火打山 北面
- GPS
- 09:55
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,172m
- 下り
- 2,158m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:56
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
※北面ルンゼはリスクの高い斜面です。1人で入るのは危険です。
家を出たのが20:30、途中1時間仮眠、笹倉温泉着が2:30、登山前からハード・・
笹倉温泉から車道ショートカットして登り、ひたすら南に向かえば北面台地、一ヶ月前のパウダーとは違い、雪が硬いため、窪みの底が歩きやすかった
北面台地に乗り上げる手前の斜面が急で硬いため途中でクトー
登りあげると夜明け前の薄青い焼山と火打、青空が見えた
今日はいけるな
賽の河原はシールで滑り込んでボトムから這い上がる
2つ目の河原は下部を通過したため窪みは小さかった、普通のシール歩行で通過
焼山を右に見ながら火打の西の谷を登っていく
下部は傾斜が緩くパックされた雪なので歩きやすいが、上部に行くにつれ急になりジグを着る回数が増える
キックターンするのも怖い
硬い斜面の上にうっすら雪が乗っかっていて、ズルリと行く箇所もある
尾根に這い上がる直前の傾斜はえぐい
もし雪がカチコチだったらキツかった
日の当たらない谷の中で気温低く、背後からの風で手と足が冷える
尾根に這い上がるまで大分時間がかかった
しかし前回の敗退地点に到達したので心はスッキリしている
窪地で風を避けておにぎり食って水補給、ザックの荷を減らす
尾根を登りきると影火打の北側に出て火打山山頂がどーんと見える
山頂尾根にいたるまでの道は優しいトラバース道だ、これまでの労をねぎらうかのよう
だが山頂手前の尾根に入った途端雪が硬くなった
クトーも刺さらない
山頂直前で東方面に妙高が見えた、去年のGWは東から登った
山スキーを続ける自信をつけた思い出深い山行だった、思いに浸る
硬い雪を避け、柔らかい雪を探しながら歩き、ようやく山頂へ到着、長かった
山頂標識に貼りついた氷を剥がして記念撮影
雲一つない青空、周囲には妙高山、高妻山、乙妻山、火打山、北アルプスまで見渡せた
去年のGW以来の山頂だ
その時、越後のOさんにお会いし、北面ルンゼが良いと言うことを教えてもらった
その宿題を果たしに来た
まずは山頂から少し下ってルンゼの様子を見るが下の方の様子がわからない
更に尾根を下って観察し何となく滑れそうな斜面に見えたので近づく
お、パウダーじゃないですか!
斜度はあるが滑りやすいパウダーだったので滑ることに決定
急な斜面はゆっくり慎重にターン
途中左右に分かれたので両方覗くと右が比較的ゆるめ、侵入してかっ飛ばす
気持ちー
更に下部に向けてかっ飛ばすが調子に乗りすぎて転んで一回転
だが雪が柔らかいのでダメージなし、むしろ楽しー
尾根の氷化斜面を滑った時からトゥパーツをロックしたままだったのでこけた時に解放されなかった。板ごと前方に一回転してたので下手したら足をやっていた。今後は注意
トゥーパーツのロックを外して滑り直し、またまた滑りやすいのでかっ飛ばしてしまい前方一回転笑
今度は板が解放されたが板とブーツかわリーシュで繋がっているため板が脛や膝に当たって痛い
とうも北面ルンゼが快適斜面だったので気が緩んでいるようだ
今まで山でこんなこけ方したことない
今日は単独、初めての斜面、気を抜いたら事故だぞと言い聞かせ、その後は安全運転
ルンゼを降り切ってふと火打山を見上げると白い山頂から左右に大きく開けた迫力ある山容が見られた
あまりの存在感に感動、更に右を見れば焼山が見える
なんていい場所なんだ、雪の上に寝転がって景色を楽しみながら昼寝
いつまでもここにいられる
朝の寒さが嘘のようだ
が、いつまでもいられないので来た道を戻る
序盤は手押しで普通に滑れたが下部に行くほど雪が止まるようになった
焼山へ伸びるトレースが何本かあった
序盤ショートカットした道は林の中に木のゴミが多くて滑りづらそうなので、ゴミの少ない車道を辿ってゴール
体力的には余裕があるが足が痛い
白馬のお店で相談したところ、インソールを入れてない、靴下が薄い
と言われたので帰ったら調整しよう
前回の敗退もありリベンジできてよかった
頑張れば山頂への道は開かれると感じた
また、ラッキーなことに北面ルンゼも快適に滑れて言うことなし
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