【大普賢岳】残雪凍結の道を越え青空広がる水太覗まで

2018年03月24日(土) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 7.8km
• 登り: 1,073m
• 下り: 1,087m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 2:12
• 合計: 7:14

距離 7.8km 登り 1,087m 下り 1,087m

9:20 和佐又ヒュッテ
9:42 9:43 和佐又のコル
10:30 10:32 日本岳(文殊岳)
11:29 11:31 石の鼻
11:45 11:58 小普賢岳
12:45 14:07 大普賢岳
14:50 14:56 小普賢岳
15:03 15:22 石の鼻
15:49 日本岳(文殊岳)
16:13 16:20 和佐又のコル
16:34 和佐又ヒュッテ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和佐又山ヒュッテ駐車場　1日￥1,000

コース状況／危険箇所等

和佐又山ヒュッテ〜日本岳のコルまでは雪なし
小普賢岳への登り辺りから道が積雪に覆われてる箇所もあるので要注意
この時期まだ、アイゼン、ピッケルは必要です。

写真

3/24 9:20

車で和佐又山ヒュッテまで
道路は凍結もなし
一番心配してたかも❗h

西側は雲ひとつない大快晴
よかったねえ　h

3/24 9:24

ヒュッテ上のテン場から大台ケ原を眺める

少し白くなってます
スカイラインの開通が待ち遠しい

ポカポカ陽気で暖かく完全に春

林を進み和佐又山のコル

3/24 9:42

窟ゾーンまで緩やかな道を行く

途中の眺望スポットから
弥山・八経
雪ありますね

笙の窟到着

3/24 10:33

ガケの上から氷と水が落ちてきます
最盛期は危険箇所です。h

落ちてきた水で凍った枝

3/25 10:34

ここぞとばかり氷と水で涼・・身を清める
清めてたなア　h

窟の中の御社にもツララが

鷲の窟は・・・

変わらず鷲の頭を保ってます
喉の下辺りにたくさんツララがついてました
登山道の真上なんで、上向いたら危険です　h

3/24 10:44

ヒュッテの看板犬リサちゃんと遭遇
顔を傾げて、何故来たんだろうと言ってるようでした。h

3/24 10:45

先を急ぐようで・・
ヒュッテに報告しに言ってるんですかね　h

急いで帰っていきます
この後小普賢の奥で足跡見つけました
梯子を上り下りできるのか？

3/24 10:45

岩場を登り

笹薮の斜面を上がると・・

3/24 10:51

日本岳のコル
積雪時は日本岳を越えてここに来るとか

ここから梯子ゾーンの始まり

下ではあると思えなかった雪がでてきました

石の鼻の手前
ここが一番狭く通りにくかったように思います

石の鼻
先客2名のんびり過ごされていました
ちょっと悪かったかな⁉　h

見上げると小普賢と奥に大普賢
少し白さがある

弥山・八経、奥に仏生でしょうか

大台ケ原の上空にぽっかり雲ひとつ
雲が綺麗でした　h

南方面の景色が素晴らしい

3/24 11:25

石の鼻でアイゼン装備して再スタート
滑るとすぐ横はガケ！注意して進みます
チェーンアイゼンで行けると思ってました😱が、　h

3/24 11:29

アイゼンで梯子は登り辛かった
チェーンが正解と思ってたがh

3/24 11:33

たくさんのツララが
綺麗です

激下りを滑らないよう降りていく

日陰に入るとがっつり凍結した雪が残ってます
前爪を食い込ませてトラバース

3/24 11:58

氷の斜面です
ダメです。チェーンアイゼンから12本に履き替えます　h

3/24 11:36

これ、いけるの

3/24 12:02

降りきったら今度は大普賢への登り
急傾斜を上がっていきます

3/24 12:06

途中の梯子からナイスビュー

3/24 12:06

台高の山々
まだ白さが残る明神平方面も見えました

3/24 12:13

