飯豊山(大日杉〜切合〜本山〜梅花皮〜西俣ノ峰)
- GPS
- 32:57
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 2,721m
- 下り
- 3,179m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:25
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:33
天候 | 5/2 晴れ 5/3 雨のち晴 5/4 晴れのち雪(強風) 5/5 強風 5/6 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5/2 サポートの送りで大日杉に到着。天気は素晴らしいが、明日以降崩れる見込み。4/29 に偵察に来たが、その時よりもかなり雪解けが進んだ感じ。予備日を入れて四泊五日分のザックは20Kgくらいだろうか。肩にザックのベルトが食い込んで辛かった。御田の杉とニセ地蔵で単独者と合う。御坪の少し先にで雪渓コースに出る。無雪期にしか来たことがなかったのでここを歩くのは初めて。なだらかな傾斜の斜面。スキーが出来ないのでわからないが、滑ったら楽しそうだ。切合小屋は一階からは入れなかった。トイレは使用可能。この日の宿泊者は我々以外に居なかった。小屋に入ってしばらくすると、雨が降り出した。夕食は鳥の味噌漬け鎬。
5/3 昨日から雪だか雨が降っている。日程には余裕があるので停滞する。11時ごろ小屋を出て見ると雲の切れ間から晴れ間が見えた。元々今日は足を伸ばす気がなかったので本山小屋まで行くことになった。昼頃出発。核心部の御秘所を無事通過。御前坂で喘いで本山小屋に入る。一階の入り口はやはり入れず。トイレは冬季用の一箇所が使用可能。ここも宿泊者が他に居なく貸切。夕食はジンギスカン鍋。
5/4 朝は晴れたので早朝から行動開始。小屋の前でアイゼンを装着したが、結局駒形山までは雪がなく歩き辛かった。本山の標識の前で記念撮影。本山を過ぎた辺り、雲の切れ間から太陽が顔をだした。小屋の方面が逆光で美しく光っていたが、御西から先は雲に隠れて何も見えなかった。お花畑付近で完全にガスの中に入った。ルートファインディングに少し時間がかかり、御西小屋に到着。長めの休憩を取る。小屋にあった帳面に倉手山〜大丸森山〜地蔵岳〜本山〜御西を歩いた人が居たが本当だろうか?すごい人が居るもんだ。天狗岳から小屋までは濃いガスの中を歩く。あまり楽しくない山歩き。途中、同県の山岳会のパーティーとすれ違う。石転びを上がって、今日は御西に宿泊するとのこと。昼過ぎに梅花皮小屋に到着。トイレは小屋の中の冬季用が使用可能。外に出なくて良いのは助かる。この日の食当は私。キムチ鍋を作った。味が心配だったが、メンバーからはお褒めのお言葉を頂いた。
5/5 雪と強風。風は相当強いので様子を見ることになった。昼近くになっても風がおさまらないが、門内まで足を延ばすことにする。しかし、登ってすぐ強風に煽られ、前に進めず一旦小屋に引き返す。靴を脱ぎ再び様子見。小屋から天気の情報を取ろうとするが、電波状況が悪い。13時過ぎ再びアタックを掛けるがやはり強風に煽られ断念。正直、恐怖で足が竦んでいた。最近はお手頃登山ばかりしていた私。こんな所に来る資格がないのかも知れないと思った。はすかしくて悔しかった。天候は回復傾向であるので、明日一気に西俣を下ることになった。再び梅花皮小屋で停滞。夕食は乾麺のソース焼きそば。余りの調味料で味を色々変えて楽しんだ。
5/6 快晴。風はあったが昨日程ではなかった。気温も少し高め。アイゼンは付けず、北股に登頂。三度目での正直だった。頂上からの眺望は本当に素晴らしかった。先輩から握手を求められた時、目の周りの汗が少し解けて痛かった。写真を沢山撮った後、門内岳に向かう。途中、ギルダ原での風も強烈で何度も転びそうになった。だが広い尾根なので、転倒しても心配ない。ここでは飯豊の風を楽しむことができた。門内小屋で長めの休憩。小屋は外壁と屋根が破損していて、強風でバタバタと凄い音を立てていた。休憩後、頼母木山へ向かう。下りでは風も無くなり、気温も大分高くなった。西俣ノ峰は例年に比べて雪は大分少ないとの事だった。私は一度本隊の迎えで来たことがあるが、確かにもう少し雪の上をあるいたかかな。大曲を過ぎ、急な下り坂を降りてようやく登山口に着いた。既に迎えの会員が既に到着しており、お疲れ様のビールを貰って飲んだ。梅花皮荘で五日振りに風呂に入った。鏡を見たがちっとも痩せていなくて残念だった。湯船から地神山の方を眺めると、なぜか大日杉から入った日が凄く遠い日のように感じられた。
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