槍ヶ岳、穂高岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,443m
コースタイム
★第1日目
河童橋前を通過0700(標高約1500m)
明神0800〜横尾1000(標高1600m)
槍沢ロッジ1200(標高1800m)〜大曲1500(標高2000m)
殺生ヒュッテ、着1700(標高2800m)
★第2日目
起床0500〜出発0530
槍ヶ岳山荘、着0600〜槍ヶ岳山頂、着0630(標高3180m)
朝食〜槍ヶ岳山荘出発0730〜大喰岳0830(標高3101m)
〜中岳0910(標高3084m)〜南岳1030(標高3032m)
南岳小屋、着1045〜休憩〜出発1110
長谷川ピーク1245〜飛騨泣き1330〜北穂高小屋、着1440
テント場へ出発1545〜北穂高岳の北峰〜テント場、着1600
就寝1900?(ちなみにテント内の気温5℃)
★第3日目
起床0350〜(テント内の気温は4度)〜朝食〜テント場、出発0500
北穂高岳の南峰〜日出0530頃〜〜最低のコル〜涸沢岳
穂高岳山荘、着0700〜出発0715〜奥穂高岳、山頂、着0800(標高3190m)
吊尾根〜紀美子平、着0930〜前穂高岳、着1000
紀美子平に戻る1030〜重太郎新道〜岳沢小屋、着1240
〜河童橋、着1500
バス待ち〜30分ほどバスを待つ〜平湯ターミナル、着1600
天候 | 1日目・雨、2日目〜3日目・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浮き石、落石には注意しましょう 誰かの落石もあるかもしれませんが、自然の落石も何度か目撃しましたので・・・ |
写真
感想
ヤリホーーー!
ということで、山登りにいってきました
日本で5番目の標高の槍ヶ岳から3番目の奥穂高岳!ヤーリホーー!
★9月21日(水)
17時・・・Web検索・・・目的地までの経路上、台風による被害情報なし、異常なし・・・これをメンバーと相談・・・
よし!
20時、台風15号も去り出発!
25時、岐阜県の平湯に到着し、車中泊
いつものKTC君の車なので6人横になれる
すんばらしい〜〜
★9月22日(木)小雨
4時起床、5時20分のバスに乗るつもりが・・・
あらら・・・平日なので6時20分ってか
メンバーのみなさん、見誤りました!ごめんなさーーーい
1時間ほどダラダラすごす・・・
あ〜時間がもったいな〜いの〜ヤリホのホ〜〜
6時20分、バスに乗るも我等6人と数名を乗せただけの寂しいバス
6時50分、バスターミナルに到着し、すぐ歩き始める
7時、河童橋前を通過(標高約1500m)
8時、明神で涸沢組の473号と長男、491号夫妻の4人と槍ヶ岳組の2人に分かれる
KTCリーダーと2人での初縦走・・・
いつもなら、あそビリーダー473号がいるのに・・・
寂しいなあ〜〜
10時、横尾(標高1600m)(遊歩道歩きの雰囲気)
12時、槍沢ロッジ(標高1800m)(ハイキングのイメージ)
15時、大曲(標高2000m)これ以降、登りがきつくなる
17時、殺生ヒュッテ、着(標高2800m)
15時の大曲付近を通過後は、急に気温が下がり(寒気の影響らしい)外気温6度、小雨の中を歩き、体も冷えきり、体力、気力も消耗
テント泊をやめ、殺生ヒュッテで素泊まり(¥6000)と初日からエスケープを決断
でも乾燥室で濡れた物が乾かせて助かった
夕飯で温まり、ストーブの側でTVを見て明日以降の天候も分かり、やる気満タン!
ヤーリホー!
んで!山小屋のオヤジが言ってた・・・寒気がはいり今日、初冠雪だった!ってさ
ちなみにこの日の殺生ヒュッテの宿泊者はうちらを含めて5名のみ
もちろん雨のテント場には誰もいなし
19時、就寝・・・しかし・・・顔や頭・・・足先が寒い・・・
・・・でも・・・
暑いやんけーーーー!って目が覚め(22時)(寒気が北上した??)
