飛龍山へ行こう!
- GPS
- 07:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,663m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
天候 | 曇り ときどき 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【サヲラ峠登山口〜サヲラ峠】 前半は九十九折で高度を上げていきますが、危険な箇所は特にありません。 後半は細い道をトラバース気味に進みます。足を踏み外さないよう足元注意です。 【サヲラ峠〜前飛龍】 前飛龍直下の急登までは歩きやすい尾根道です。岩場の急登だけは要注意。 【前飛龍〜飛龍山】 前飛龍から飛龍権現までは岩尾根です。飛龍権現の分岐から先は鬱蒼と茂った木々をかき分けながら山頂へ。木の根が張って歩きにくいかも。 |
写真
感想
【飛龍山】
秩父側では大洞山と呼ばれ、雲取山からの奥秩父主脈上に位置する標高2077mの山で
ある。
飛龍山、登ってきました。
clioneさんのご厚意により、自家用車で登山口へ送ってもらいました。しかしなが
ら、今回clioneさんは飛龍山には登らないのです。つまり単独登山。
そして、私にはある条件が課せられたのでした。
その条件とは、
○スタートは午前7時
○ランチは下山後にclioneさんと食べる。
と、いうことは…?
仮に13時にランチを想定しても、6時間で往復してこなくてはならないのです。「山
と高原地図」によると往復9時間なんですけど…
ma:「え、飛龍山って大変なんだよ。なめちゃダメだって!」
cli:「大丈夫、masataroさんなら大丈夫♪」
ma:「あ、そう……」
それでも行くと決まったからには、頑張るしかありません。何と言ったって、以前
から登りたかった飛龍山に登る絶好のチャンスですから。
何とかタイムを縮めるべく、荷物は最軽量にし、clioneさんからダブルストックを
拝借して最善を誓ったのでした。早くランチしたいし(笑)
今日の山行は完全に自分との闘いでした。多少のハイペースを黙認し、ひたすら登
る。ただ登る。幸いにして飛龍山への道のりは、私の集中力を妨げるような、素晴
らしい眺めや可憐な花々、大勢のハイカーさんとは無縁であり、静かな山道を淡々
と登ることができました。また、ダブルストックが安定した歩行を生み出し、よい
リズムで歩けたことは間違いないでしょう。
サヲラ峠までの九十九折の道を黙々と登り、サヲラ峠を予定より早い時間で通過。
そこからしばらくは緩やかな傾斜の広い尾根道が続いており、とても気持ちいい場
所でした。本来ならもっとのんびり歩きたいところですが、今日は早足で先を急ぎ
ます。
しかしながら、露岩に飛び出してからの前飛龍までの急登はきつかった。さすがに
ハイペースが足にきているようで、思うように足が進まない。やっとの思いでの前
飛龍到着となりました。前飛龍では…ガスがかかり眺望ゼロ。これは先を急げとい
うことなのですね。
そう悟った私は早々に休憩を切り上げ、飛龍山山頂へ歩を進めたのでした。
そしてAM11:00、ついに飛龍山山頂へ。前飛龍から飛龍山山頂までがまた思いのほか
長かった。途中で道を間違えたかと思ったほどです。
さて…本来は休憩がてら、山頂でコーヒーを一杯といきたいところなのですが、今
日は写真を撮ってすぐ下山です。clioneさんが麓でまだかまだかとランチを待って
いますから。
上りに要した時間、約4時間。さて、下りに要する時間は?
まあ、3時間とすると下山は14時。仕方のないところでしょうか。
下りは来た道を戻るだけなので、道に迷いがないぶん楽でした。ところが、やはり
これだけ無理をして何事もなく済むはずはなかったのです。サヲラ峠を過ぎたあた
りから右ひざに違和感が…症状は初めてのものではなく、膝を酷使しすぎたときに
出るものなのでそんなに心配はないのですが、ここでペースダウンを余儀なくされ
ました。休んで歩く、休んで歩くを繰り返して何とか下山にこぎつけたのです。そ
してそのときの時刻は14時。
まあ、今の自分はこの辺が限界なのでしょう。自分に「よく頑張った」と言ってあ
げたいです(笑)
下山後、clioneさんと合流して遅めのランチとなりました。clioneさんは三窪高原
散策(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-140057.html)
で元気いっぱい、masataroさんは飛龍山でぐったり。
いつもと立場が逆転してしまいました(苦笑)
「自分の限界に挑戦!」みたいなのは、しばらくは遠慮したいです。ハハハ…
〜おわりに〜
飛龍山は山頂こそ寂しいですが、私の期待に応えてくれるいい山でした。名前とい
い、山容といい、登山道といい、私の好きな山の一つであることは間違いありませ
ん。またガッツリ登りたくなったら来たいと思います。
おしまい!
