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Yamareco

記録ID: 140716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

真教寺尾根よりキレット回り 〜赤岳・権現岳〜

2011年10月08日(土) ~ 2011年10月09日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
33:49
距離
29.3km
登り
2,321m
下り
2,890m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●10/8
[6:43 美し森駐車場発]-[7:22 羽衣池]-[8:32 賽ノ河原]-
[9:43 牛首山山頂(約16分休憩) 9:59発]-[13:52 真教寺尾根分岐点]-
[13:56 赤岳山頂]-[14:29 真教寺尾根分岐点]-[15:58 キレット小屋着]

●10/9
[6:28 キレット小屋発]-[8:38 権現岳山頂(約7分写真撮影) 8:45発]-
[8:53 権現小屋(約17分休憩) 9:10発]-[10:17 青年小屋(約53分休憩&水分補給) 11:10発]-
[11:40 編笠山山頂]-[12:50 押手川]-[13:19 雲海展望台]-
[13:56 観音平(約5分休憩) 14:01発]-[16:07 小淵沢駅着]
天候 ●10月8日 晴れのち曇り

●10月9日 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
・美し森に駐車場あり

・小海線 小淵沢→清里 320円

・清里ピクニックバス 1回乗車 300円
コース状況/
危険箇所等
【美し森→羽衣池】
ハイキングコースになっているので、
整備されていて歩きやすいです。

【羽衣池→牛首山】
前半は笹が深い場所がありますが、
トレースもしっかりており歩きやすいです。
後半2,000mを越えた付近から
岩が少し多い急坂になります。

【牛首山→赤岳山頂】
暫くはアップダウンが少なく、
尾根道を軽快に歩けます。
中盤から少しづつ傾斜がきつくなり始め、
簡単なクサリ場が出てきます。
そして更に進むと真教寺尾根の核心部分、
傾斜のきついクサリ場が始まります。
三点支持をしっかりと守り登らないと
かなり危険です。
かなり長いクサリ場を何箇所も登っていくと、
キレットからの道に合流します。
合流してからも岩場が連続するので要注意です。
そして、文三郎尾根からの道と合流し
階段を2箇所登るといよいよ赤岳山頂に到着です。

【赤岳山頂→キレット小屋】
真教寺尾根を登ってきた場所まで戻り、
標識に従いキレットまで降ります。
まずは階段から始まり、
足場の悪い岩場を下っていきます。
その後階段やクサリ場が連続するので
慎重に通行してください。
途中バリエーションルートの天狗尾根が
合流してくる場所がありますが、
明らかに道が違うので間違う事は無いと思います。
その後ルンゼ上部に到着。
そこから先は岩にペンキでルートが書いてあるので
それに従い進んでいきます。
ルンゼ内はガレていて足場がとても悪い上
傾斜が急なので、下る場合は特に注意です。
延々と下るとハイマツ帯になり歩くのが楽になります。
しばらく進むとキレット小屋に到着です。

【キレット小屋→権現岳山頂】
出だし暫くは傾斜の緩やかな道を進みます。
ツルネ北峰と南峰を越え、
旭岳の登りに入ると岩場が出てきます。
クサリの無い岩場の登りや下り、
足元の不安な斜面をクサリで確保しながら
トラバースしたりと気が抜けない場所が多いです。
とても長い階段まで行くと権現岳はもうすぐです。
階段を登りクサリ場を登ると権現小屋の上に出ます。
そこから三ッ頭方面へ少し行くと権現岳山頂です。

【権現岳山頂→権現小屋→青年小屋】
権現小屋へは山頂に来た道を戻り、
少し下るとすぐ小屋に着きます。
小屋が見えているので迷うことはないでしょう。
権現小屋を出発すると、ギボシまで少し登り返しがあります。
そのまま進むとギボシを巻いて下っていきます。
ギボシに寄りたい場合は、道を少し外れ登ることができます。
ギボシを巻き、下っていくとクサリ場が連続で出現します。
足元も良くないので通行注意です。
また、道が狭いのですれ違う際も注意して下さい。
クサリ場を数箇所通過すると、ガレた九十九折れの道になります。
ここも傾斜がきつい場所が多いです。
そしてハイマツ帯の道から森林になり青年小屋に到着です。

【青年小屋→編笠山山頂】
出だしは大きい岩がゴロゴロした場所を登っていきます。
岩にペンキでルートを書いてあるので、それに従い進みます。
その先背の低い森林帯の道になります。
八ヶ岳特有の大きな石と土の道です。
暫く登ると編笠山山頂に到着します。

