山伏、青笹山(青薙崩で撤退)


- GPS
- 23:29
- 距離
- 63.8km
- 登り
- 4,085m
- 下り
- 4,110m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:40
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:19
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 11:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見峠〜山伏 一般道です。特に富士見峠〜井川峠はハイキングコースです。 山伏〜青薙崩 一部道が不明瞭な所があります。基本山梨側を歩きました。山梨側にも支尾根があるので地形図で要確認です。笹は密度が薄くだいたい膝位で歩きやすかったです。 危険個所はありません。 青薙崩 ガレの縁を山梨側から登り木の根っこにつかまってガレの上を通過します。ここは問題ありませんでした。少し歩くとナイフリッジがあります。そこからはホールドできるような所は無く私には通過不能でした。 無理やり行けばたぶん滑落してたと思います。 |
写真
感想
井川の富士見峠から山伏から青薙山を経て白樺荘まで二泊三日で歩く計画でした。白樺荘からは井川のバスで富士見峠まで移動します。
山伏山頂部、小笹平でそれぞれテント泊、歩行時間は1日6〜7時間でのんびりテント泊の予定でした。
最大の難関は青薙崩の難所の通過でした。過去に多くの方が通過されているので落ち着いて歩けば通過できるつもりでした。万が一通過できなかった場合は水無峠山から東河内へ下るか、ピストンするかでした。
1日目は人気の山伏でテント泊ですので登山者が少ない午後三時以降に到着予定でした。荒れ気味の天気で南アルプスの展望は無く登山者はだれもいませんでした。
風が強かったので山頂から少し下った富士山が見える所にテントを張りました。
夕方になって風がおさまり夜は満天の星空と富士、静岡市の夜景もみえました。
2日目も少し荒れ気味で風は強く南アルプスの展望はイマイチでした。
この日は小笹平までなので距離はありません。6時間位歩けば十分到着するはずなのでテントでまったりして遅めのスタートになりました。
水無峠山以降は初めて歩きました。笹は思ったほど無く歩きやすかったです。
ルートも山梨側を意識して歩きました。地形図とコンパスで要所をチェックすれば大丈夫でした。所々、笹原の好天望地がありました。特に青笹山手前のピークの展望は素晴らしかったです。少し下ったところでテントを張れそうな所もありました。
青薙崩も見えました。
青笹山からイタドリ山を経て小笹平に着きました。笹原がきれいで大無間山が見えました。平らな所にテントを張りました。
水場は往復15分でした。源頭から汲めてきれいな水が取れました。
時間は十分ありテントでのんびりしました。
3日目は青薙崩の通過です。一応,通過できない事を考え5時過ぎにスタートしました。
1時間程で青薙崩に着きました。山梨側から回り込んでガレの木の根っこを手で掴みガレの上にでました。恐怖感や高度感はありませんでした。これで通過できると確信しました。すぐに難関のナイフリッジがありました。ここを越えればクリアですが足が出ませんでした。足を出しても二歩目をどこに置けばいいか,手をどこに置けばいいかイメージが湧きませんでした。あると思っていた小さな木がありませんでした。
すぐに撤退を決め慎重に戻りました。
一応エスケープルートで水無峠山から鹿の子池経由で東河内へ下るルートを考えてましたが、まさか通過できないとは思ってなくピストンも選択支に入れて水無峠山に到達時に決める事としました。
水無峠山には思ったより早く着き水にも余裕があったので少々大変ですがピストンを選択しました。
青薙崩ですが現状では私の技量では一人での通過は無理です。今度は青薙山から行ってみたいと思います。もちろん通過は考えていません。
これで夏に計画していた山伏から白根南嶺,南アルプスへの縦走はできなくなってしまいました。残念ですがしょうがないです。
登山の厳しさを改めて思い知らされるゴールデンウイークでした。
コメント
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KF4148さん
こんばんは。
山伏から青薙山のルートにチャレンジしたんですね。
私も5/4〜5で登山を予定していましたが5/4は荒れそうだったので5/5〜6に変更しました。5/4は強風と寒さで大変だったのではないでしょうか。
青薙崩は昨年は大丈夫でしたがその後に崩壊したようですね。残念でしたが撤退したのは良い判断だと思います。私は日帰り装備でしたがテン泊装備では厳しいと思います。K-MEN75さんは通過したんですかね?
それにしても三日目の移動距離が凄いですね。テン泊装備ですからね。圧巻です。
お疲れ様でした。
Zenjinさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
5/4は荒れ気味でしたが,夕方にはそれほどでもありませんでした。冷え込むことは想定内でしたので大丈夫でした。
青薙崩れは木の根っこをつかんでガレの上に上がるまでは良かったんですが、ここを通過されたZenjinさんが羨ましいです。
3日目の移動距離はZenjinnさんのテン泊での富士見峠〜山伏ピストンの移動距離と変わらないと思いますよ。
エスケープルートをしっかり用意してなかった自分のミスです。夕方まで天気が持ってくれて助かりました。
今度は東河内から青笹山や水無峠山に登ってみたいです。もちろんZenjinさんの記録を参考にさせて頂きますね。宜しくお願いします。
富士見峠、青薙山…スタートと撤退地点はとりあえずわかります。
ガレのリッジの写真拝見しましたが年々崩落するでしょうから去年は通過出来てもどうなるかわかりませんね。
私も通過するイメージが湧きませんでした。
先日の悪沢も下りきってコルで雪付いたちょっとした岩稜巻くのですが、中岳踏んで千枚小屋まで戻る自分が想像できませんでした。
眼と鼻の先で青薙〜稲又の縦走路とつながらなかったのは残念ですが、堅い踏み跡出来るかもしれませんのでその時に再挑戦できるとイイですね。
撤退してエスケープせずのピストン、KFさんの脚力あればこそだと思います。
引き際お見事です
tomhigさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
青薙崩れはは残念でした。いつか通過できる日が来ればいいんですが。
この時期に悪沢岳越えてコルまで下る方が凄いと思います。
エスケープルートで下って井川自治バスの時間に間に合うか微妙だったんでやめました。
ピストンは基本下りで穏やかな尾根歩き、天気も問題なし、1番は時間の計算ができたんで選択しましたが、今回の反省点です。
今まで何度も撤退してますんで撤退慣れしてますから。
無事に戻れて良かったです。
来週辺りに伝付くから南下して山伏まで行こうと思ってたんですが、、、
青薙崩れ無理そうですね。。
例えば下りで使うとき上にロープ確保出来そうな木とかありました?
ukyou06さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
上の木はしっかり確認はしてませんのではっきりとは答えられません。
10m〜15m上は樹林帯ですのでもしかしたらロープワークで通過はできるかもしれませんが
大変危険だと思います
単独では絶対に避けるべきだと思います。
私もそうですが自分の目で確かめたいと思う事が多々あります。
もし行くようなら無理をせず安全第一でお願いします。
ありがとうございます。
来週頭天気も微妙なんで
縦走は辞め下から行って
小笹で張ってガレ見てこようと思います。
ここも泊まりたい場所ではあったので🎵
ありがとうございました。
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