奥穂高・日帰り
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- GPS
- 11:02
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 4,974m
- 下り
- 4,990m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荷継小屋跡〜奥穂高小屋までのガレ場は上部に行くほど、両サイドの切り立った崖から落石あり。常にカラカラ音がしていて怖い。ときどきコブシ大の石が登山道近くまで落下していた。ヘルメットはあった方が安心(実際、すれ違う3割くらいの人はヘルメットしていた) |
写真
感想
2週間前に槍ヶ岳を日帰りした。そのあと地図を見ていたら「奥穂も行けんじゃない?」と思った。しかも、地図を見てみると何となく槍よりも近そう。
で、台風一過の今日(9/23)に登ってみた。
上高地からだとゲートの開放時間内に帰ってくるのは難しい。ので、新穂高温泉からの往復。
朝4時30くらいに新穂高ロープウェイ第二駐車場へ。
3連休後半初日のためかかなりの台数がすでに停められていた。たぶん今日来たのではなく、数日前から山に入っているひとのかな?
5時少し前から登山開始。まだ暗い。そして気温が低い。2週間前には30分も歩くと汗だくになっていたが、今日はそうはならなかった。水は前回と同じくらい持ってきていたが、そんなに必要ではないかも(実際に3Lくらいしか使わなかった。もって行ったのは5L)。
白出沢から重太郎橋を渡り鉱石沢へ。途中、2回くらいルートを間違えそうになった。
特に2回ほど渡河するが、渡河した先の登山道を見落としてしまった。ガレの沢は登ろうと思うと登れてしまうのが怖い。
岩切道は、事前にネットで調べたら「スリリング」と書いてあったが、特に怖いことはない。普通に山歩きしている人なら問題なく通過できると思う。
鉱石沢からはかなり大きめの石のガレ場がひたすら続く。今朝は気温が低く、登り始め直後は前日の雨が岩表面で凍り、非常に滑りやすくなっていた。「こりゃ無理か?」と一瞬諦めそうになってしまった。ただ、5分ほど歩いていくと岩が乾いてきて、滑ることは無くなった。雨がふったらここは入っちゃ行けないと思った。
ガレ場、ところどころペンキでルートが示してあるが、登りはルートがほとんど分からない。仕方が無いので、適当に岩を乗り越えて登っていくが、標高2500m越えたくらいからちょっと無理すると酸欠になりそうになった。もう少し、丁寧にルート案内してもらえるとありがたかった。
あと、ガレ場両脇にある山肌から常に「カラカラ」と崩れる音が聞こえてくる。しかもときどき握りこぶし程度のサイズの岩が落ちてくる。こっちはかなりドキドキ。正直、ヘルメットを持っていくべきだと思った(下りのとき、すれ違う人の2〜3割りくらいはヘルメットしてました)。
ガレ場を越えると奥穂高山荘へ。ここまでくればこっちのものか、と思っていたが、ここから奥穂山頂まで、意外と遠かった。槍とは違う。
今日は、快晴、とはいかずガスがかなり上がってきており、ときどき遠くまで見渡せる、という感じ。
一昨日まで台風、昨日も雨、今日から3連休後半開始、ということもあり11時くらいには自分のほかに2人しか山頂に人がいなかった。これはかなり珍しいということ。
で、ガスの切れ間を30分ほど待ったりしながらのんびりした。
あと少しで槍が見えそう、で見えない。薄っすらとは見えたが。
今日は朝早くから登ったが、そのときには自分以外に2〜3パーティしかいなかった。が、帰るときには大勢登ってくる人たちがいた。
道を譲りつつ、情報交換しながらさくさく下る。
登りは6時間弱。下りは4時間半くらい。山頂&山小屋で30分くらいだらだらしたので、合計で11時間くらいの山行だった。
標高差は2100m、移動距離は往復で31km。結局、槍のときと大して変わらない距離だった。
ただ、2週間前に一度登っていたので体が慣れたのか、前回ほどは疲れなかった。
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