【編笠山山頂→押手川→雲海展望台】
押手川まではかなり急坂です。
大きな石などが多く、段差がきつい場所がかなりあります。
押手川より先も大きな石がゴロゴロした沢のような道を
歩いていきます。
長々と歩くとあたりが少し開け、雲海展望台に到着です。

【雲海展望台→観音平】
笹の中の道を下ります。
傾斜は多少緩やかになり歩きやすくなります。
平坦で少し広い道に出ると観音平はもうすぐです。

【観音平→小淵沢駅】
最初はハイキングコース下っていきます。
ヒカリゴケ自生地を過ぎると、
笹が深くトレースが少しわかりづらい場所があります。
その後直線の道を下っていき右に折れ、
観音平からの公道に合流します。
右に折れる場所ですが、最初林道が出てきて
直線に下る道と林道の分岐っぽくなります。
どちらに進んでも公道に出ることは出来るみたいです。
あとは、地図のルート通りに公道や林道みたいな場所を歩き
小淵沢の駅に到着です。


●キレット小屋 1泊2食付 7,800円

●下山後の入浴施設
 清里にある『天女の湯』750円

●食事処
 清里の萌木の村にあるレストラン『ROCK』
 カレーがリーズナブルで美味しいです。
 他にもビールなど色々あります。
ここからはじまりです。
2011年10月10日 15:29撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:29
ここからはじまりです。
かなり色がついてきてますね。
2011年10月10日 15:30撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 15:30
かなり色がついてきてますね。
霜が…。
2011年10月10日 15:30撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:30
霜が…。
奥秩父方面もうっすらと。
2011年10月10日 15:30撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:30
奥秩父方面もうっすらと。
う〜ん、雲をかぶってますね。
2011年10月10日 15:31撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:31
う〜ん、雲をかぶってますね。
最初は楽な遊歩道歩き。
2011年10月10日 15:32撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:32
最初は楽な遊歩道歩き。
惹かれますが…
早朝なのでやってません。
2011年10月10日 15:32撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:32
惹かれますが…
早朝なのでやってません。
階段を暫く登ります。
2011年10月10日 15:33撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:33
階段を暫く登ります。
羽衣池到着。
2011年10月10日 15:33撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:33
羽衣池到着。
ここからが始まりです。
2011年10月10日 15:34撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:34
ここからが始まりです。
一直線で木が無いのは
なんでだろう?
2011年10月10日 15:35撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:35
一直線で木が無いのは
なんでだろう?
あ…リフトが。
なんかガッカリ。
2011年10月10日 15:37撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:37
あ…リフトが。
なんかガッカリ。
賽ノ河原から。
これから登る山々を
一望できます。
※原寸でご覧下さい。
2011年10月08日 08:33撮影
10/8 8:33
賽ノ河原から。
これから登る山々を
一望できます。
※原寸でご覧下さい。
まだまだですなぁ…。
2011年10月10日 15:39撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:39
まだまだですなぁ…。
清里方面。
今日は富士山が見えません。
2011年10月10日 15:41撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:41
清里方面。
今日は富士山が見えません。
牛首山到着。
2011年10月10日 15:41撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:41
牛首山到着。
近づくにつれ
迫力を増す赤岳。
2011年10月10日 15:43撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
2
10/10 15:43
近づくにつれ
迫力を増す赤岳。
牛首山を振り返り。
かなり登ってきました。
2011年10月10日 15:46撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:46
牛首山を振り返り。
かなり登ってきました。
真教寺尾根と
県界尾根がよく見えます。
2011年10月10日 15:47撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:47
真教寺尾根と
県界尾根がよく見えます。
始まった!
2011年10月10日 15:49撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:49
始まった!
とにかくクサリ!
2011年10月10日 15:50撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:50
とにかくクサリ!
そしてまたクサリ!
2011年10月10日 15:50撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 15:50
そしてまたクサリ!
振り返るとかなり
高くなったのがわかります。
2011年10月10日 15:52撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:52
振り返るとかなり
高くなったのがわかります。
飽きずにクサリ!
2011年10月10日 15:52撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:52
飽きずにクサリ!
まだまだクサリ!
2011年10月10日 15:52撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:52
まだまだクサリ!
もっとクサリ!
2011年10月10日 15:52撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:52
もっとクサリ!
お隣の県界尾根も
なかなかハードそうだな…。
2011年10月10日 15:53撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:53
お隣の県界尾根も
なかなかハードそうだな…。
向こうはバリエーションルートの
天狗尾根。
本日も登っている方がいました。
