仙丈ヶ岳 冬季小屋泊

2018年05月01日(火) ~ 2018年05月02日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 33.5km
• 登り: 2,638m
• 下り: 2,644m

天候

一日目＝晴れ　二日目＝朝は晴れ、のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸台川駐車場。
この時期から例年運行する歌宿までの南アルプス林道バスは林道崩壊により六月まで利用できないので、冬季と同じく約4時間ほど余計に歩く事になります。

戸台に来る時は（東京方面から）節約のため諏訪ICから峠を越えてきます。伊那ICからと然程時間は変わらないと思います。

コース状況／危険箇所等

危険箇所梨、膝〜腰までの踏み抜き多数あり。仙丈小屋の冬季小屋を使わせて頂きました。使用可能かは一応伊那市へ確認した方が良いかと思います。藪沢カール＆巻道には小屋までのトレースはなく、しばらく泊まられてなさそうです。

その他周辺情報

仙流荘で入浴。

写真

戸台で車中泊です。

相変わらず脅し（注意書き）が半端ないです。

甲斐駒を見ながらダルい河原歩き。

河原歩きを終えて八丁坂

これから向かう稜線が見えます。

北沢峠。

長衛小屋に寄って湧き水を頂きます。上で水作りするつもりでしたが、Mっ気を出して6リットル汲んで担いで登ります。

北岳展望台

五合目　大滝ノ頭

森林限界過ぎても踏み抜き多数で疲れます。

北岳の端正なお姿。哲人の意味がわかりますね。

元気玉です。

小仙丈カールが美しいです。

小仙丈ヶ岳

鋸、甲斐駒、八ヶ岳

アサヨ様

鳳凰三山

日本の高峰1,2,3

南ア南部

この稜線はなかなか女王様が顔を見せてくれません。

北岳を見る雷鳥。次の日の朝にも同じ場所で見つめていました。

何度も登り結構疲れます。

斜度もなかなか

やっと女王様が姿を見せてくれます。いま会いに、、、

藪沢カールも美しい

冬季に比べれば大した事はないリッジ

やっと、、、

会えました。

霞みがかって快晴とはいかないものの、最高の景色です。

十分に景色を堪能したので、仙丈小屋に向かってカールを降ります。

降りたカールを見上げる。

冬季小屋は3階です。今日は貸切でした。

小屋からの眺めも最高

小屋に入る前に一番大事なことをやります。

準備途中で我慢できずビア

疲れた体には酸辣湯麺

素晴らしい夕暮れですね

こんな美しい山に、いま自分独りしか居ないって最高だね。

キムチ鍋にトックが最近のお気に入りです。

小屋の気密性が高いこともありますが、氷点下にはならず。−7℃対応のシュラフ、上下薄手のウェアでヌクヌクでした。

3時半起床。気温3℃
朝まで少し外は荒れました。

来た時よりも綺麗にが鉄則

甲斐駒＆八ヶ岳が染まってゆく

カールを登り詰める。　雪は締まって歩きやすい。

最高の景色をたった独り貸切です。

最高

最高

小屋に別れを告げる。午後から雨＆荒れるので山頂には寄らず。

薄明の時を見つめる雷鳥が素敵でした。

カールが綺麗ですね

中央アルプス

小仙丈ヶ岳

軍手最高。

樹林帯に入るので、これで景色は見納めです。

北沢峠

山頂からほぼ休まず下山

仙流荘で汗を流す

登った山を麓から見るのは良いですよね。

感想

mt_kiryu

全体的に特に危険箇所は無いが、この時期特有の踏み抜き多数で疲れます。

GWの平日でしたが、バスが運休だった割には登山者は多かった印象です。

仙丈小屋の冬季避難小屋を利用させて頂きましたが、小屋内やトイレは綺麗に使われておりました。

今回は貸切で女王様を独り占め。
「この山にいま自分独りしかいない」という状況は稀にあるのですが、今回も色々と向き合えました。

この山行の記録はブログに詳しく記載しています。
http://blog.livedoor.jp/salon_kiryu/archives/52150207.html