久々の川苔山&初めてのはとのす荘の温泉(電車利用)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,736m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自宅05:30-(徒歩)-05:45国立駅05:52-(JR東日本中央線)-05:55立川駅06:04-(JR東日本青梅線)-06:34青梅駅(乗換)06:35-(JR東日本青梅線)-07:18奥多摩駅07:27-(西東京バス臨時便川乗橋行き)-07:37川乗橋 【帰り】 鳩ノ巣駅15:13-(JR東日本青梅線)-15:42青梅駅(乗換)15:46-(JR東日本青梅線快速)-16:19国立駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルートほぼ明瞭です。迷うことはありませんが、舟井戸から鳩ノ巣駅への下りはガレが散乱しているルートがあり、一瞬アレッと思うことがありますが全体を眺めると見えてきますので問題ありません。 川乗橋バス停〜川苔山登山口 舗装された林道を緩やかに登っていきます。40分弱で細倉橋を渡ったすぐ先の川苔山登山口到着します。 川苔山登山口〜百尋の滝 渓流に架けられた木橋を何度か渡りながら登っていくと35分ほどで百尋の滝に到着。 奥多摩最大級の滝である百尋の滝は見応えがあります。 川苔山へ向かうルートから分かれての、百尋の滝滝壺前への昇り降りは急な階段をロープを伝いながらとなりますので大きなバッグパックの場合は、手前でデポして滝を見てきたほうが楽です。 百尋の滝〜川苔山山頂 傾斜の急なルートが何度か現れます。マイペースで進みましょう。上空が開けてくるころからは石積みの砂防堰堤のある沢に沿って登り、最後のつづら折りをやり過ごすと山頂下の尾根道に出ますので気分が晴れやかになります。が、この尾根道が最後に結構足に来ます。百尋の滝から2時間ほどで山頂に到着します。 川苔山山頂 それほど広くはありませんが大きめのベンチは3か所あり、レジャーシートの敷ける平坦な場所もありますので余程多くの山行者で賑わうことがない限り、昼食をゆっくり摂ることができると思います。 眺望は開けていますので好天ならば周辺の山々と富士山をしっかり望むことができます。 川苔山山頂〜舟井戸 尾根道から舟井戸へ下る山道はやや急で、丸太で仕切った大きめの段差を降りていきますので足に負担がかかります。また、この時期はブナの落葉が山道にたっぷりたまっていますので、落葉に隠れた浮石や木の根等があることを念頭に置いて足を地面に着くようにしましょう。 舟井戸〜鳩ノ巣 舟井戸から鳩ノ巣への分岐へ進み、少し平坦なルートを歩くとガレの散乱したルートが続きます。ガレのためにルートがわかりにくくなる場合がありますが、ちょっと立ち止まって斜面全体を眺めるとルートが見えてきます。足元だけを見つめてやみくもに進まないうにしましょう。とはいっても、ルートを外れても危険な状態になるようなことはないでしょう。 暑い時期は標高800m以下になると急に暑さを感じるようになりますので、暑くなったらシャツを変えるなり脱ぐなりで調節することで熱中症に備えましょう。もちろん水、スポーツ飲料(私は大塚製薬OS-1が薄味なので利用させてもらってます。)を取ることも忘れないようにしましょう。 ガレの散乱したルートを過ぎると、標高差の少ない標高700m代の長ーぃルートが続きます。少し飽きてきますが、黙々と進みましょう。 やがてコンクリートの階段が現れ、降りて道標に従い林道を少し登ると、岩の上に建立してある大根ノ山ノ神の小さな祠が現れ、そこからは岩の露出したやや急なルートをひたすら降りていきます。 ちょっと歩き疲れるルートですが、ルートの脇にはいろんな草花が咲いているので、それらを鑑賞しながら歩くと気が紛れていいでしょう。 やがて、熊野神社経由して鳩ノ巣駅へ向かうルートと直接民家の生活道路を降りていくルートの分岐道標が現れますのでどちらかを選んで駅に向かいましょう。山頂から鳩ノ巣駅までは約2時間のコースです。 今回ははとのす荘の温泉に入りましたが、直接駅へ向かうときれいな大きめの公衆トイレと缶ビールやソフトドリンク、夏場にはかき氷を販売する、店の前にベンチのある売店が駅前にありますので、汗をぬぐったり、のどを潤すことができます。 8年前の川苔山山行記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-58657.html |
写真
装備
個人装備 |
