角田山＊桜尾根〜灯台コース 宴のあと

2018年04月17日(火) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 5.2km
• 登り: 523m
• 下り: 508m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:30

距離 5.2km 登り 523m 下り 526m

6:47 桜尾根登山口
8:28 8:37 角田山
8:43 9:24 観音堂
9:32 角田山
11:00 角田岬灯台
11:00 角田山灯台コース登山口
11:17 ゴール地点

■灯台コースの岩場付近からGPSがほぼ使いものにならずルートは手書きです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■角田浜駐車場（とても広い）
WCはありますが、トイレットペーパーがありませんでした

コース状況／危険箇所等

■危険箇所ありません

写真

4/17 6:33

おはようございます。さっさと登って下りてで第二ラウンドも検討していましたが、お花の事を考えやはり遅めスタート。ひろ〜いPには先客2台様。

4/17 6:38

今回は登り桜尾根、下り灯台コースといたします。一旦車道に出、向かいのこの喫茶店の右横が登山口です。

4/17 6:39

桜尾根コースは新潟県的に非公式コース（私有地）のため、色々制約があります。スパイク長靴と石突カバーのないストックの使用は禁止。

4/17 6:40

いきなりイカリソウわっさー。ていうか延々とわっさーです。

4/17 6:41

例の3種類の下垂系のどれか。

4/17 6:43

いきなり雪割草（オオミスミソウ）がおりましたー。さすがにもうくたびれてるね。

4/17 6:46

またいたー。

4/17 6:52

この子はわりとフレッシュ！もう見られないかもと思っていましたが、わりと残ってくれていました。

4/17 7:02

北陸のお山ではほとんど見ないヒトリシズカちゃんが何人も！

4/17 7:06

この濃紫のお花は見たことがある気がするのだけれど…。

4/17 7:10

県のお花が雪割草だなんて素敵やんです♪ちなみにわが石川県はクロユリ…。

4/17 7:29

新緑気持ち良い〜。

4/17 7:29

クロモジかな。

4/17 7:30

ナガハシスミレ。タチツボの他にもスミレサイシンやまたちょっと違ったふうなスミレも。

4/17 7:36

雰囲気がちょいちょい代わって飽きません。序盤にソロのお姉さんと出会ってからはどなたともお会いしません。

4/17 7:39

このタイミングのカタクリは初めて。見てはいけないものを見てしまったような。。

4/17 7:42

タイプの違うおふたり。

4/17 7:44

シーズンお初のニリンソウちゃんget♪まさか角田山で見ちゃうとは。

4/17 7:47

そしてこちらもシーズンお初のサンカヨウちゃん…が咲く手前。

4/17 7:48

エンレイソウ。

4/17 7:59

わわ、コチャルメルソウ！私が知る限り、ここだけでしか見かけませんでした。

4/17 8:03

で、桜尾根コース上部でとうとう咲いているサンカヨウちゃんget♪

4/17 8:12

植生がごっそりと変化します。

4/17 8:15

ショウジョウバカマもたくさん。この子は綺麗な色。

4/17 8:17

1時間半もあればよゆーで山頂に着くべ！と思っていたのですが、素敵トラップの連続にてとっくに1時間半経過です。笑

4/17 8:17

灯台コースに合流すると木道がお出迎え。なんともメインコース風吹かせておりますが、歩いてきた桜尾根コースも私有地ながら完璧に整備されており、丁寧に歩かねばと思わせてくれます。

