快晴！西穂高岳〜久々のテン泊装備に白目…でも最高！

2018年03月29日(木) ~ 2018年03月30日(金)

• GPS: 27:58
• 距離: 7.9km
• 登り: 902m
• 下り: 906m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:14

距離 1.8km 登り 265m 下り 49m

9:53 西穂高口(千石平)
11:07 西穂山荘

2日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 2:28
• 合計: 7:35

距離 6.2km 登り 640m 下り 851m

6:16 西穂山荘
6:29 0:00 西穂丸山
7:13 7:17 西穂独標
7:45 7:51 ピラミッドピーク
8:04 8:07 チャンピオンピーク４峰
9:03 9:10 西穂高岳
9:49 9:51 チャンピオンピーク４峰
10:00 10:02 ピラミッドピーク
10:19 10:29 西穂独標
10:55 11:05 西穂丸山
11:12 12:56 西穂山荘
13:22 0:00 旧ボッカ道分岐
13:51 西穂高口(千石平)

天候

2日間快晴(29日 18時頃に降雪)

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

深山荘近くの無料駐車場を利用

【新穂高ロープウェイの往復チケット割引】
通常￥2,900→￥2,300(往復￥600の荷物券は別途必要)
Lコード：40041

【発車時刻】
・第1RW　毎時00分・30分発
・第2RW　毎時15分・45分発
・片道所要時間　通しで約25分

・上り
新穂高温泉駅始発9:00
・下り
西穂高口最終16:15

※登山届はコンパスに提出

コース状況／危険箇所等

※西穂高岳へのルートの内、3峰、2峰は間違ったトレースを踏み、戻った分タイムロスしています。ログもそのまま残していますので登りのログは参考なさらない様にして下さい。

全体的にトレース明瞭。雪も締まっていた。

【西穂高口-西穂山荘】
・特に危険個所は無し

【西穂山荘-独標】
・アイゼンが効いて歩き易いが雪が溶けた
・直下の壁はステップというか階段になっていた。
・上記理由により独標直下はスムーズに登降できた。

【独標-西穂高岳山頂】
・いやらしい細いトラバースが有るが、雪が締まっていて山側にもピッケルがしっかり効いた。
・3峰、2峰のトラバースには2〜3本のトレース有り。踏み跡の濃い方へ。

その他周辺情報

荒神の湯(無人の露天風呂)
料金￥200ぐらいとのこと(ちゃんと払いました)
有志による自費運営。存続の危機にあるとのこと。

写真

3/29 8:39

深山荘横の無料駐車場からスタート。
久々のテン泊装備(約20kg)で足取りが重い。

3/29 8:46

でもこの景色でテンション上がる！

3/29 9:57

ロープウェイから降りてしばらくは人が多いので画像無し。西穂高口登山届出所は埋もれてます。

3/29 10:05

西穂高岳が見えた。

3/29 10:25

木に残った雪に謎の模様。

3/29 10:42

久々テン泊ザックの重さにペースが上がらない。
傾斜も更にキツクなる。

3/29 11:05

西穂山荘が見えた！

3/29 11:07

まずは霞沢岳の出迎え

3/29 11:07

3/29 11:13

顔が無くなってる。

3/29 11:23

お腹が空いたので今回はしょうゆラーメンを頂く。
生き返る。

3/29 12:50

幕営後に昼寝。この時テントは一張りのみ。
(後にもう一張増えました)

