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Yamareco

記録ID: 141180
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高・日帰り

2011年09月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
11:02
距離
31.3km
登り
4,974m
下り
4,990m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

新穂高温泉(4:50)〜白出小屋分岐(6:08)〜重太郎橋(6:59)〜荷継小屋跡(7:47)〜奥穂高小屋(9:53)〜奥穂高山頂(10:45)〜奥穂高小屋(11:30)〜荷継小屋跡(13:30)〜重太郎橋(13:50)〜白出小屋分岐(14:30)〜新穂高温泉(15:10)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:新穂高温泉・第二駐車場(500円/6時間)。3連休だけあって2週前の槍登山時より混雑。
コース状況/
危険箇所等
荷継小屋跡〜奥穂高小屋までのガレ場は上部に行くほど、両サイドの切り立った崖から落石あり。常にカラカラ音がしていて怖い。ときどきコブシ大の石が登山道近くまで落下していた。ヘルメットはあった方が安心(実際、すれ違う3割くらいの人はヘルメットしていた)
2週間ぶり。懲りないヤツです。
2011年09月23日 04:50撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 4:50
2週間ぶり。懲りないヤツです。
白出沢の分岐。前回は直進、今回は右折して奥穂高方面へ。道が細く、周りに人がいなかったので一瞬間違えたか?と不安になったけどあってました。
2011年09月23日 06:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 6:08
白出沢の分岐。前回は直進、今回は右折して奥穂高方面へ。道が細く、周りに人がいなかったので一瞬間違えたか?と不安になったけどあってました。
重太郎橋。2日前に台風通過したので、もしかしたら増水していて、ここで引き返すことになるかも・・・と思ったけど、ぜんぜん平気だった。
2011年09月23日 06:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 6:59
重太郎橋。2日前に台風通過したので、もしかしたら増水していて、ここで引き返すことになるかも・・・と思ったけど、ぜんぜん平気だった。
白出岩切道。ネットで調べたら「スリリング」と書かれていたけど、言うほどじゃない。普通に鎖場とか通れる人なら平気だと思う。
2011年09月23日 07:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 7:03
白出岩切道。ネットで調べたら「スリリング」と書かれていたけど、言うほどじゃない。普通に鎖場とか通れる人なら平気だと思う。
案内が倒れていた。「これじゃどこ指しているかわかんないよ」と思ったけど、この倒れた状態で指している方角が正解でした。間違って少し沢を登ってしまった。下手に登れるところが道迷いしそうで怖い。
2011年09月23日 07:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 7:21
案内が倒れていた。「これじゃどこ指しているかわかんないよ」と思ったけど、この倒れた状態で指している方角が正解でした。間違って少し沢を登ってしまった。下手に登れるところが道迷いしそうで怖い。
「荷継沢」という案内を過ぎた直後から穂高が見えるガレ場へ。
2011年09月23日 07:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 7:47
「荷継沢」という案内を過ぎた直後から穂高が見えるガレ場へ。
ガレ場、登り始めると岩の表面が凍っており、滑る、滑る。ムチャクチャ怖くて、引き返そうかと思ってしまった。9月下旬になったばかりなのに気温が一気に下がってしまった。
2011年09月23日 07:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 7:55
ガレ場、登り始めると岩の表面が凍っており、滑る、滑る。ムチャクチャ怖くて、引き返そうかと思ってしまった。9月下旬になったばかりなのに気温が一気に下がってしまった。
ガレ場、長いし、両サイドの崖からの落石が怖い。落石怖いから急いで登ろうとすると高山病になりそうになる。標高2,500mを越えたところで激しい動きはするものじゃない。
2011年09月23日 09:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 9:38
ガレ場、長いし、両サイドの崖からの落石が怖い。落石怖いから急いで登ろうとすると高山病になりそうになる。標高2,500mを越えたところで激しい動きはするものじゃない。
ガレ場登りきったところ。ここまでくれば一安心。
2011年09月23日 09:53撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 9:53
ガレ場登りきったところ。ここまでくれば一安心。
涸沢方面。2日前に台風、前日は雨だったためか、テン場のテントは少なめだった。まあ、この3連休ではすごいことになりそうだけど。
2011年09月23日 09:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 9:54
涸沢方面。2日前に台風、前日は雨だったためか、テン場のテントは少なめだった。まあ、この3連休ではすごいことになりそうだけど。
奥穂高小屋から。槍と同じで小屋からピークは近いのかと思いきや、意外と遠い。
2011年09月23日 09:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 9:54
奥穂高小屋から。槍と同じで小屋からピークは近いのかと思いきや、意外と遠い。
稜線歩き。先のガレ場歩きで体力消耗しており辛かった。
2011年09月23日 10:20撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 10:20
稜線歩き。先のガレ場歩きで体力消耗しており辛かった。
笠方面。雲で見えませんが。ピッケル刺さった標識が面白かった。
2011年09月23日 10:25撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 10:25
笠方面。雲で見えませんが。ピッケル刺さった標識が面白かった。
奥穂高山頂。一昨日が台風。昨日雨だったためか、登山客少ない。自分のほかに3名いただけ。20分くらい雲が晴れないかと淡い期待を抱いて待機。
2011年09月23日 10:45撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 10:45
奥穂高山頂。一昨日が台風。昨日雨だったためか、登山客少ない。自分のほかに3名いただけ。20分くらい雲が晴れないかと淡い期待を抱いて待機。
ジャンダルム。いつか行ってみたい。
2011年09月23日 10:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 10:49
ジャンダルム。いつか行ってみたい。
奥穂高小屋での荷揚げヘリ。ヘリが来ると小屋の中に入ってドアを閉めるように指示される。行動制限されるのはあまり面白くない。けど、安全のためには仕方ないか。
2011年09月23日 11:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/23 11:27
奥穂高小屋での荷揚げヘリ。ヘリが来ると小屋の中に入ってドアを閉めるように指示される。行動制限されるのはあまり面白くない。けど、安全のためには仕方ないか。
撮影機器:

