタート。

無事に下山して車に着くと、後ろの車から元気な声が。
身支度を終えたナオタン一家、これから牧場に行ってキャンプだと。

「ナオタン、また会おうね」
「うん、お山でね!」

震災でお父さんとは離れて住んでいるという一家。
週末は山に出掛けて、めいっぱい一緒に過ごすのだと。

いつかまた、どこかの山でナオタンの笑顔に会いたい。
それまでは頑張って山登りを続けようと思う。