3/29 16:08

水を作る。雪を溶かした後はカタダインの「ビーフリー」でろ過。確かに「ソーヤーミニ」より速い。

3/29 16:08

水作りしながらコーヒーを堪能。
インスタントでも山では美味い。

3/29 17:28

夕食後は翌日の山頂アタックに向けて準備を進める。
メットのカメラの向きを調整中。

3/29 17:28

ヘルメットの左後ろにはアウトドアサイト「BBG(BestBuyGear)」のロゴとイメージキャラクターの「モリオ」

3/29 17:37

17時過ぎから3〜4時間降雪。
その後は星が出ていた。

3/30 5:18

翌朝外に出てみると雲が無い！

3/30 5:18

向こうにも…

3/30 5:18

あっちにも無い！
小屋泊の皆さんが続々と登ってます。

3/30 5:18

もうすぐ日の出

3/30 6:11

トイレの途中に白山

3/30 6:12

霞沢岳

3/30 6:17

西穂高岳山頂に向けて出発。

3/30 6:17

振り返って、焼岳と乗鞍岳

3/30 6:22

左手には笠ヶ岳。

3/30 6:22

踏まれたハイマツが痛々しい。
勿論避けて歩きました。

3/30 6:22

雲海が素晴らしい

3/30 6:22

丸山の手前で撮影大会。

3/30 6:29

丸山を通過。

3/30 6:30

次のターゲットは独標。この辺りで先行者と先頭を交代。

3/30 6:30

すっかり陽も上がった。
北西の風なので左は寒く、右は日光で暖かい。

3/30 6:51

独標が近づいた。

3/30 7:00

振り返る。

3/30 7:02

ここを登って

3/30 7:06

さらに独標に近づいた。

3/30 7:06

下のトレースはハイマツを踏みまくっているので迂回ルートへ進む。下のトレースには竹竿で「×」表示。
(なぜ見えてるのに踏むかなあ…)

3/30 7:07

前回と違ってトラバースはしっかり。

3/30 7:09

数日前に降雪があったものの、雪が少ない。

3/30 7:13

独標の壁に大きなステップの階段有り。

3/30 7:14

独標に到着。

3/30 7:15

今回の撮影スタイル。
メットのアクションカムで静止画・動画。
胸ポケットにコンデジ(TG-4)

3/30 7:16

良い景色。
風も弱くなってきた。

3/30 7:16

長居したいが先を急ぐ。

3/30 7:17

独標から先の下りも前回よりもしっかりしてそう。

3/30 7:21

次は10峰

3/30 7:32

独標の下りを振り返る。

3/30 7:35

チンサム岩の上を通ります。
(brack703さん命名)

3/30 7:36

前日のトレースしっかり。

3/30 7:40

適度に雪も締まってます。

3/30 7:42

稜線を振り返る。

3/30 7:43

甲斐駒、北岳、間ノ岳とその向こうに富士山。

3/30 7:43

富士山アップ。

3/30 7:47

ピラミッドピークに到着。少し休憩。

3/30 7:52

で、先に進む。

3/30 7:54

7峰からピラミッドピークを振り返る。

3/30 7:56

7峰。

3/30 8:02

6峰

3/30 8:03

7峰を振り返る。

3/30 8:05

「たぬき岩」の矢印の先には…

3/30 8:06

なるほど、背中に荷物を背負ったたぬきが左向いてる。
初めて判った。

3/30 8:11

凍っています。
ピラミッドピークからダブルアックスに変更。
(西穂では必要性を感じませんが検証・比較のため)

