鍋割山(寄〜櫟山〜栗ノ木洞〜鍋割山〜金冷シ〜大倉)
- GPS
- 07:58
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
天候 | 曇り〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※新宿から大山・丹沢フリーパスB使用(新宿から往復1480円。本厚木―渋沢駅間途中下車可。神奈川中央交通バス無料。新松田駅は区間外で180円追加) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【寄〜櫟山】 登山口がわかりにくい。標識注意。事前の2万5000分の1地形図での予習を推奨。山道からいったん車道に出る手前の578ピークは右手に巻きますが、私たちはそもそも登山口を誤りコースロスト。578を西側斜面から直登し、山頂から北におりて登山道に復帰できました。 【櫟山〜後沢乗越〜鍋割山】 道は比較的歩きやすいが、所々急登。鍋割り山荘手前に一つピークがあり「おっ、頂上か」と思いきや、まだ先がありがっかり。でも、最後のピークを超えれば山頂はすぐそこです。 【鍋割山〜小丸〜大丸〜金冷シ】 気持ちのよい稜線歩き。小丸手前が急坂。それ以外はのんびり歩けます。 【金冷シ〜大倉】 バカ尾根です。標高差約1100m。所々、ガレ場がありますが基本的に安全です。 【入浴】 東海大前駅前のさざんか(大人休日700円)広くてきれいで清潔でよかったです。露天風呂からは目の前に大山が見れます。電気風呂、ジャグジー、サウナあり。 【反省会】 本厚木駅の商店街にある居酒屋「十和田」。鰯の刺身、ミョウガの天ぷら、サンマ焼き、ニラ玉、唐揚げ、エシャロット、冷やしトマト、サラダなどなど食べました。〆は壱七家のラーメン。 |
写真
感想
ピーカンの丹沢は久しぶりでした。海も空も青く、吹く風も湿気がすくなくさわやかそのもの。気持ちの良い一日となりました。
寄〜櫟山〜鍋割山〜金冷やし〜大倉バス停は、危険な場所はありません。ですが、寄から櫟山で登山道をロストしてしまいました。以前一度通ったことがあるのですが、分岐を間違えたようです。
気がつくと道がなくなり、「迷ったら稜線へ」の原則通り、小ピークに登りました。25000図と高度計で「だいたいこのあたり」と見当をつけましたが、展望がなく周囲の山の同定できませんでした。ここで活躍したのがshuくんの持っていたスマホのGPS機能でした。現在地が25000図の578ピークと判明。すぐ近くを正規の登山道が通っているのが分かり、復帰できました。
25000図+GPS機能の絶大な力に脱帽。山と高原地図だけではやはり不安ですね。ボーナスでナビを買おうと決意しました。
鍋焼きうどんは混雑を覚悟していましたが、すぐに食べられました。お湯の入れすぎで味が薄かったのですが、おいしかったです。カボチャの天ぷらも良かった。相模湾を見ながらの鍋焼きうどんは最高の贅沢です。
終始気持ちのいい風に吹かれての山旅。これだから山はやめられない。月曜日になっても、脳内を昨日の映像がくるくると回っています。仕事をしなくては。
この日は前日の雨とうって変わって、昼前ぐらいからどんどん雲がとれ晴れ間が一気に広がる夏日。暑かったですが心地よい風が一日中吹き抜ける最高の登山日和でした。暑かったため、霞がおおかったですが、江ノ島や三浦半島、房総半島に富士山など360度の視界を存分に楽しめました。
当初は大倉から二俣に出て鍋割〜金冷シ〜大倉と回る予定でしたが、前日の雨の影響で沢が増水し徒渉が難しいかも知れない、ということで寄から櫟山経由で目指しました。後に、ほかの登山者から教えていただきましたが二俣にはしっかりした橋が架けられていて、今は安全にわたれるようです。
寄から登山道までが要注意。標識があるのですが、ところどころにしかついていないため、私たちは途中の登山口っぽいゲートから山に入ってしまいました。これがすべての誤り。道は踏み痕がしっかりありますが荒れ放題で、「やっぱりこっちは人が少ないですね」なんて登っていきました。しかし、途中で道は消滅。右手に登り切れそうなピークがあるので、とりあえず頂上まででてみる。2万5000分の1地形図で何となく当たりをつけるも、自信なく。iPhoneの電波が入ったので、GPSアプリで現在地を確認したところ、登山口から一旦車道に出る手前の578ピークにいました。北に進めば登山道に復帰できました。(普段はガーミンGPSを使うのですが、不覚にもこの日は電池を間違えてしまい、バッテリー切れ…涙)。正規登山道はこの578を右手に巻くのですが、昭文社の山と高原地図には載っていません。怠らずに地形図で予習してから行くべきでした。今回最大の反省事項です。
山行の主目的は念願の鍋焼きうどんを食すこと。山頂では小屋のスタッフさんがいくつものガスコンロを巧みに操り調理していました。この日は幸い注文から5分ほどで出来上がり。一点残念だったのが、水が多すぎてつゆが薄く、味が水っぽかったです。しかし、しっかり出来ていればシメジにナメコ、カボチャの天ぷら二つに半熟卵、ネギに椎茸に油揚げの入る豪華っぷり。にもかかわらず980円の大特価!下界で食べても鍋焼きうどんは1000円はくだらないのでは???
反省会は本厚木の居酒屋「十和田」で。〆には壱七家のラーメン。横浜家系。さすが本場(に近い)だけあって、おいしかった。臭みが少なく、まろやかでコクのあるあのスープは芸術品。栃木県にも家系インスパイアはありますが、全然別物です。
家人の冷たい視線を浴びながら、反省会だけ合流させていただいた修理中のsnowmanです。麦焼酎ボトル2本弱、いやあ飲みましたねえ。やっぱり「十和田」は落ち着くなあ。
山行は天候に恵まれ何よりでした。最近、丹沢方面へ出かけても富士がお隠れになっていることが多かったのですが、写真ではクリアに写っていますね。うらやましい。
コースアウトも「新ルート開拓」と考えればケガの功名? 私も同じ道を歩いてみたくなりました。ヤブコギも岩場もなく十分歩けそうなルートだから「××新道」とか命名しては。無名の578峰にも。ひょっとしたら初登頂だから命名権があるのでは。
どうでもいいことですが、いきものがかり(見習い)としては写真のカエルはトノサマガエルではなくヒキガエルではないかと思いました。青い花はリンドウでしょう。真正面から見ると一瞬、何の花かわかりませんね。
大きいものはみんな「トノサマ」かと思っていました。トノサマ富士山、トノサマ朝比奈…修正します
ネギさん。ボーナスでgpsのガーミンでも購入するつもりなら、習熟までかなりかかりますから、事前にお貸ししますよ。予習しておいてください。スノーマンさんがノウハウを良く分かっています。僕はいつもスノーマンさんから教えを請うています。
購入を考えているのは、ガーミンではありません。すみません。ソニーのnuv−u37です。価格も安いし、車載のナビ機能もあります。というか、「車のナビにも使えるよ」と付加価値を説明しないと、家庭内財務省が予算をつけてくれません。「山用のGPS」と言った瞬間に、「自分の小遣いで買えっ」と却下されてしまいます。予算を握られているので……。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する