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Yamareco

記録ID: 140629
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

黒姫山 山頂付近は紅葉見頃近し

2011年10月09日(日) [日帰り]
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YAMA555 tonbou その他6人
GPS
10:00
距離
11.6km
登り
1,362m
下り
1,388m

コースタイム

コースタイム:10時間(ゆっくりペースです)
ロッヂこまづめ6:00→スキー場6:05→望湖台6:45→姫見台8:20→腰見尾根9:10→黒姫乗越10:00→10:35七つ池(昼食)11:00→峰ノ大池11:15→陵線分岐11:45→12:15黒姫山頂12:25→表登山道分岐12:35→日ノ出石14:15→しなの木15:00→町民の森16:00
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
●小泉山道(スキー場〜黒姫乗越)
スキー場はただいまコスモス園となっており、見頃は過ぎた感がありますがまだまだキレイでした。8時から下の方のリフトが動くようです。
望湖台までは緩やかなでしたが、ここから先姫見台までは急登が続きます。姫見台までは斑尾の展望が素晴らしいです。
姫見台からは少し山頂が見えますが、展望はほとんどありません。腰見尾根看板まではほぼ平らで山を巻いていく感じです。この付近は紅葉が始まっていました。
小泉山道は一気の直登です。展望はほとんどありませんが、たまに枝越しに妙高、火打が見えます。

●黒姫乗越〜七つ池〜黒姫山頂
黒姫乗越で山頂方面と七つ池方面で分岐します。今回は七つ池に向かいました。樹林帯の緩やかな下りから平らな道になってくるとオオシラビソの樹林が見えてきます。その先すぐに笹原が広がり七つ池が見えてきます。
七つ池は擂鉢型の御巣鷹山(小黒姫)を見ながらユックリと休憩できる箇所です。
少し先に峰ノ大池があり、少し戻って石の多い登山道を登っていくと陵線分岐にでます。
陵線にでるとようやく展望が開け飯縄山が目の前に見えます。少しずつ高度を上げていくと高妻、戸隠が見え、遠くに北アルプスの姿も確認できます。
山頂には祠がありますが、道標が見当たりませんでした。
枝が少し邪魔ながら妙高、火打、焼山も見えます。

●表登山道
山頂から表登山道に向かう陵線は樹林帯に入ってしまいほとんど展望はありません。分岐も看板があり分かりやすいかったです。
分岐から日ノ出石までは、急な登山道が続きます。日光が入りづらいのか湿っており登山道に散在する石、木の根が滑りやすく慎重に下る必要がありました。
七曲りに入ると緩やかな登山道になってきます。
町民の森には、登山ポスト、トイレありました。