3/30 8:15

4峰

3/30 8:15

山頂に近づいた。

3/30 8:20

3峰。ここと2峰には紛らわしいトレースが有り。

3/30 8:37

3峰を振り返る。
画像に見える2本のトレースの他に、ピーク付近にも有り。

3/30 8:37

残るは2峰と主峰西穂高岳。
この辺りで風が止んだ。

3/30 8:39

2峰のトラバース

3/30 8:53

3/30 8:57

山頂直下は向かって右にトレース有り。
ステップもできてます。

3/30 8:58

写真中央にライチョウ。
メスは撮れてないです。

3/30 8:59

どこ見てんの？

3/30 8:59

なんだか興奮しています。

3/30 9:00

少し登った先にもペア。
メスは撮れてません。

3/30 9:01

気を取り直して山頂へ！

3/30 9:04

【山頂から】富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳

3/30 9:04

【山頂から】ジャンダルム、奥穂高岳方面

3/30 9:04

【山頂から】吊尾根、前穂高岳

3/30 9:04

【山頂から】白山もくっきり

3/30 9:04

【山頂から】登って来たルートを振り返る。

3/30 9:04

【山頂から】焼岳、乗鞍岳

3/30 9:07

風の無い穏やかな中、大事な相棒達と山頂標識を撮影。

3/30 9:10

下ります。

3/30 9:10

上高地と霞沢岳

3/30 9:33

下る。

3/30 9:37

下る。

3/30 9:45

下る。

3/30 9:50

4峰にもライチョウ夫妻を発見。
またまたメスは隠れて撮れなかった。

3/30 9:50

足のモフモフがかわええなぁ

3/30 9:52

7峰

3/30 9:55

7峰からピラミッドピーク

3/30 10:00

ピラミッドピーク

3/30 10:01

少し休憩。山頂を振り返る。

3/30 10:08

独標方面

3/30 10:11

(中途半端な雪で)下るのに少々難儀した10峰。

3/30 10:16

独標

3/30 10:17

独標直下から

3/30 10:20

3/30 10:20

独標。相棒達。カメラのストラップ(GRIVEL)が映り込んでるのはご愛嬌。

3/30 10:26

下ります。

3/30 10:37

立ち止まって景色を眺めつつ、撮影するのでペースが上がらない。

3/30 10:37

独標を振り返る。

3/30 10:44

空が青い！というより群青色！

3/30 10:45

ハイマツを避けましょうよ…

3/30 10:58

丸山。独り占め。少々昼寝。本気寝になりそうなぐらい気持ちイイ。

3/30 11:06

丸山を後にする。続々登って来られた。

3/30 11:07

青と白のコントラストも見納め

3/30 11:10

もうすぐ西穂山荘

3/30 11:12

空青過ぎでしょ！

3/30 12:19

少し横になった後、霞沢岳を眺めつつテント撤収。

3/30 12:19

西穂山荘

3/30 12:19

正真正銘最後の「青と白のコントラスト」

3/30 12:40

今日はカレーを頂く。生き返った！

3/30 12:59

下山開始。

3/30 13:05

やはり久々のテン泊装備にペースが上がらず。
慌てずゆっくり下ります。

3/30 13:10

気持ちイイ！

3/30 13:16

気持ちイイ！

3/30 13:38

山頂を振り返る。

3/30 13:46

西穂高口登山届出所。

3/30 13:54

西穂高口に到着。装備を外す。

笠ヶ岳をバックに相互に撮影。
ありがとうございました。

3/30 14:05

展望台から西穂高岳

3/30 14:05

にしほくんもカオナシ

3/30 14:39

下山後に食べたくなるソフトクリーム

3/30 14:46

再訪を誓いつつ帰路に着く。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

FDR-X1000V SONY

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-03H Sony

装備

個人装備

[1]RW駅〜西穂山荘 【ジャケット】1010-26200 【ベース】1041-09160 【インナー】MIV01356 【帽子】1090-01540 【パンツ】NＴ52125 【ミドル】CW-X 【グローブ】防寒テムレス 【靴下】FITSヘビーラグドブーツ 【ゲイター】NN88000 【靴】3010-00700 【ザック】エアコンタクト65+10 ロングギアーポケット 【ランプ】BD81052 【サングラス】FLAK2.0XL (プリズムDポラ) 【その他】AMBIT3PEAK ファーストエイドキット パスファインダーL G12ニューマチック コンパス 地形図 ストック TENUGUI [2]テント泊 【テント】ステラリッジ3 【シュラフ】#1121252 【フットプリント】#1122487 【フロア】MPIオールウェザーブランケット 【シュラフカバー】#1121028 【化繊上下】NY17704 1020-09730 【テントシューズ】NANGAテントシューズL 【マット】Z-LITE　SOL(4枚分切ったもの) 【スノーペグ】GEERTOPテントペグ 【スコップ】K2レスキューショベル 【浄水器】ビーフリー 【クッカー】ATSチタンクッカーM3 【バーナー】P154S [3]山頂アタック 【ベース】NL11801 【ミドル】NL21304 CW-X 【グローブ】OM5426 【予備グローブ】防寒テムレス 【ザック】NM06102 【ヘルメット】ステルス 【ピッケル】G1-SA+ ザ・ライトマシーン ココヘリ発信機

備考

◎3/30 午前5時頃のテント内気温はｰ3℃。快適に眠れた(個人差あり)
◎今回はバラクラバを持って行かなかったが、パワードライグリッドフーディ(NL11801)のフードで必要十分だった。
◎マジックマウンテンのロングギアーポケットは1年以上使っているが、とても便利。(下記いずれかを収納可)　
　・外したドロドロのアイゼンを気にせず収納。
　・スノーショベル
　・ヘルメット

感想

がらむ

雪が溶ける前に西穂高岳に行ってみた。

ここんとこ軽めの装備(重くても精々13kg程度)に慣れた腑抜けた体に喝を入れるため、久々のテント泊で臨んでみました。
案の定、テン泊装備のRW駅〜西穂山荘間は登り下りどちらもペースがだだ落ち。

詳細は画像のコメントにて。

怪我なく無事に山行できたこと、山行中に出会った皆さんに感謝。


【参考の山行】
■最後にテント泊した山行
’16年8月27,28日
◎立山三山と剱岳(別山尾根・テン泊 まさかの晴天)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-950412.html

■前回の独標までの冬季山行
’16年12月29日
◎'16年の〆は西穂独標(青空から驚きの白さに！)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1034476.html


■西穂山荘のテント泊の山行
’16年6月1,2日
◎焼岳〜西穂高岳・テン泊(鍋平起点〜重量と強風に↓ライチョウで↑↑)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-887734.html