2011年10月10日 15:53撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:53
向こうはバリエーションルートの
天狗尾根。
本日も登っている方がいました。
終わりはまだ…?
2011年10月10日 15:53撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:53
終わりはまだ…?
ああ…やっと登りきった。
ところで
『手もと 足もと』看板は
要所要所にあります。
2011年10月10日 15:54撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 15:54
ああ…やっと登りきった。
ところで
『手もと 足もと』看板は
要所要所にあります。
もうツララが出来てました。
2011年10月10日 15:54撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:54
もうツララが出来てました。
うっすら赤岳。
2011年10月10日 15:55撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:55
うっすら赤岳。
山頂に到着。
二回目です。
2011年10月10日 15:57撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:57
山頂に到着。
二回目です。
さて今度はキレットへ。
2011年10月10日 15:57撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:57
さて今度はキレットへ。
かなり下りそうですね〜。
2011年10月10日 15:57撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:57
かなり下りそうですね〜。
阿弥陀ですね。
2011年10月10日 15:59撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 15:59
阿弥陀ですね。
イヤな感じの道です。
2011年10月10日 16:00撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:00
イヤな感じの道です。
あっちが天狗尾根。
行ける気がしない…。
2011年10月10日 16:00撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:00
あっちが天狗尾根。
行ける気がしない…。
こちらもクサリ多めです。
2011年10月10日 16:01撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:01
こちらもクサリ多めです。
なんか強烈に下りそうだ…。
2011年10月10日 16:02撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:02
なんか強烈に下りそうだ…。
なかなか足元不安定です。
2011年10月10日 16:02撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:02
なかなか足元不安定です。
キレット方面に光が。
頑張っていくぞ〜。
2011年10月10日 16:03撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:03
キレット方面に光が。
頑張っていくぞ〜。
なんか光の差し方が
綺麗だな〜。
2011年10月10日 16:03撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
2
10/10 16:03
なんか光の差し方が
綺麗だな〜。
綺麗な光の素は
あの太陽。
2011年10月10日 16:04撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:04
綺麗な光の素は
あの太陽。
かなり急でガレガレ。
登る方が楽かも。
2011年10月10日 16:04撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:04
かなり急でガレガレ。
登る方が楽かも。
まだ終わらない…。
2011年10月10日 16:05撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:05
まだ終わらない…。
あのクサリ…
あまり役に立たなかった
気がする…。
2011年10月10日 16:05撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:05
あのクサリ…
あまり役に立たなかった
気がする…。
ご覧の通り
ガレガレです。
2011年10月10日 16:05撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:05
ご覧の通り
ガレガレです。
やっと終わりかぁ…。
2011年10月10日 16:06撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:06
やっと終わりかぁ…。
雲がかなり多くなりました。
2011年10月10日 16:06撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:06
雲がかなり多くなりました。
よく下ってきたなぁ。
2011年10月10日 16:07撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:07
よく下ってきたなぁ。
小屋で一安心。
2011年10月10日 16:07撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:07
小屋で一安心。
夕食のカレーです。
おかわり自由だったので
食べすぎました。
2011年10月10日 16:08撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:08
夕食のカレーです。
おかわり自由だったので
食べすぎました。
翌朝、今日は富士山も
見えますね。
2011年10月10日 16:24撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
2
10/10 16:24
翌朝、今日は富士山も
見えますね。
部屋から朝日。
2011年10月10日 16:24撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:24
部屋から朝日。
中央アルプス、
御嶽山が良く見えます。
2011年10月10日 16:25撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:25
中央アルプス、
御嶽山が良く見えます。
雲海ですね。
2011年10月10日 16:26撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:26
雲海ですね。
手前は旭岳ですね。
2011年10月10日 16:27撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:27
手前は旭岳ですね。
綺麗な雲海。
2011年10月10日 16:28撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:28