シュラフの上の毛布を蹴飛ばし寝なおす
★9月23日(金)
アイゼンを持ってないので、山小屋のオヤジの助言を尊重し
行程を1時間遅らせた
5時、起床、5:30出発
外に出ると・・・足元には霜が出ていた・・・
そして空を見上げると昨日はまったく見えなかった槍ヶ岳が間近に迫る!
すっげっーーーーーーーー!
二人ともテンションUPUP
積雪もないし!さーーーーいっくでーーーヤリーーー!
途中でビューテホーーーな日出(0535頃)を向かえつつ
槍ヶ岳山荘、着(0600)
ザックを速攻デポ!
槍の穂先を目指すよヤリホー!
クサリ場にクライミングで最後は、ハシゴ!んでもって念願の
槍ヶ岳山頂、着(0630、標高3180m)
山頂は狭く6畳ぐらいでしょか?
頂上で朝食するつもりが忘れてくるし、地図も忘れてくるわのダメな二人
後続のパーティーに写真を撮ってもらいました
槍ヶ岳の影が2等辺三角形や〜〜ん
槍の穂先から降り、山小屋の脇で、朝食
んで出発(0730)
槍ヶ岳小屋のテント場に男女3人がテントを撤収してた・・・
話しを聞いてみたら
昨夜は粉雪が舞い、かなり寒かったって(だよねぇ〜)
でも若々しくたくましいパーティーだったな
そして南へ・・・岐阜と長野の県境の稜線を歩く
森林限界を超えた稜線歩きはやっぱいいもんです♪
右足は岐阜ぅ〜〜左足は長野お〜〜などほざきながら
大喰岳(0830、標高3101m)〜中岳(0910、標高3084m)〜と歩くも振り返ると・・・
槍ヶ岳と目が合う
しししヤーリホーーー
ニセ南岳に何度かだまされながら稜線を歩き・・・
南岳(1030、標高3032m)を制覇
南岳小屋、着(1045)予定通りのコースタイム
ここからは快適な稜線歩きも終わり、名物!
「飛ぶ鳥もかよわぬ大切戸(ダイキレット)」を通過することになるので
長めの休憩をとり小屋を出発(1110)
約250m崖を降りてはまた登る・・・3時間30分の行程・・・
はぁ〜〜誰かここに吊橋をかけてくんないかなあ〜〜
他の登山者もすくなかったけど、ザックの背負い方がまったくなってないカメラ好きのオジサンと遭遇
話しかけるとザックが揺れて気になる。と言う。
そりゃあ、あーーたそーでしょ!ヒップベルトもショルダーハーネスもゆるゆる、だっるだる!
見るに見かねてKTC君がレクチャー!
カメラおじさんに感謝のお言葉をいただきヤリホー!
次にであったオジサンは「立山マラソン」のザックを背負っていた!
声をかけると「お!立山マラソン知ってんのかい?」と食いついてきた
(立山マラソンは、日本一の高低差のあるマラソンで海岸からスタートし、立山連邦の雄山(標高3000m)がゴール!という冗談のようなマラソン)
休憩を兼ねて立山オジサンとだべる・・・なんでも完走するのに10時間かかったんだそうで
午後になると雲がキレットに入りこみガスって飛ぶ鳥も景色も楽しめず・・・そんな感じで、最低のコル〜
長谷川ピーク(1245)(過去にどこぞの長谷川さんが滑落死したそうです)
飛騨泣き(1330)を通過
ここからぐんぐんと登り・・・ぜはーーぜはーー・・・と息が荒くなりほーー!
