紅葉混じりの黄葉、雨乞岳
- GPS
- 04:47
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 992m
コースタイム
9:50登山口-12:10頂上13:15-14:25登山口
(14:30登山口-15:05自宅)
標準コースタイム、登山口-3:00-頂上-2:00-登山口
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下1/4は、木の階段中心にした遊歩道。 次1/4は、気持ちいい尾根道。 次1/4は、土の急登。 最後1/4は、笹の尾根道。 わき見でもしない限り、特に危ないところはありません。 |
写真
感想
日曜日は、妻の実家の田んぼの稲こきの予定だったのですが、朝まで大雨でびしょびしょで無理です。7時ぐらいから天気も良くなってきたので、山に行きたいと思います。
気温も高く、八ヶ岳の阿弥陀岳に御小屋尾根から行きたかったのですが、9時段階ではまだ2000m以上は雲に覆われており消えるか不明なため、すでに快晴状態になっている南アルプス方面、梅雨の時期に頂上に上り損ねた、雨乞岳に向かいます。
ちょっと紅葉には早いかな、と思って行きましたが、標高1500m以上は、すばらしい紅葉/黄葉でした。また、眺望はあまりない、というイメージだったのですが、360度の眺望はないですが、ちょいちょいと90度程度の眺望があり、思ったよりも眺望も楽しめました。広葉樹の葉っぱがかなり落ちているために見えた眺望もありますが。
大雨でアクセス道路の落石等ないか、注意しながら行きましたが、奥に白州ビレッジも営業していることもあり、問題なくアクセスできました。駐車場には、乗用車3-4台、中型バス1台。私がラストの登山者。中型バスは関東から来たようで、このあと塩沢温泉に行かれるようです。バスの運転手に行き方を聞かれました。
10時前にスタート。短いコースなのでトレーニング兼ねてすこし飛ばします。心拍数145程度をキープすると、高度600-700m/Hで上れます。水やボンベ等で荷物は前回より重いですが、前回より早いペースを作れています。木の階段の遊歩道を30分弱で通過。ここまで、紅葉は、あまりなし。
そこから尾根歩きが始まるのですが、紅葉がぼちぼち始まります。まずは、オレンジ色に染まったカエデ(モミジ?)が出迎えてくれます。また、カラマツの葉も黄色に染まってきています。水場を1時間で通過。多分前回より10分程度早いペース。ここで団体さんに追いつきます。でも、予想外にすばらしい眺望ポイントがどんどん出始めたのでトレーニングは中止し眺望見学や撮影をしながらなので、団体さんの後ろを付かず離れず程度で登ります。頂上まで2時間20分。
最初は、木の合間から八ヶ岳、次に日向山と地蔵岳、さらに鋸岳、それから、金峰山、富士山、甲斐駒も登場。90度程度ではありますが、上に行くほど、すばらしい眺望が見えました。
また、紅葉(黄葉)も、予想外にすばらしかったです。1500mより上は、黄色のカラマツと広葉樹が多数。広葉樹は、コシアブラ、ブナ、ミズナラ、コナラ、ダケカンバ、等が主役。その中にオレンジや赤のカエデ/モミジが混じり合っています。あと、写真のように、クリーム色の幹が美しく、立派にそびえ立ち威厳も感じるダケカンバの木が、数本ありました。上に行くと、カラマツは完全に黄色くなり、針葉樹として、モミ、コメツガも混じっています。頂上には赤くなったナナカマドもありましたが、頂上しかないので、人が持ってきたのでしょう。
頂上では、鋸岳の眺望がありません。頂上の尾根沿いに10分弱あるくと、1箇所、鋸岳第一高点の眺望が得られるポイントがあり、そこで写真を撮り戻ってきました。踏み跡は微妙にありました。ソニーNV-U37のGPSがあるので、迷子になる心配はありませんでした。
頂上でお昼を食べ、団体さんが降りた頂上で一人ぼっちで記念撮影をし、私も降ります。下りもトレーニング代わりにハイペースで飛ばします。ただし、膝を痛めないように降りるのもトレーニングのうちで。高度1000m/H程度で降ります。水場まで約30分。このすこし下で団体さんに追いつき、先を行かせていただきました。階段は1段飛ばしし膝を痛めないよう、1段ずつ降ります。約1時間10分で到着。
暖かいなか雨乞岳の頂上に上れ、予想以上の眺望と紅葉(黄葉)に恵まれ、よいトレーニングにもなった、安全で楽しい山登りでした。
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