綺麗な雲海。
もひとつ雲海。
2011年10月10日 16:28撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
3
10/10 16:28
もひとつ雲海。
向こうは諏訪湖?
2011年10月10日 16:30撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:30
向こうは諏訪湖?
これは…積雪?
昨日の夜少し雨が
降っていたみたいだしなぁ。
2011年10月10日 16:30撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:30
これは…積雪?
昨日の夜少し雨が
降っていたみたいだしなぁ。
はい!有名な権現岳直下の
長い階段です。
2011年10月10日 16:32撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:32
はい!有名な権現岳直下の
長い階段です。
階段を登りきっての
ショット。
素晴らしい!
2011年10月10日 16:33撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
3
10/10 16:33
階段を登りきっての
ショット。
素晴らしい!
権現岳山頂。
思ったより
こじんまり。
2011年10月10日 16:35撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:35
権現岳山頂。
思ったより
こじんまり。
権現岳山頂から
赤岳方面。
2011年10月10日 16:36撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
2
10/10 16:36
権現岳山頂から
赤岳方面。
権現小屋にもツララが。
2011年10月10日 16:38撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:38
権現小屋にもツララが。
青年小屋と編笠山です。
2011年10月10日 16:38撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:38
青年小屋と編笠山です。
ギボシより赤岳方面。
ここで、この風景は
見納めでしょうか?
2011年10月10日 16:39撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:39
ギボシより赤岳方面。
ここで、この風景は
見納めでしょうか?
またもやクサリ場。
2011年10月10日 16:40撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:40
またもやクサリ場。
クサリ無しでは
語れません(?)。
2011年10月10日 16:41撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:41
クサリ無しでは
語れません(?)。
なかなかクサリが
終わりませんな。
2011年10月10日 16:41撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:41
なかなかクサリが
終わりませんな。
なかなか凄い。
2011年10月10日 16:42撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:42
なかなか凄い。
青年小屋。
別名『遠い飲み屋』。
2011年10月10日 16:43撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:43
青年小屋。
別名『遠い飲み屋』。
編笠山山頂です。
2011年10月10日 16:45撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:45
編笠山山頂です。
茅野方面が良く見えます。
2011年10月10日 16:46撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:46
茅野方面が良く見えます。
今年もありがとー!
八ヶ岳。
2011年10月10日 16:46撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:46
今年もありがとー!
八ヶ岳。
編笠山から
一気に下ります。
2011年10月10日 16:47撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:47
編笠山から
一気に下ります。
途中で直角に折れます。
2011年10月10日 16:48撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:48
途中で直角に折れます。
押手川。
水は見当たりませんでした。
2011年10月10日 16:49撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:49
押手川。
水は見当たりませんでした。
雲海展望台。
足早に去ります。
2011年10月10日 16:50撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:50
雲海展望台。
足早に去ります。
そして観音平。
まだ終わりではない…。
2011年10月10日 16:50撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:50
そして観音平。
まだ終わりではない…。
すっごい直線の下り。
2011年10月10日 16:51撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:51
すっごい直線の下り。
小淵沢駅に行く途中に
見かけたお馬さん。
2011年10月10日 16:51撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:51
小淵沢駅に行く途中に
見かけたお馬さん。
八ヶ岳はもう雲の中ですね。
2011年10月10日 16:51撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:51
八ヶ岳はもう雲の中ですね。
やっと小淵沢だぁ〜。
2011年10月10日 16:52撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
10/10 16:52
やっと小淵沢だぁ〜。
ROCKのビーフカレーです。
お値段980円。
2011年10月10日 16:52撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:52
ROCKのビーフカレーです。
お値段980円。
同じく、
ベーコンカレー。
お値段1,280円。
2011年10月10日 16:53撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
1
10/10 16:53
同じく、
ベーコンカレー。
お値段1,280円。
ついでにアイスも。
意外とボリュームがあり
お腹いっぱいでした。
2011年10月10日 16:53撮影 by  PENTAX K-7, PENTAX
2
10/10 16:53
ついでにアイスも。
意外とボリュームがあり
お腹いっぱいでした。
撮影機器:

