残雪期の会津駒ヶ岳〜三岩岳縦走（駒の小屋泊）

2018年04月30日(月) ~ 2018年05月01日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,688m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:00

10:00 スタート地点
10:10 10:10 会津駒ヶ岳登山口
10:40 10:55 会津駒ヶ岳滝沢登山口
11:40 11:55 ヘリポート跡
12:40 12:55 水場周辺
16:00 駒の小屋

2日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:50

6:20 駒の小屋
6:40 6:50 会津駒ヶ岳
8:10 8:20 大戸沢岳を巻く
9:35 9:45 2057Mピーク下
10:40 10:50 2060Mピーク下
11:25 12:00 三岩岳
12:20 12:30 避難小屋
13:45 13:45 旧道分岐
14:10 14:20 1308Mピーク
16:00 16:05 国体コース入口(旧道)
16:10 三岩岳登山口P

天候

2日間とも晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

テニスコート脇の駐車場を利用。
もう1台をあずき温泉の三岩岳登山口駐車場にデポ。

コース状況／危険箇所等

登山道の状況。
　・会津駒ヶ岳から三岩岳は積雪期のみの縦走路です。
　・なだらかで広い尾根道で歩きやすかったのですが、視界が悪くなる
　　と迷いやすいと思いますので注意が必要です。

○滝沢登山口〜会津駒ヶ岳
　・滝沢登山口から林道終点の登山口までは夏道を歩きます。
　・途中から雪道で緩んではきていましたが歩きやすかったです。
○会津駒ヶ岳〜三岩岳
　・三岩岳へのあるいは逆方向へのトレースがありました。
　・広い尾根ですので視界が悪いと迷いやすいと思います。
○三岩岳〜小豆温泉
　・三岩岳からの下山路には赤布がつけられていました。
　・沢コースへの分岐の先の1,308mピークを越えると雪がなくなり
　　ました。急坂の下山路です。
　・夏道の脇にはイワウチワ、タムシバ等が咲き始めていました。

