栂海新道 北アルプスから日本海へ
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 2,772m
- 下り
- 4,164m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:10
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:10
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:30
3:30 安曇野穂高発
6:00 蓮華温泉🅿
<復路>
20:30 自宅着 大糸線で穂高まで戻る
翌日、蓮華温泉へ車をとりに行く
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 親不知観光ホテル 風呂あり 糸魚川駅まで送迎あり 糸魚川駅前 飲食店 |
写真
感想
2010年(平成22年)8月9日(土)〜11日(月)
栂海新道 蓮華温泉・朝日岳・日本海へ
「リュックには 海パン忍ばさせ 栂海道」
北アルプスから日本海へのべ28時間かけ歩いた。
蓮華温泉を出発
長い朝日岳までの道のりを歩んだ。
アヤメ平のシモツケソウ、五輪平のニッコウキスゲなど
お花畑には色とりどりの花が咲き誇っていた。
視界のない朝日岳へ、初の朝日岳への登頂だ。
今日は朝日小屋へ泊る。
夕焼けが出て明日は晴れそうな予感がした。
朝は北アルプスが雲海に浮かぶ。
さあ今日は栂海新道へと向かう。
今一度朝日岳を登り、栂海新道へと気を引き締め歩き始める。
長い道のりでエスケープルートが無いので慎重に行くことを心掛けた。
最初の山頂が長栂山
その辺から湿原が広がりクルマユリ、チングルマなどの群落が美しい。
黒岩平のお花畑を流れる小川が印象的だ。
黒岩山からはヒスイ峡への分岐がある。
我々は文子池を経由しサワガニ山へと進む。
サワガニ山は稜線上の山だ。
サワガニ山から1時間ほどで北又の水場へと着く。
登山道から往復10分ほどにあるオアシスだ。
美味しい水をいただ今日最後の頂、犬ヶ岳へ。
2時過ぎ、栂海山荘に到着。
意外と多くの方が泊まっていて40名ほどいただろうか。
しかし我々は2階の部屋に二人だけの貸し切りとなった。
今一度時間があったので犬ヶ岳に登り返してみた。
日本海が見え、美しい夕焼けも見ることができた。
最終日
5時ごろには山荘を出発した。
黄蓮山、菊石山、下駒ヶ岳と通過していく。
なかでも下駒ヶ岳の登りは険しく、栂海新道一番の難所だった。
避難小屋のある白鳥山に着く。
ここまで来るとなぜか海の香りが漂ってくる感じがした。
シキ割の水場でハプニング!
山に入りぎっくり腰をしたことがなかったのだが
この水場で少しかがみ水を飲もうとした時
電気が腰に走った。
まだ先はあるのに歩けるかどうか心配になる。
とりあえずザックのベルトをきつく締め歩いてみる。
何とか歩けそうなのでゆっくりと腰をかばいながらの下山となった。
坂田峠に着く
ここへは舗装の林道もつながっているようだ。
さらに尾高山、二本松峠、そして最後の頂、入道山を通り進んだ。
3時ごろ車の走る音とも聞こえ始める。
親不知観光ホテルの前に飛び出した。
まずは日本海目指しホテル横の階段を降りる。
青い海、青い空が輝き迎えてくれた。
北アルプスから日本海への完成だ。
腰の痛みもあるが、何とか動けるので観光ホテルで
風呂に入り、早速ビールで乾杯。
糸魚川駅までは観光ホテルの車で送っていただいた。
糸魚川駅でも時間があるので居酒屋に入り今一度
北アルプスから日本海の栂海新道完歩の乾杯をした。
何度乾杯をしてもこの満足感は強く心に残った。
ふるちゃん
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