感想

多分今年最後であろう三連休。
泊まりで登山出来る今年最後のチャンス。
どこに登ろうかと思案した結果、
少し背伸びをして難関と言われる真教寺尾根に
チャレンジすることを決心しました。
そしてまだ行ったことのない
権現岳を回るルートを歩くことにしました。

ただ登山口と下山口の場所がかなり離れているのが悩み所。
なので、美し森の駐車場に車を停めそこから登り、
下山後は小淵沢駅から小海線で清里まで。
そして清里駅からは清里を周回している、
ピクニックバスで美し森まで戻る。
少し時間制限のある行程です。

早朝、美し森の駐車場に到着したものの
寝不足ですぐには動けないコンディション。
仮眠し少し遅れ気味に出発です。
10月に入ると清里も流石に寒く、
木道には霜が降りていました。
しかし、多少寒くても動き出せばすぐに暑くなる、
寒い冬に登山をしても結構汗をかく私です。

羽衣池まではゆるやかなハイキングコース。
以前歩いたことがあるので難なく進みます。
そして羽衣池から先は…ここからがチャレンジです。
以前池まで来たときは、登りたいけれど無理なんだろうなぁ…
と羨ましく見た『←牛首山・赤岳』という標識を
通過していきます。

暫くはあまり調子が上がらず少し頭がフラフラするので、
エネルギー不足か?と思い小休止して行動食を口に。
その後調子が上がり順調に登ります。
登っていると右手になにやら人工物が…。
デカデカとそびえるスキー場のリフトが出現!
ここまで、それなりに登ってきた労力を
一瞬で否定された感じで少し興ざめ。
なんだかなぁ…と思いつつ進むと賽ノ河原へ到着。
賽ノ河原はとても開けていて、これから登る
牛首山・赤岳がよく見えます。
『これからあそこまで行くのか〜』と
先の長い行程に、不安感と期待感が混じります。

牛首山までは樹林帯歩きなので、
あまり景色が見える場所もなく登りに専念します。
そして牛首山山頂で明日登るであろう
権現岳の姿を確認し、更に先へ進みます。
その後暫くは平坦な尾根道だったのですが、
進むにつれ徐々に勾配が急になり、
簡単な岩場やクサリ場も現れます。
そろそろ『アレ』が来るのか?という気持ちで
急な坂を登り続けると、その『アレ』が姿を現します。

見上げるような急な岩場に1本垂れ下がるクサリ。
遂に真教寺尾根の核心部分の始まりです!
『おお〜きたきた♪』とテンションが上がりつつも、
気分を落ち着けて岩場を登っていきます。
そんな感じで岩場を楽しく登っていたのですが、
いかんせん長すぎました。
かなり登ってもまだまだ終わらず、
いつまで登るんだろコレ?と少し疲れてきます。
そうこうしているうちに、やっと真教寺尾根分岐点に到着。
その先の岩場を進んで赤岳へ登頂です。

ようやく赤岳山頂に来たものの、
ここまででかなり時間を使ってしまったので
のんびりする間も無くキレット小屋への下降を開始します。
真教寺尾根分岐点まで戻り、そこからハシゴを降りてスタート。
前半はクサリ場やハシゴの連続、
後半はガレガレで足元がとても不安定なルンゼを下降。
真教寺尾根に負けず劣らず気の抜けない場所でした。
キレット小屋にはギリギリ16時前に到着。
どうにかこうにかです。

この日キレット小屋ではもうすぐ小屋を閉めてしまうため
『キレット祭り』なるものが催されていました。
鍋やお酒などが振舞われていて、
到着して一息つくとすぐに食堂へ。
最初はお酒といくつか料理を頂きつつ、
暫くすると小屋のご主人がマキでご飯を炊いて
カレーが食べ放題になります。
ちなみに祭りなのでお酒の方も飲み放題。
同じテーブルに座った方と少し飲みながら色々な話をします。

キレット小屋は権現岳か赤岳を越えてこなければならず、
長い距離を歩かないと来ることが出来ない場所なので
自然と山に慣れた方が多く集まるのでしょうか?
周りは経験豊富な方々ばかり、
色々と面白い話やどこの山が良い!という話を
沢山聞かせてもらいました。

またキレット小屋のご主人がなかなか面白い方でした。
また来年もキレット小屋に来たくなってしまいました。
ちなみに、冬場は本沢温泉の方にいらっしゃるみたいです。

山で泊まると疲れているのか自然と
早寝、早起きになります。
20時前には寝てしまい、5時頃に起きます。
朝食を食べ身支度をして、権現岳へ向け出発です。
この日は思った程寒くなく、出だしも快調。
岩場、クサリ場を順調にクリアし
いよいよ権現岳直下にある、噂の長い階段が出現です。
慎重に、しかし少し怖いのでなるべく速く登ります。

前日キレット小屋で一緒になった方が
言っていたことがありました。
『階段を上がったら赤岳を見てください。本当に赤いですよ。』
その言葉を覚えていたので階段を登り終えて、
まず赤岳の方に視線を移します。
あ!確かに!それにとても良い風景!
赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳が並ぶ
この風景は初めて見たので少し感動ものでした。

権現小屋上の分岐から三ッ頭方面に少し歩くと
権現岳の山頂に到着します。
山頂はかなり狭く写真を撮るのも少し順番待ち。
少し写真を撮りすぐに権現小屋まで下ります。
権現小屋で小休止をして次は青年小屋へ。
青年小屋への下りもクサリ場、
ガレ場ありと気が抜けない場所の連続。
小屋に到着するまでなかなか大変でした。