皮登山靴(GOROのブーティエル)
毛糸の靴下と綿の靴下(2枚重ね履き)
スポーツタイツ(ワコールCW-X)
ライトシェル(ミズノ)
ジップネックシャツ(ミレー)
ソフトシェルパンツ(Mont-bell)
下着(ボクサーパンツ
半そでシャツ)
<着替え>(下着(ボクサーパンツ
厚手靴下2枚
ジップネックシャツ(Mont-bell)
薄手トレッキングパンツ(Mont-bell))
地図(山と高原地図 奥多摩)
地図ケース
救急セット
スポーツバンデージ
入浴セット
スマホ
Wi-Fiルータ
予備バッテリー
GPSロガー(Holux m-241)
スポーツ飲料(大塚製薬 OS-1)
ミネラルウォーター(1Lペットボトル)
ヘッドライト
万能ナイフ(ビクトリノックス)
フリーズドライフルーツ・ナッツ
一口チョコレート
おにぎり(筍ご飯-小ぶり4個)。高度計付腕時計(SEIKO PROSPEX)
オーバーグラス(SPALDING)
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感想
久々の山行、どこにしようかと思案しましたが、交通の便がよく、そこそこに楽しめ、そして降りてきてお湯に浸れるルートということで川乗橋から上り鳩ノ巣に降りてくる、川苔山を選びました。
土曜日の好天で人出が多いかと想像していきましたが、気温が上がるという天気予報の影響なのか、それほど多くなく奥多摩駅から川乗橋へのバスも帰りの鳩ノ巣駅からの青梅線のJR線も座って利用することができました。
7:40頃から登り始めましたが、朝のうちは気温はそれほど高くなく百尋の滝まではいいペースで進みましたが、その後のやや急なのぼりを水分を取らずに登ってしまった結果、動きが鈍くなったので、砂防堰堤のある沢沿いところでしばし休憩して水分を取り少し回復させましたが、山頂手前の尾根道は超スローペースとなり我ながら情けなくなりました。
ちょっとくたびれて到着した山頂からの眺望は好天に恵まれ、気温が高い割には富士山の美しい眺めもクリアーに望め、もちろん蕎麦粒山、本仁田山も望めました。
そんなに広くない山頂ですが、山頂には8人ほどの山行者しかいませんでしたので、ベンチで休憩することができました。
休憩後下り始めると、水分、塩分の補給不足と日頃の鍛錬不足で、すぐに大腿部が攣りはじめ、下りはずーっと痛みを押しての歩きとなりました。
標高800m位から暑さを感じるようになりましたが、ウェアーが汗みずくになるほどではありませんでした。
大根ノ山ノ神の手前で一旦林道に出た後、再び山道を進むのですが、そこそこ急で、岩の露出が多く、段差も大きいため足に負担がかかります。
ぴょんぴょんと降りていけばいいのでしょうが、大腿部が攣り気味でしたのでそんな歩きはできず、段差を”えっこらさ”と降りていくのでますます足に負担が来る悪循環の歩行となりました。
車道を5分程歩いて到着する“はとのす荘”の温泉は宿泊者の入浴が15:00からのため、日帰り利用者は14:30までの入館で15:00までの入浴に制限されていますので、今日は熊野神社へは寄らずに鳩ノ巣駅脇まで降り、更に降りて鳩ノ巣トンネル手前で国道411号を横断して多摩川脇に建てられた本館のお風呂へ向かい、お湯に浸かりました。
日帰り入浴料は¥1,130と少し高めです。
浴場の造りは普通の旅館風呂風ですので温泉気分にを十分に味わうことはできませんが、入浴者は私を含めたったの二人でしたので、のーんびりとお湯に浸かり汗を落とし、疲れた足をお湯の中でじっくりほぐすことができました。
15:13鳩ノ巣駅発の青梅行き、青梅駅で乗り換える青梅線快速東京行きのどちらも座ることができ、自宅には17:00に着きました。
標高1,000mを超える山は久々でしたが、太腿部の痛みはあったものの、全体に順調で、充実した山行ができました。
奥多摩の山に登るのは20数年年ぶりです。
三峰口→雲取山→鴨沢→奥多摩駅でした。
GWに川苔山に行くことにしたのですが、丁寧で非常に判り易くまた精緻なご説明に感謝し拍手を送ります。
今まで北アルプス中心に歩いていましたが、そろそろ近くの山をゆっくり歩きたくなりました。
是非参考にさせていただき、肩ひじの張らない山行にしたいと思います。
ありがとうございました&行ってきます!
ご丁寧なコメントありがとうございます、そして、恐れ入ります。
暑くなってきましたので熱中症にお気をつけになって楽しんでらしてください。
百尋の滝、いいですよ。
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