コメント
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こんにちは。
展望が無くて残念でしたね。なんだか、飛龍山の東は雲、西は晴れていたみたいです。9時頃まで、西側は快晴だったんですが....。私も飛龍山の辺りでは、もうガスが出てました。
それにしても、速いですねー。
a tomさんのレコ、いつも興味深く拝見しております。
今回の将監小屋のやり取りは面白かったです
そうみたいですね!
飛龍山の西側は晴れていたのですよね。
clioneさんが行った三窪高原も晴れてましたし、a tomさんの画像も快晴だったので、そういうことかと。
でも今回はもともと景色を眺める時間があまりなかったので、気にしてません。
速いと言われると単純にうれしいですが、かなり無理をしましたからね。
当分はのんびり登山をしようと思います。
飛龍山お疲れさまでした!
私ははじめて聞く山ですが素敵な登山道ですね
今回は??
何か自分に対し、命を与えたのでしょうか
私もレコにはありませんが丹沢でやったことがあります。
大倉〜蛭ピストンのタイムアタック
何故やりたくなったかは不明ですがなんとなくでしょうかね
たまには厳しい山行を課すのも良いですが、やっぱり
基本はのんびりがいいですよね〜。
己に勝つ! お疲れ様でした
fall
fallさん、どうもです
私に命を与えたのはclioneさんなのです
私は飛龍山に登りたいとは言いましたが、決してタイムアタックをしたいとは言ってません
ただ、飛龍山はclioneさんが登りきる自信がないということで単独行となり、その後、「お昼は別々じゃあ楽しくないよね〜」という話になって、このような展開になってしまったのです
でも、山を歩くようになって体力の向上が目に見えてわかってくると、自分の限界を試したくなることがあるのも事実です。
今回はそんなタイミングだったということで
大倉〜蛭ヶ岳ピストンのタイムアタックなんて本当ですか
fallさんの底知れぬ体力に脱帽です
己に勝てましたかねぇ?分かりません
masataroさん、お疲れ様でした
いつもご一緒の相方、clioneさんと別行動とはお珍しい
でもさすが、ランチはご一緒なんですね
飛龍山、自分も少々気にはなっているのです
距離的にも近いし・・・
行く時には参考にさせて頂きますね
timothyさん、午前4時ですか。お早いですね
確かに今回は初の同日別行動でした
clioneさんが体調に不安があったようなので…
山は体調万全でないと危険ですからね
そう、私は知名度の低い飛龍山をもっとPRせねばと思っていたのです
登り応えがあって、静かな山行を楽しめるよい山ですよ〜
timothyさんなら楽々登れるのでは
masataroさん、こんばんは!
ukkysuzと申します。
clioneさんとmasataroさんのやり取りレコがとても楽しく、度々お邪魔させて頂いております。
飛龍山良いですね!
いづれのルートでも日帰りはキツイでしょうが、かなりの短縮タイムで降りて来られましたね!
素晴らしいです。
masataroさんは初ダブルストックですか?
かなり有効なのでしょうかね?…自分はまだ未経験なのですよ。
『自分の限界に挑む』、良いですねぇ
たまにはそんな山歩きもしてみたいですな
では失礼しました。
初コメントありがとうございます!
飛龍山は自分の求めている理想の山にかなり近いかもしれませんね。
整備された登山道に登り応えのある距離と標高差。
その上、人が少ないというのがとてもイイのです
毎回はやりたくないですが、たまには『自分の限界に挑む』みたいのがあってもいいかなぁと
ダブルストックは岩場では邪魔ですが、整備された登山道ではものすごく役立つことが分かりましたよ
拙いレコですが、これからもよろしくお願いします。
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