北穂高小屋、着(1440)
テント泊の手続きをし(1人¥500)、牛乳をかっこよく飲みつつ
眼下に広がる涸沢を見下ろす・・・色とりどりの沢山のテントがなんか紅葉っぽくてキレイ
この山小屋に泊まる予定のkikiさんこねーーーなあ・・・
山小屋の中を覗くも売店のビールを買いにくるだろうと網を張っても現れず・・・
・・・もう寒いし・・・テント設営もしたいし・・・
テント場へ出発(1545)
北穂高岳の北峰〜テント場、着(1600)
このキタホのテント場は、涸沢の50張り?に比べ、うちらので5張り目と寂しい感じ
設営、夕食、だべりながら、うとうと・・・うとうと・・・
・・・まっ暗だってのにまだ登っていく人の足音が聞こえてくる・・・
彼らは予定通りの行動なのかどうかは、わかんないけど
同じ暗い時間帯の行動でも夜間行動は、早朝行動に比べて怪我や道迷いなどの遭難した場合
暗くて寒い時間が長い分、リスクが高いと思うなあ・・・
・・・あ・・・ねむ・・・ラリホー・・・・
いつのまにか就寝(1900?・・・ちなみにテント内の気温5℃)
・・・う〜〜〜・・・・
足先が寒い!って起きると23時・・・
そうだ!枕にしてるダウンのジャケットをシュラフの足元に・・・つっこんで・・・
・・・足元に・・・ダウンを・・・足・・・シュラ・・・シュシュ・・・シュ・・・
眠気と寒気と喉の乾きで、時間が過ぎ・・・
起床(0350)
テント内の気温は4度と意外と下がってなかった
(シュラフはモンベルの#5(-2℃〜9℃)+シュラフカバー)
ヘッドランプをつけると、テントの内側が凍っててキラキラしてキレイ!
これは、自分たちの吐いた息の水分が凝結したんでしょなあ〜
すぐに湯を沸かし、ホットコーヒーを飲みながら満天の星空を堪能
(しかしながら・・・3年前の剣岳縦走の時の星空にはかなわない)
でも寒い〜〜〜〜氷点下なんだろ〜〜なあ〜〜
撤収、朝食(アルファ米)とテキパキとこなし
テント場、出発(0500)
今日はヤリホーのホーー!を登ります!
北穂高岳の南峰〜日出(0530)
〜最低のコル〜涸沢岳
日陰は冬!日向は秋!って感じの風の登山道を歩き・・・
穂高岳山荘、着(0700)
ここも涸沢から近いためか登山者で、かなりの賑わいでした
さ〜〜〜出発(0715)
ひたすら登る。登る。
やっぱ登りは脚にくるね〜〜〜〜
奥穂高岳、山頂、着(0800、標高3190m)
ヤ〜〜〜リホーーーー!
と、叫ぶにはちと人が多いので心の中でね
吊尾根〜紀美子平、着(0930)
ザックをデポし前穂高岳までレッツGO----!
前穂高岳、着(1000)
ほほう〜〜〜北尾根のバリエーションルートを登っているパーティー発見!
楽しそうやね〜〜
紀美子平に戻り(1030)ザックを背負い、さぁ〜〜〜〜てと、下山すっか
重太郎新道〜岳沢小屋、着(1240)
この重太郎新道は、登るより降りるほうが断然スケールがあって楽しい!と思います
河童橋、着(1500)
河童橋を渡ると・・・あふれる観光客にビツクリ!!!!
なんかいっきに登山者にはアウェーーな感じでそそくさとバスターミナルへ移動・・・
げげ!!バス待ちの長蛇の列!!
30分ほどバスを待つ・・・でも、まだ高山方面からのアクセスで良かったのかも
沢渡(関東側)方面のバス待ちの列は、うちらの列の2倍はあるもんなあ・・・
平湯ターミナル、着(1600)
先に下山してた473号、491号のみんなと温泉で無事、合流
23時、帰宅
やぁ〜〜しんどかったぶん、楽しかったぁ
しんどいだけじゃイヤになるし、楽しいだけじゃ忘れちまうもんなあ・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1779630570&owner_id=9420469
テント場の感想
●南岳小屋のテント場、穂高岳のテント場は、トイレや売店など山小屋が近いものの
風の通り道でテントがバサバサ、バタバタして寒そうでした
●北穂高のテント場は、風はしのげるものの山小屋まで15分(泣)
●槍ヶ岳山荘のテント場は狭いものの条件はいい感じ
●殺生ヒュッテのテント場は山小屋の脇で近くて便利
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