写真

4/30 9:35

テニスコート脇の駐車場を利用。1台をあずみ温泉の三岩岳登山口駐車場にデポ。

4/30 10:08

雪は全くありません。

4/30 10:10

雪解けのためか水量が多い

4/30 10:21

登山口への近道を登る。

4/30 10:41

滝沢登山口に到着。すぐ下まで車で登ってこれます。路駐多数。

4/30 10:46

暑いので着替える。

4/30 10:53

登山口を出発。

4/30 11:10

歩き易い登山道

4/30 11:13

登山道の脇にタムシバ

4/30 11:36

マンサク

4/30 11:38

ヘリポート跡下の残雪の急坂。ここが一番厄介でした。

4/30 12:41

休憩。この辺りは雪道。

4/30 13:18

ブナ林を登る。

4/30 13:26

シラビソが混じってくる。

4/30 13:27

もうすぐシラビソ林

4/30 13:29

登ってきた登山道を振り返る。

4/30 13:43

休憩。アイゼンを付ける。

4/30 14:02

なだらかな登りと

4/30 14:07

やや急な登りを繰り返す。

4/30 14:12

登山道を振り返る。

4/30 14:14

木々がまばらになる

4/30 14:21

日光白根山

4/30 14:47

燧ケ岳

4/30 15:24

もうすぐ森林限界

4/30 15:28

会津駒ケ岳が見えてきた

4/30 15:30

駒の小屋も

4/30 15:38

駒の小屋への登り

4/30 15:42

振り返る。先頭は83歳の大先輩です。

4/30 15:45

駒の小屋と会津駒ヶ岳

4/30 15:48

燧ケ岳と至仏山

4/30 15:57

最後の登り。

4/30 16:00

駒の小屋に到着

4/30 16:52

受付後、特設ベンチで宴会。写真を撮っていただきました。

4/30 17:32

寒いので早々に小屋に戻る。小屋前からの会津駒ヶ岳。

4/30 18:01

熊の毛皮のある自炊部屋

4/30 18:01

交代制なのでゆっくりできました。

5/1 6:12

ここから5/1。朝の会津駒ケ岳。

5/1 6:10

出発前に山スキーの方に写真を撮っていただきました。

5/1 6:23

駒の小屋を振り返る。

5/1 6:36

もうすぐ頂上

5/1 6:36

振り返る。登ってくるのは単独行の女性。トレースをたどらせていただきました。感謝。

5/1 6:44

会津駒ケ岳頂上で記念撮影。また山スキーの方に写真を撮っていただきました。ありがとうございました。

5/1 6:49

駒の小屋を見下ろす。ガスのため燧ケ岳・至仏山の眺望は無し。

5/1 6:51

これから向かう大戸沢岳方面。トレースがあります。

5/1 6:54

なだらかな尾根。

5/1 6:55

駒の小屋を振り返る。

5/1 7:01

広い尾根道。正面は2,048Mピークだが巻く。

5/1 7:32

2,048Mのピークを巻いて鞍部に出る

5/1 8:21

大戸沢岳の頂上へは向かわず樹林帯に入り巻く。

5/1 8:27

樹林帯を歩く。

5/1 8:33

鞍部に出る。

5/1 8:40

大戸沢の谷を見下ろす。

5/1 8:42

また樹林帯に入る。

5/1 8:49

樹林帯を抜け稜線にでる。

5/1 8:55

大戸沢の谷。雪庇がだいぶ崩れている。

5/1 9:01

樹林帯を歩く。

5/1 9:07

稜線に出て

5/1 9:16

樹林帯の際を歩く。

5/1 9:28

もうすぐ2,057Mピーク

5/1 9:30

巻いてきた大戸沢岳を振り返る。

5/1 9:44

風裏の2,057Mピーク下で休憩。

5/1 10:00

三岩岳と会津の山並み

5/1 10:03

次の2,060Mピークへ向かう。

5/1 10:20

2,060Mピークへの登り。正面灌木のあるピークが三岩岳。

5/1 10:30

もうすぐ2,060Mピーク

5/1 10:33

2060Mピークからの眺め。大戸沢岳〜会津駒〜中門岳の稜線。

5/1 10:40

三岩岳と会津の山並み。

5/1 10:45

2,060Mピークを下る。

5/1 10:59

三岩岳への最後の登り。

5/1 11:12

三岩岳に到着。窓明山と会津の山並み。

5/1 11:09

三ッ岩沢の雪はだいぶ崩れてきている。
奥は大戸沢岳〜会津駒〜中門岳の稜線。

5/1 11:16

三岩岳頂上へ向かう。

5/1 11:23

三岩岳に到着。不思議なのですがここだけ雪が付いていません。大休止。

5/1 11:33

頂上からの眺め。奥は大戸沢岳〜会津駒〜中門岳の稜線。

5/1 11:38

窓明山〜坪入山〜高幽山の稜線と会津の山並み。

5/1 11:57

下山します。

5/1 12:04

見上げる。終日晴天でした。

5/1 12:18

避難小屋に到着。

5/1 12:19

出入り口の二階の窓は入れそうにないです。

5/1 12:38

広い雪原を下る。

5/1 12:40

三岩岳からの下山路には赤布が付けられていました。

5/1 12:56

桧枝岐側へ下る尾根に入る。見上げる先は

5/1 12:57

三岩岳。

5/1 12:57

どんどん下る。

5/1 13:17

ブナ林に入る

5/1 13:45

分岐。ここから旧道へ下る。

5/1 13:27

1,308Mピークを過ぎると雪がなくなる。ショウジョウバカマ。

5/1 14:16

イワウチワ。登山道脇に沢山咲いていました。

5/1 14:34

まっすぐ下る急坂。木の根が張り落ち葉に覆われ下り辛い。

5/1 15:10

タムシバ。登山道脇に沢山咲いていました。

5/1 15:10

オオカメノキ

5/1 15:18

下のほうではシャクナゲが見頃。

5/1 15:25

ムラサキヤシオツツジも

5/1 15:38

イワウチワ

5/1 15:52

下山口に近づくと新緑が美しい。

5/1 16:01

ヒメイチゲ

5/1 16:03

お疲れ様でした。登山（下山）口に到着。ここから舗装道路を歩き登山口の駐車場へ。

撮影機器：

D5300 ニコン

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 カシオ

感想

エル

会津駒〜三岩は残雪期限定の縦走路です。
今年のGWは大先輩（83歳）の希望があり、私としては案内を兼ねて2014年以来の2回目の会津駒〜三岩縦走＋駒の小屋泊。
大先輩は以前会津朝日岳から会津駒ヶ岳への縦走を試みたのですが悪天候のため三岩岳の頂上を確認できず途中で大戸沢へ下山。今回の山行でルートがつながったそうです。

30日は気温は高かったのですが、風が冷たく特設ベンチは早々に退散。
自炊室が交代制で五時半から使えるということでゆっくり夕食が取れました

1日は低気圧が近づいてきているということで、晴天ではありましたが風が強く遠望には恵まれませんでした。しかし残雪期の尾根歩きを楽しめました。

三岩岳への単独行の女性に会いました。このコースは初めてとのことですがルートはGPSデータをダウンロードしているそうで…。少し心配しましたが文明の利器は素晴らしですね。結局トレースをたどらせていただきありがとうございました。

コメント

papiban

残雪期限定
ERUさん、こんにちは。

いい山、いいコースですね。残雪期限定というのが勿体ない気もしますが、だからこそ魅力が増すのでしょうね。
残雪期限定と言えば、尾瀬の景鶴山や南那須の大佐飛山等々、登ってみたいな山がいろいろあります。
私もこのGWは景鶴山を狙ってたのですが、雪が少なく技術が要求されそうなのに加え、仕事が入ってしまったので、来シーズン以降に持ち越しです。

これからもレコ楽しみにしています。

エル

Re: 残雪期限定
Pabiban さん こんにちは
残雪期限定のコースからは夏山では見られないような景色を堪能することが出来るのも楽しみです。
しかし雪が少ないと厄介な個所が出てくるので延期したのは賢明だと思います。
私もPapiban さんのレコ楽しみにしています 。

eit

GPSウォッチ
ERUさん、こんにちは。お疲れ様です。
この時期の山は、雪と花を両方楽しめて最高ですね。
さて、GPSデータを活用しての単独行の女性、すごいです。やはり使えるんですね。実は私も地図データをダウンロードして使えるGPSウォッチを購入しました。今月予定の山行で使用してみます。結果報告しますので、ご期待ください

エル

Re: GPSウォッチ
eit さん　こんにちは
残雪の山は下ってくると雪が消えて山野草が見られるようになり、新緑のゾーンに入ると山菜。今回コシアブラとコゴミも調達しました。これもこの時期の楽しみです 。
GPSデータを使いこなせるようになると安心できますよね。
報告、楽しみにしています。