北ア 天狗〜西穂 単独縦走 1泊3日
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- GPS
- 41:34
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,322m
- 下り
- 2,308m
コースタイム
- 山行
- 16:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 17:00
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:33
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
槍平〜奥穂の間の林道が3箇所も雪崩れてふさがっているのは初めて見せられ
白出沢のデブリ後にビビりながら天狗沢を左に詰めたのは良かったのですが、
角度がついてきたのとチリ雪崩にビビって右側の尾根に取り付く。
リッジに乗ったが、とんがりコーンの枝尾根に馬乗りになり前にも後ろにも進めない状態。ハーケン打って懸垂も考えたが何とか側面の枝と岩と草付きをバイルで突破した。
ヤセ尾根を通過して、先が見えたと思って地形図見るとジャンは隣。100m程懸垂して登り返すなんて考えられなく、一般道に合流して空荷で往復しても暗くなるのも目に見えていたので、先の状態がわからなく西穂へ進むこととする。
天狗のコルから頭へ、バイルを雪面に打ち込みトラバース気味に登るが表層だけクラストしている割れたら雪崩そうな嫌な音。
緊張感が途切れる所もなく、間天のコルへ到着。
雪も腐ってこれ以上進むと本当に危険と判断し14:30にビバークする事とした。
夜めっちゃ押されてる感がして目が覚めるとツエルトが半分くらい埋まっている。風つよく吹雪いている。夜中後二回起きて雪かきさせられ、流石に三回目で起きて支度の準備をした。
二年前の工程で行けば4時間程。その時よりも雪の状態は悪いし風も強い。今回は新穂側から風が吹いていたので朝の内安定している上高地側の雪稜をトラバースする事とした。
天狗の頭に着くと腿辺りまで埋まるリッジ。上に立つと吹き飛ばされそうなので、必死に新穂側に背を向けてリッジを進む。
10時めどに西穂山頂で待ち合わせしていたので、ゆっくり時間を使いながら進むが9:20西穂山頂に到着。
到着すると、6月の槍で出会った山友に偶然再会。西尾根をソロで登ってきたタイミングで出会うという最高の出合だった。
小屋まで降りると一気に緊張が途切れロープウェイまでの道が遠くてキツくて辛かった(T_T)
無事に帰れたが、今回も正月の硫黄尾根に次ぐ厳しい山行となりました。
コメント
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本当素晴らしい山行内容と文章ですよね。
そして恐ろしい。
本出してください、買いますよ(*´Д`)
いやいや。
トップレベルの人たちに比べたら普通かそれ以下の事しかやってないですよ〜。
まだまだ日々精進です。
liew2fowさん こんにちは。
手に汗握る山行ですね。
このサイトの中でもダントツに硬派なレコをいつも楽しみに拝見させていただいています。
まだまだその行動エリアを広げていかれるかと思いますが、くれぐれも事故のないよう登り続けてくださいね。
追伸:2015のエベレストはBCで雪崩に遭遇し敗退しましたが、2016に再挑戦をしてなんとか山頂を踏めました。
あ〜!あの時の!お久しぶりです!
そう言えば、雪崩の話を聞いて大丈夫だったかなぁと思っていました。
無事登頂おめでとうございます!
僕もいつかは。という夢ですけどね〜★
お会いした時よりはだいぶ強くなりました!
過信せず事故なきよう気をつけます。
またどこかでお会いできること楽しみにしています。
メッセージありがとうございました。
こんばんは!
とんでもない所ですね。僕には想像が出来ません。こんな怖いところ、僕には全く無理です😅
4月1日はすみません。日曜日に走ったトレランの大会で転倒してしまい、怪我をしてしまいました...。膝を曲げると痛いので、辞めておきます。本当にすみませんでした。
お疲れ様でした!
大丈夫ですよ〜。
トレラン頑張って下さいね★
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