金糞岳、白倉岳を時計回りで周回
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- GPS
- 09:30
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,269m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:24
色々、楽しいお話とお土産、ありがとうございました。金糞岳は、本当にとても良いお山でした。
天候 | 快晴、昼頃西から黒雲、のち回復して晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高山キャンプ場は駐車できないと事前のレコで確認のため、すぐそばの登山道地図の隣の道路わき木の下に駐車。 時計回りで花房尾根、金糞岳、中津尾根と周回。 滝谷頭あたりから小森口まで雪あり。 踏み抜きもそこそこあります。 気温が上がると雪が緩んできますので、危険を伴う花房尾根を先に通過し、安全な中津尾根を通過して帰った方が無難です。 白倉岳から金糞岳の間は、危険なトラバースがあり、10~11時半に通過しましたが、雪が緩んでいて緊張しました。滑落したら北側の谷へ滑り落ちていき、死ぬと思います。アイゼンを履いて通過したした方が良いと思いますが、アイゼンをはかれていない方もいたようです。 そのほか、クラックの入った雪庇が数か所ありましたが、トレースあとを通過すれば大丈夫でした。ただ、状況が変わればクラックの位置も危険な場所も変わるので、トレースを過信しないで自分の目で確認した方が良いです。 小朝頭より200m程度南下した標高1083m付近は、皆さんのトレースが道迷いしていました。少しわかりにくく、西側の尾根に行ってしまうかもしれませんのでご注意を。私も少し迷いました。 全体としては、登りはじめを除けば、終始緩やかなアップダウンが続く歩きやすい尾根道です。 雪崩が発生するような傾斜(30~50度)もありません。 花房尾根からの尾根から金糞岳までの景色が素晴らしいです。 また山頂から北側の雪山が美しいです。中津尾根からの景色はあまり望めません。 時間はそこそこかかるので、朝早くから登り始めるのが良いと思います。 |
その他周辺情報 | 駐車場から1、2km、川沿いの道路を南下すると、温泉があります。 |
写真
ちなみに今回、お嫁様(そう呼べと命令されている)と一緒ですが、近撮禁止と命令がありました(ラジャ( `ー´)ノ)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
自分はアイゼン(旧モデルのカジタックス12本爪)
お嫁様は軽アイゼン(モンベルスノースパイク10)
昼ご飯
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
カメラ
テムレス手袋
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感想
伊吹山も雪がなくなっているし、そろそろ金糞岳も雪がないだろうとタカをくくり、お嫁様(そう呼べと命令されている)を連れて行きましたが・・・・(@_@)!!
なんじゃこりゃー!!おもくそ雪あるじゃんか?
すいませんm(__)m。思いっきり雪山でした(-_-;)。
しかし、結果的に思いっきり良い景色で雪山デビューで果たせたと喜んでいましたが、自分的には、かなり無理と危険な思いをさせてしまい、反省しきりです。
やってはいけませんンね。させてはいけませんね。無理は。
ただ、この山、花房尾根からの眺めと山頂からの北側の景色、噂以上に良い山です。
上るなら絶対、花房尾根からがおすすめです。
個人的には、鈴鹿山脈と伊吹山、伊吹山の北尾根の中で、3本指に入ります。
伊吹山の北尾根のように山頂まで連なる尾根の景色が美しいですが、北尾根と比較して、アップダウンはとても緩やかで、はるかに楽で安全(きちんとした装備があれば)です。積雪状況と融雪状況、そして時間、体力の条件がそろえば、ぜひ行ってみるべきです。
それと金糞岳までの登りの道のりは結構な時間がかかります。人にもよりますが、健脚ならば3~4時間。普通の方で4~6時間。体力に自信がなかったり、状況が悪ければそれ以上かかるかもしれません。
金糞岳山頂からは早ければ2~2.5時間、普通の方で2.5~3.5時間。ゆっくり降りても4時間前後あれば十分です。
よって、安全策でいくなら10~11時間、活動時間を確保していくと良いと思います。
ちなみに今日は5人の方をお会いしましたが、一番早い方は7時間で周回されてました。
気)前回ちょこっと雪デビューしてから、今回は本格雪歩き。雪庇や雪尾根歩きにビクビクでした。でも、アイゼンがしっかり食い込み、意外にも滑らず歩けることがわかった。
登山口付近でお会いした夫婦です。一時は雲行きが怪しかったので、どうなることかと心配しましたが、晴れてよかったですね。お二人が白倉岳〜金糞岳の稜線を歩かれるころには晴れ間が戻っていたのではないでしょうか。お二人からも私達が見えていたかもしれませんが、金糞岳への登りのあたりから、お二人が白倉岳への稜線を歩かれているお姿が見えておりました。なんとお二人の話声や熊鈴の音も時折、西風にのって。生憎、私達が白倉岳を通過しているあたりは西や北側の方角は曇っておりましたが、本来であれば北には横山岳を中心とした湖北の山々やその東には能郷白山が綺麗に見えたはずだと思います。
それにしても奥様の雪山デビューがこの山とは凄い・・・素晴らしいところを選ばれたのではないでしょうか。今年は伊吹山や比良でも雪が消えるのがかなり早いようですが、私もこの山は残雪期にと前々から狙っていたのでした。数日前に見られた霧氷は跡形なく消失してしまったのは残念かもしれませんが、とてもいい時期を選ばれたのではないでしょうか。私も今夜にはレコをアップしようと思っておりますので、もしも宜しければご笑覧下さい。
yamaneko様、はじめまして。
レコ、拝見させていただきました。
いやはや、クオリティの高いレコで恐縮然りでした。
また、静かな金糞岳で、私たち2人の声まで聞こえたようで・・・。
少し恥ずかしく。。。。、なかったことにしてください(^^;)
ちなみに、牛歩のこちらは偶然にも山頂で雲が取れ、周囲の山々も少し霧がかっていたものの、肉眼ではきちんと確認できました。
登山者が少ない金糞岳でしたが、それゆえにこういった出会いもあり、うれしい限りです。
それにしましても、ものすごい頻度の山行ですね。
驚愕してました。
これからも、yamanekoさんのレコをちょくちょく拝見させていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
丁寧なご返信、それから私のレコへのコメントも有難うございます。
白倉岳の手前のあたりから急に雲が出てきたので、お二人が頂上にたどり着く頃には・・・と秘かに心配しておりましたが、丁度、白倉岳の登りにさしかかったあたりから再び晴れ上がってきたので、よかったですね。おそらく金糞岳の頂上では、お写真を拝見する限り、私達が到達した時よりもさらに眺望がよくなっていたことと思われます。北側の写真をすっかり取り損ねており、北尾根の向こうに見える土蔵岳〜猫ヶ洞、横山岳への稜線(写真44、48)は自分達が見れなかった分まで堪能させて頂きました。
私のレコは低下しつつある日本語の作文能力を辛うじて保つためと感じたことをメモ書きのように綴っているので、毎回、かなり冗長なものになってしまっており、訪れた方には最後まで読んで頂くのが申し訳ないくらいです。でもgreenriver様ご夫妻には最後の優しそうなおじちゃんおばちゃんとの会話に笑って頂けるものと期待しておりました。また、気が向いた時にでもレコを覗いて頂けると嬉しいです。
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