後ろはさっきまでいた小普賢
左に大台ケ原

3/24 12:18

足元は完全に雪で覆われてます

3/24 12:26

奥駈の稜線に大きな吹き溜まり

3/24 12:27

せっかく雪があるので急斜面を直登で
ここは、直登がいいですね　h

3/24 12:29

ピッケル使用で初の直登。夏は笹で無理　h

3/24 12:34

山頂到着
自分たち以外誰もいません
いなかったねえ　h

大普賢岳（1,780 m）
風もなく日差しも暖かいです
気持ちいい山頂　h

3/24 13:08

目の前に稲村ヶ岳

3/24 13:09

奥には金剛・葛城のシルエットもクッキリ

3/24 13:11

南側は弥山・八経
釈迦は見えてるのかわからず

のんびり昼ごはん
一時間近く過ごしました
結構長くいましたね　h

3/24 13:24

今日のゴール水太覗へ降りていきます

3/25 10:36

この付近は雲が少なく青空が広がってました
青空と雲のバランスがとてもいい　h

3/24 13:29

岩の上にうっすら積もった雪に注意して降りていきます

3/24 13:33

樹氷はほぼ無し
溶けた氷が枝に引っかかってました

3/24 13:37

見下ろす小普賢

3/24 13:39

途中の笹原にて振り返って大普賢を見る
ベストショット　h

3/24 13:43

水太覗到着

3/24 13:41

遮るものが無い大展望

笹原でしばし観望

3/24 13:56

帰りは大普賢を巻いて帰る
雪の斜面をトラバース

本来道があるはずなんですが雪に覆われ分からず
このトラバース知らなかった😱　h

3/24 12:32

山頂付近の雪庇

奥駈道の合流点まで戻ってきました
ここから雪の残る道を慎重に戻ります

3/24 14:00

帰りはステップが出来て、よかった。　h

3/24 13:34

キラキラ霧氷　ほぼ最後

3/24 12:39

記念に

3/24 12:57

頂きました信玄餅

3/24 16:27

3/24 16:24

キャンプ場の上まで降りてきました

3/24 16:27

ヒュッテ奥の空も真っ青
晴天に恵まれたいい一日でした

撮影機器：

FinePix F31fd FUJIFILM

NIKON 1 J2 NIKON CORPORATION

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

tu-san1977

唐松岳へ行く予定でしたが、諸事情で参加できず
急遽hide_sanの大普賢岳行きにご一緒させてもらうことにしました

和佐又ヒュッテ周辺は完全に春
程よい暖かさで登っているとすぐ汗ばむ陽気
これは上まで雪は無いのではと思っていると、小普賢岳への登りから急に雪に覆われた登山道がでてきました
道は狭くすぐ横はガケなので前爪つきアイゼン、ピッケル使用で登りました
装備が唐松岳へ登る為のものやったのでここでは大げさかなと思ってましたが、軽アイゼン、チェーンスパイクのみでは厳しかったと思います
山頂付近は積雪があり、ショートカットで雪の斜面を登りました
山頂でお昼を済ませ水太覗まで、日差しが気持ちよく昼寝でもしたい気分になりました
春霞もなく眺望よし、のんびりできて楽しめた一日となりました

y0315

お誘い受けて残雪残る大普賢へ。。。((( ・Θ・) ♪
積雪期のレコ見ていたのでこの時期はどれくらいのものか期待と不安でいって来ました
気にしてた程ではなく歩きやすかったですが気をつけないといけないところもまだまだあっていい経験ができました(^^)
天気もよく半分は春山歩き半分は雪山歩きと気持ちよく一日過ごすことが出来ました(・∀・)

hide_san

積雪が残る冬季の大普賢は初めてです。
念のため12本アイゼン、ピッケルを用意し万全を期す
予想に反して前半は積雪無し、石の鼻から先は厳しい雪山でした。オーバースペックの装備かなと思っていましたが、もって来てよかったです。特に山頂への直登はおかげで丁度いい状態で楽しく登ることができました。