白山
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- GPS
- 14:28
- 距離
- 48.3km
- 登り
- 2,511m
- 下り
- 2,509m
コースタイム
- 山行
- 12:34
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 14:27
天候 | 晴れ 山頂付近強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
風嵐ゲートから市ノ瀬までは除雪済み。 市ノ瀬からは除雪中。この日は釈迦新道分岐よりしばらくのところで除雪終了だったが帰りにはかなり進んでいた。 除雪最終地点から別当出合までは林道をシール登行。雪は豊富で一部デブリによる片斜面がある。 夏道の石畳が露出しているのでシートラで通過しそれより上部は雪が豊富でシール登行。甚之助避難小屋より上部は急斜面のためクトー装着。 エコーラインに乗り上げると強風。2400m以上はクラストでなるべく斜度が緩い水矢尻雪渓を詰めるようにハイクアップする。強風でガスにつつまれたり晴れたりと目まぐるしく変わる。御宝庫の岩の陰でアイゼンに換装し山頂アタック。最後の稜線は特に強風で耐風姿勢でもかなり持っていかれそうなくらいだった。 山頂からは安全最優先でアイゼンのまま下ったがどんどん風は強まりスキー滑降では飛ばされそう。斜面はガチガチなので転倒で板が外れたら滑落という状況。 室堂から下部は雪は緩み快適な滑降。2000m以下は腐り始め若干重いが楽しめた。 |
その他周辺情報 | 白峰温泉総湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
アイゼン
ウィペット
ヘルメット
自転車
|
---|
感想
白峰から自転車を使って白山に行きたかったが、ぶっちゃけソロでチャレンジする力量もない。誰か同行者を探していたが、コウエイさんに同行依頼したら快諾してもらって、この日を迎えることになった。
当日は快晴だが強風予報、「風が強くなったら、その都度現場判断をしながら進もう」と打ち合わせして、とりあえず自転車でスタートした。二人で話をしながら進むと漆黒の闇もそんなに孤独感はない。あっという間に市ノ瀬を過ぎて、除雪最終地点近くに自転車をデポした。
シールハイクをしだすころから、少し体調不良(腹具合がイマイチ)を感じた。別当の冬期トイレで用を足して、少しおさまるが、その後もしばらくペースを落としてもらってハイクアップした。すいませんでした。
弥陀ヶ原手前まで来ると白山がドーン!疲れも吹き飛ぶ瞬間だ。室堂の西側を通り、さらに標高をあげると風が強いのでホワイトアウトと青空が交互になる感じ。山頂近くまで来たら、予定通り風が強くて、吹き飛ばされそうになる。耐風姿勢をとること数回。なんとか山頂までたどり着いて、一安心。お祈りをして、写真を取り合って、このままアイゼンで降りることにした。このガリ斜面で突風にあおられると、私の滑走スキルでは間違いなく滑落するだろう。シートラも風を受けてつらいけど、なんとか爆風に耐えて、室堂まで戻った。
ここからは景色と適度に緩んだザラメ雪の滑走を楽しみながら、あっという間に降りる。石畳で再度シートラしてそのまま吊り橋へ。別当からはスキーでスケーティングもまじえながら滑り降りる。最後は自転車でダウンヒルも楽しみ、感動のフィナーレを迎えた。コウエイさん、1日どうもありがとうございました。楽しかったです。これからもよろしくお願いします。
白山に行くにあたってチカさんが同行していただけるということになり迎えた当日、予報では晴れるけどかなりの強風ということだったので安全優先で現地判断することとなった。
1時30分にゲートに着くとすでにチカさんも到着されていた。すぐに支度して予定より10分を度早く出発。久しぶりの自転車で荷物も重いけど話しながら行くと市ノ瀬まで割と早く着いた印象だった。さらに除雪最終地点まで進みシール歩行の支度をする。途中雪切れの箇所もあるが概ねシールで登行して別当出合に着いたときにはすでに明るくなっていた。
雪崩の跡はすさまじく大きな木もあったので雪の力はすごい。しばらく休憩し最初の核心部であるつり橋。幸い乾いているので慎重に進めばとくには問題がなかったが慣れてもいけない。石畳はもう雪がないとの情報があったのでシートラのままで石畳まで進む。石畳を超えればあとは自由に登れる。ゆったりとしたペースで回りを観察しながら登る。
エコーラインに合流しても風はそれほど強くなく久しぶりの御前峰を見るとテンションはあがり弥陀ヶ原を進む。風をよけて小休止してから山頂アタック開始。雪はクラストしていてガチガチなので慎重に進む。御宝庫から山頂までの稜線がスキーでは不安だったのでアイゼンに換装した。スキーはデポしたかったがかなりの強風のため適当な場所がなくシートラで進むことにしたがこれも抵抗になって20mオーバーの風はかなり危なかったが無事登頂出来て嬉しかった。
下山もスキーでは風とクラスト斜面は危険ということでアイゼンで室堂まで下山。だ休止した後滑りだすがここでビンディングトラブルがあり1本のスキーのヒールがうまくはまらず少しの力で開放してしまうのでゆっくり滑り対応した。しかしいつの間にか治っていて甚之助避難小屋からは滑り楽しんだ。
最後まで気を抜かず無事ゲートまで帰還しチカさんとガッチリ握手。色んな事があったけどお互いに話し合いながら対応し予定通りの行動が出来たので達成感がある。いろいろ経験出来た山行だった。チカさん同行ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
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