4/17 8:19

紫バカマさんわっさー。

4/17 8:20

灯台コースから来られたお姉さんが素敵だったので一枚頂きます^^

4/17 8:21

やっとこさ山頂です〜。思っていたよりも随分広い！ていうかちょっとした公園みたいな広さです。

4/17 8:23

山頂には避難小屋がございました。まだどなたも来られていません。

4/17 8:25

登山届というわけでもなさそうな。記入するのは日付、コース、名前、住所、年齢あたりです。上で記入するパターンは折立スタートの薬師以来かも。

4/17 8:27

いかにも植えられましたって顔の雪割草。

4/17 8:28

この子も。個人的に雪割草は落ち葉の上ににょきっと咲いている状態が好きです。

4/17 8:32

さらに奥へと進みますと

4/17 8:37

観音堂がございまして

4/17 8:38

こちらも広場が整備されております。すっきり晴れていたら東北のお山が屏風のように見えるようです。ちょっと残念。

4/17 8:39

こんな感じ。鳥海山、月山、飯豊連峰あたりを実際に見て憧れ募らそうと思っていたのに残念。

4/17 8:40

ここまでくると別コースで登って来られた方々ともちょいちょいお会いできます。海岸線も見えますね。

4/17 8:44

チョイス間違えた感がすごい。

4/17 9:01

中途半端であまり出番のなかったROCLITEですが、私の足にはとても良くフィットします。最近お気に入り。

4/17 9:18

素敵な鐘が用意されていましたが、人気のお山ゆえご遠慮いたしました。

4/17 9:23

長者塚遺跡。

4/17 9:24

ダンコウバイかと思ったけれど、アブラチャンのほうかな。

4/17 9:29

当初の下山完了予定時刻に下山開始。笑　山頂から下りてすぐのこちらが桜尾根コース分岐です。しかし私有地のため案内板は有りませんので注意。

4/17 9:35

そうそう、角田山は雪割草と並んでカタクリのお山さんです。今回歩いた桜尾根コースも灯台コースもものすごい規模の群生でした。ほぼ終盤でしたが楽しめました。

4/17 9:38

下りは灯台コースから。後半の展望が楽しみです。

4/17 9:39

今まで見た中ではもっとも立派なキブシが。

4/17 9:41

三望小屋は老朽化激しく立ち入り禁止。

4/17 9:50

新潟だからアズマイチゲがいるかもと思っていましたが、キクザキばかりでした。

4/17 9:54

緑？途中で成長止まってしまった？

4/17 9:57

むむ、何やらややこしい〜。

4/17 10:02

灯台コースもかわいこちゃんトラップ満載。

4/17 10:08

そしてようやく展望地に出ました！そして正面に憧れの佐渡島まで見えてるし〜。お山には冠雪を確認。行きたいな。。

4/17 10:13

岩場ゾーンに来ると黄色い子がたくさん。キジムシロかな。

4/17 10:16

わたくし好みのカラー発見♪

4/17 10:22

ここからが灯台コースの人気ゾーンですね。岩の細尾根が続きます。正面のポコを二つばかり越えて行きます。

4/17 10:30

これはオオカメノキかな。尾根左右にも木やお花がたくさんあって進めないw

4/17 10:34

振り返ります。こう見るとなかなか急峻に見えますが、実際歩くとそれほどでもないです。

4/17 10:36

これはなんだろう？未だかつて見たことのないお花な気がします。

4/17 10:39

ポコではヤブツバキがお見事です。

4/17 10:46

そしてようやくgoal地点である角田岬灯台が見えてまいりました。

4/17 10:54

良い景色だ〜。

4/17 11:04

やっぱりこれやっちゃうよね！日暈発見の副産物も。そう、お天気は下り坂なんです…。

4/17 11:06

う〜み〜！おらようやく下りてきただ〜。

4/17 11:08

日本海タッチにて今回の旅は終了です♪

撮影機器：

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

kozakura2702

今回もまたまた直前山域シフトにて角田山。

角田山はお友達が何人も登っているし、素敵な里山だと言うことは知っていました。かねてより行ってみたい！と思ってはいたけれどやはり遠いものは遠いのでした。
新潟県というと糸魚川、上越、せめて長岡あたりは距離的、心理的にも近い気がしていたのだけど、新潟市となるとどう転んでも遠いです。でも今回行かなかったらもう一生行けないかもしれないと思い、思い切って行ってきた♪というわけです。

お天気はややどんよりしていたものの、灯台と日本海のある景色も楽しめたし、カタクリの群生や雪割草も楽しめたので◎。しかし、花の季節を少し越えたのにこんなにも亀足になってしまうようですと、最盛期は登りだけで3時間くらいかかるのではとゾワゾワです。
そしてレコを拝見していると、ここと弥彦山と国上山を繋げる西蒲三山縦走なんて素敵なプランもあるようで。あーでも私には無理。。国上〜弥彦山が関の山ですね。

当初の予定では9時頃に下山して、栃尾の油揚げリターンズ！とか、坂戸山寄り道しちゃう？！とか、なんなら初めての高田公園観桜会なんてどう？！（もう遅いかな）とかとか考えていたのですが、時間的にもそんな余裕全くなし。ただただひたすら運転するのみで。もちろん今回もオール下道。それでも疲労感はさほどありませんでした。
2日間あったのと、睡眠時間の差ですね。睡眠2時間半と7時間では疲れ方がまったく違うものです。車中泊が快適な季節になってきて嬉しいな。


※桜尾根コースについて※

私有地のため、公式コースの7本には入っておらず、非公式コースとなっています。（HPなどでも表示されていないことがほとんどです）
道中、案内看板の類はありません（注意喚起の看板のみ）。とはいえ決して登ってはいけないと言うことではなく、マナーを守って歩いて下さいねということです。植物の採取禁止はここに限ったことではないので割愛しますが、スパイク長靴と石突にカバーがないストックの使用は禁止です。

今回私はトレッキングシューズで、ストックは使用しませんでした。出来る限りお山に負担がかからないようにしたいので、最近はお山次第ではありますが、ストックを使わないことが多いです。
スパイク長靴は主に低山ハイクで一般的に使われているようですが、やはり個人的にはおススメしません。今冬初めてスパイク長靴を履く機会があり、そのスパイクを実際に見たのも初めてだったのですが、見てすぐこれは無雪期の登山道にかなり負担がかかるだろうなぁと感じました。これまで「泥濘里山スパ長最強！」にも思えましたが、実際に見ることで印象は180度変わりました。あれは雪の低山徘徊時に使うもののように思えます。（あくまでも個人の感想です）