青年小屋で休憩、水分補給をしてから今度は編笠山へ。
編笠山は難なく登頂し、そこから観音平への下山がスタートです。
最初はとにかく急勾配がずっと続きます。
とにかく下っていくしかなく、無心に足を動かします。
押手川から雲海展望台と長い長い下りを一気に下り、
勾配がかなり緩やかになった頃、ようやく観音平に到着します。

普通ならばここで安心できるのですが、
タクシー代を節約ということで小淵沢駅まで下ります。
観音平での休憩は少しにして出発。
長い長い公道歩きです。
途中タクシーが通りかかったら
迷わず乗っていたと思うのですが、
通りかかることもなく自分の足のみで駅まで行きます。
そしてなんとか電車に間に合う時間に到着。
ここまで来て、ようやく安心することが出来ました。
最終的に美し森駐車場到着は18:10分頃。
長い長い山行がようやく終了しました。

もしかしたら今年最後の八ヶ岳だったかもしれない今回。
真教寺尾根コースを歩けたのはとても満足でした。
しかし、横岳には今年も行けず終いなのが心残り…。
来年こそ横岳へ、今度は県界尾根で登ろうかと思います。
あとは…キレット小屋にまた行きたいなぁ。

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コメント

遅くなりました
こんにちは

前から見ていたのですが、なかなかコメントする時間がなく遅くなりました


いきなりのミルクロールケーキ・・・自分は、間違いなくそっちに行きそうです

とても詳細に書かれていますね。
いつもながら、usagreatさんのレコは参考になります。

今回の目的の真教寺尾根〜赤岳〜キレット小屋・・・
今回の核心部ということもあり、文章も詳細になっており、読んでいるだけでも緊張感が伝わってくるようです。
それと・・・
やはり岩場大好きのs-onoにとっては、行きたい場所の1つとなりました

今年は行けませんが、来年の楽しみに取っておきます。
きっとアドレナリン出まくりの山行になるのだろうな〜
と思っています

来年は、真教寺尾根〜赤岳〜キレット小屋の山行、あとは硫黄岳の爆裂火口を見に行きたいと考えています。
2011/10/18 12:52
こんばんは、s-onoさん
コメントありがとうございます。

私も他のユーザーの方のレコを拝見して
参考にさせてもらっているので、
同じように誰かの参考になれば…と思い
なるべく分かり易く、
かつ詳細に書くように心がけています。
少しでもs-onoさんの参考に
なれたようなので良かったです

出だしでロールケーキに生チーズケーキという
美味しそうな誘惑があるものだから
私も気になって仕方がありませんでした。
店が開いていたら寄っていたかも…

真教寺尾根は始まりは静かですが、
赤岳に近づけば近づく程
本領を発揮してきて大変です
でも、その分充実した岩登りが出来るので
s-onoさんも来年ぜひ行ってみて下さい。
アドレナリン出ますよ〜

硫黄岳も登りやすく
良い場所なのでぜひ行ってみて下さい!
爆裂火口は凄いスケールですよ。
あとは山頂から見る横岳、赤岳も
かなり良いみたいです。
私は過去二回行きましたがガスで
山頂からは何も見えませんでした
来年こそは…と密かに思っています。
2011/10/19 0:37
参考になりました
はじめまして。usagreatさん。
真教寺尾根・キレット・県界尾根は歩いてみたい尾根でその二つを歩けてうらやましいです
真教寺尾根・キレットの組み合わせいいですね
車で行くにはどうしたらいいのかと思ってましたが
とても参考になりました。
来年こそは行きたいです
2011/10/25 8:44
こんばんは、pentarouさん
はじめましてpentarouさん。
コメントありがとうございます。

真教寺尾根とキレットの組み合わせは
なかなか手ごたえがあり面白かったのですが、
どうやら逆に歩く方のほうが多いみたいですね。
とにかく赤岳→キレット間は足元が悪いので
下るより登った方が楽、
という理由が多いみたいです。

色々と調べて考えた結果、
今回はような行程になりましたが
時間制限があったので
2日目は少々キツかったです
観音平から小淵沢までタクシーを使えば
もう少し余裕が出来たのではないかと。

色々と大変なコースではありますが、
登り甲斐はかなりあると思うので、
来年は是非行ってみて下さいね

私は来年、県界尾根から本沢温泉へ
というコースを妄想していたりします。
来年が楽しみですよね〜
2011/10/26 1:59
プロフィール画像
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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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