●温泉
ホテルアスティくろひめにて汗を流しました。
シャンプー、リンス、サウナ、ドライヤー、貴重品ロッカー有り。
露天風呂はありませんがガラス越しに妙高の展望が素晴らしいです。
登りはじめに妙高山が大きく見えます。
なかなかカッコイイ姿ですね。
登りはじめに妙高山が大きく見えます。
なかなかカッコイイ姿ですね。
日の出です。昨日登った斑尾山と一緒に。
日の出です。昨日登った斑尾山と一緒に。
取り付きはスキー場から。ちょうどコスモス園の中を通ります。
取り付きはスキー場から。ちょうどコスモス園の中を通ります。
秋も観光客が訪れるようスキー場も工夫してますね。
秋も観光客が訪れるようスキー場も工夫してますね。
黒姫高原開発の碑。
黒姫高原開発の碑。
コスモスと黒姫山。
コスモスと黒姫山。
コスモスはピークは過ぎていた感じですが、見事でした。
コスモスはピークは過ぎていた感じですが、見事でした。
登り始め30分くらい。雲海と斑尾山キレイです。
登り始め30分くらい。雲海と斑尾山キレイです。
雲海を通して木漏れ日が幻想的。
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雲海を通して木漏れ日が幻想的。
スキー場歩きは展望があっていいですね。
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スキー場歩きは展望があっていいですね。
望湖台に到着。湖を望む場所ですが、野尻湖は雲海の中。
望湖台に到着。湖を望む場所ですが、野尻湖は雲海の中。
だんだんと雲海も切れてきます。
だんだんと雲海も切れてきます。
姫見台に到着。見台と冠した名前に期待していましたが、展望はほぼ無いです。
姫見台に到着。見台と冠した名前に期待していましたが、展望はほぼ無いです。
姫見台を過ぎると色づく木々が目立ってきました。
姫見台を過ぎると色づく木々が目立ってきました。
黄葉した森。
腰見尾根に到着。いよいよここから急登が続きます。
腰見尾根に到着。いよいよここから急登が続きます。
黒姫乗越に到着。ここから少し下って七つ池に向かいます。
黒姫乗越に到着。ここから少し下って七つ池に向かいます。
オオシラビソの樹林を抜けると天国が舞ってました。
オオシラビソの樹林を抜けると天国が舞ってました。
御巣鷹山(小黒姫)と笹原。
御巣鷹山(小黒姫)と笹原。
池溏が何個も点在しています。
池溏が何個も点在しています。
七つ池から先に行くと峰ノ大池に到着。
七つ池から先に行くと峰ノ大池に到着。
峰ノ大池から少し戻り、30分登ると陵線分岐に出ます。
峰ノ大池から少し戻り、30分登ると陵線分岐に出ます。
陵線に出るとようやく展望が広がります。
向かいは飯縄山。
陵線に出るとようやく展望が広がります。
向かいは飯縄山。
高妻山〜戸隠方面が良く見えます。
その奥に小さいながら北アルプスも見えました。
高妻山〜戸隠方面が良く見えます。
その奥に小さいながら北アルプスも見えました。
最後の登りは大渋滞。
最後の登りは大渋滞。
山頂の祠。道標は探しましたがありませんでした。北信五岳なのになんで?
山頂の祠。道標は探しましたがありませんでした。北信五岳なのになんで?
山頂からは木が邪魔ながらも妙高、火打、焼山が並んで見えます。
山頂からは木が邪魔ながらも妙高、火打、焼山が並んで見えます。
危うく見逃しそうだった三角点。
危うく見逃しそうだった三角点。
戸隠方面のギザギザが良くわかります。
戸隠方面のギザギザが良くわかります。
表登山道分岐へ向かう陵線歩き。
こちらは展望がほとんどありません。
下に今通ってきた七つ池が見えます。
表登山道分岐へ向かう陵線歩き。
こちらは展望がほとんどありません。
下に今通ってきた七つ池が見えます。
分岐に到着。分かりやすい場所に看板があります。
分岐に到着。分かりやすい場所に看板があります。
ひたすら下っていくと日の出石に到着。
展望はありません。
イヤーここまでの登山道は急で湿っていていやらしかったです。
ひたすら下っていくと日の出石に到着。
展望はありません。
イヤーここまでの登山道は急で湿っていていやらしかったです。
暫く下ると七曲上の看板があります。
ここから九十九降りで緩やかな登山道になります。
暫く下ると七曲上の看板があります。
ここから九十九降りで緩やかな登山道になります。
ようやく七曲も終わり。
ようやく七曲も終わり。
長かった黒姫山も終了。町民の森に到着。
長かった黒姫山も終了。町民の森に到着。
町民の森に登山ポストあります。
町民の森に登山ポストあります。

感想

斑尾山登頂から一夜明け、いよいよ北信五岳最後の一岳となった黒姫山。
今回はコースの融通がきくため、異なる登山口を使い登りは宿のすぐ近くのスキー場登山口を利用、下山は表登山道を使い町民の森に下りてくることにしました。晴天で絶好の登山日和となりました。

早朝5時起床、宿の計らいで5時30分に朝食を頂き、日ノ出と共に出発。陽光を受け明るくなる黒姫山に向かって歩を進める。
スキー場にはコスモスが咲き、最初の15分程度は厳しいコースタイムを忘れしばし写真を撮った。

今回最も印象的だったのは山頂ではなく、七つ池付近の笹原。今回使った黒姫山の登山道の8割がたは樹林帯で展望がない中、いきなりパッと開けた笹原の七つ池は別天地だった。御巣鷹山のすり鉢型の姿も見事で、黒姫ピーク方面は紅葉が進んでおり、下は青々とした笹原に点在する岩と池溏。せっかく登ったら是非足を運んでもらいたい場所だ。

山頂は開けていて展望はあるが、北信五岳の中では飯縄、戸隠、妙高の展望が素晴らしかった。道標がないのも残念でならない。
黒姫山の東斜面の登山道は結構急登が多く、その標高差も1000mを越え百名山にも劣らない厳しさで登り応えのあった。

これで北信五岳を全て登ったわけだが、山頂から見えた焼山は是非登ってみたいと思ったものだ。

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