感想

 2週間前に槍ヶ岳を日帰りした。そのあと地図を見ていたら「奥穂も行けんじゃない?」と思った。しかも、地図を見てみると何となく槍よりも近そう。
で、台風一過の今日(9/23)に登ってみた。

上高地からだとゲートの開放時間内に帰ってくるのは難しい。ので、新穂高温泉からの往復。
朝4時30くらいに新穂高ロープウェイ第二駐車場へ。
3連休後半初日のためかかなりの台数がすでに停められていた。たぶん今日来たのではなく、数日前から山に入っているひとのかな?
5時少し前から登山開始。まだ暗い。そして気温が低い。2週間前には30分も歩くと汗だくになっていたが、今日はそうはならなかった。水は前回と同じくらい持ってきていたが、そんなに必要ではないかも(実際に3Lくらいしか使わなかった。もって行ったのは5L)。

白出沢から重太郎橋を渡り鉱石沢へ。途中、2回くらいルートを間違えそうになった。
特に2回ほど渡河するが、渡河した先の登山道を見落としてしまった。ガレの沢は登ろうと思うと登れてしまうのが怖い。
岩切道は、事前にネットで調べたら「スリリング」と書いてあったが、特に怖いことはない。普通に山歩きしている人なら問題なく通過できると思う。

鉱石沢からはかなり大きめの石のガレ場がひたすら続く。今朝は気温が低く、登り始め直後は前日の雨が岩表面で凍り、非常に滑りやすくなっていた。「こりゃ無理か?」と一瞬諦めそうになってしまった。ただ、5分ほど歩いていくと岩が乾いてきて、滑ることは無くなった。雨がふったらここは入っちゃ行けないと思った。

ガレ場、ところどころペンキでルートが示してあるが、登りはルートがほとんど分からない。仕方が無いので、適当に岩を乗り越えて登っていくが、標高2500m越えたくらいからちょっと無理すると酸欠になりそうになった。もう少し、丁寧にルート案内してもらえるとありがたかった。
あと、ガレ場両脇にある山肌から常に「カラカラ」と崩れる音が聞こえてくる。しかもときどき握りこぶし程度のサイズの岩が落ちてくる。こっちはかなりドキドキ。正直、ヘルメットを持っていくべきだと思った(下りのとき、すれ違う人の2〜3割りくらいはヘルメットしてました)。

ガレ場を越えると奥穂高山荘へ。ここまでくればこっちのものか、と思っていたが、ここから奥穂山頂まで、意外と遠かった。槍とは違う。
今日は、快晴、とはいかずガスがかなり上がってきており、ときどき遠くまで見渡せる、という感じ。
一昨日まで台風、昨日も雨、今日から3連休後半開始、ということもあり11時くらいには自分のほかに2人しか山頂に人がいなかった。これはかなり珍しいということ。
で、ガスの切れ間を30分ほど待ったりしながらのんびりした。
あと少しで槍が見えそう、で見えない。薄っすらとは見えたが。

今日は朝早くから登ったが、そのときには自分以外に2〜3パーティしかいなかった。が、帰るときには大勢登ってくる人たちがいた。
道を譲りつつ、情報交換しながらさくさく下る。
登りは6時間弱。下りは4時間半くらい。山頂&山小屋で30分くらいだらだらしたので、合計で11時間くらいの山行だった。

標高差は2100m、移動距離は往復で31km。結局、槍のときと大して変わらない距離だった。
ただ、2週間前に一度登っていたので体が慣れたのか、前回ほどは疲れなかった。

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