富士見平テント泊の二日間で瑞牆山・金峰山の二座を巡る定番ルート
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- GPS
- 18:23
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,886m
- 下り
- 1,882m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 7:55
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:22
天候 | 4/29晴れ 4/30晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金峰山へは残雪や凍結箇所多数有ったので軽アイゼン携行必須 |
写真
感想
GW前半は奥秩父テント泊です。
初日は朝から富士見平にテントを設営し、
身軽になって瑞牆山ピストン。
二日目も身軽な装備で金峰山ピストンして、
富士見平に戻ったら撤収して下山です。
メンバーの車で瑞牆山荘そばの駐車場へ、
5時20分頃の到着でしたが既にほぼ満車でした。
1台分だけ残っていたスペースに何とか駐車して準備開始。
相変わらず軽量化に失敗しているザックは24キロ(汗)
富士見平までなのでまあ重くても何とかなるだろうって見込みでした。
準備してお手洗いで用を足している間にも続々と車がやってきます。
駐車場は満車なので、どんどん伸びる路上駐車の列・・
さすがにGWなので、遠方のナンバーが沢山ありますねー。
準備して出発したのが6時ちょうどくらいでした、
ここからまずまずの傾斜を富士見平まで登ります、
CTは50分ですが、荷物が重たいのでもう少しかかるかな。
途中、正面に瑞牆山がドーンと見えるところで小休止、
独特の山容に心躍ります。
一登りで富士見平に到着、さすがにGW二日目ですから多くのテントが張られています。
小屋からは結構下ったところで皆のテントを張れるスペースが有ったので設営開始。
今回のメンバーは男女3人ずつの計6人。
広い場所の確保は難しいかもと予想されたので4人用テントは使わず、
Kさんの3テンに2人、僕の2テンに女子2人、Hさんの2テンに1人と
僕はソロテントに1人の割り当てでしたので、
いつものメスナーをやめてモンベルのドームシェルターを使ってみる事にしました。
屋外で張って泊った事は無かったので一度は試してみたかったのと、
少しでも荷物を軽くしたかったので(汗)
200cm×100cmなのでメスナーソロテントと同サイズ、
なのでグランドシートはメスナー用を流用して設営、特に問題なく設営完了。
一休みして8:30瑞牆山ピストンに出かけます。
頂上直下の北側斜面に残雪&凍結の可能性が有ったのでチェーンスパイク持参、
ちなみに今回のメンバー6人は全員モンベルのチェーンスパイクでした。
余談ですが軽アイゼンって言うと以前は6本爪のイメージが有ったけど、
今やチェーンアイゼンがスタンダードになった感が有りますね。
確かに着脱が手軽で携行も軽くて便利、
つま先から踵まで爪が有るのでアイゼン歩行に慣れていない人でも歩き易い。
6本爪の方が滑り止め効果は高そうだけど、
チェーンアイゼンで厳しい場面では12本爪とかガチなアイゼンを使った方がイイでしょう。
それはさておき、アップダウンを繰り返して桃太郎岩で一休み、
不思議な岩にしばし足を停めて自然の造形に魅入る。
ここから徐々に傾斜が増して鎖場なども出てくる。
富士見平から桃太郎岩まではストックも使えるが、
桃太郎岩以降はストックは邪魔になる事が多いので、
富士見平から瑞牆山ピストンの際はストックは置いてくるのがお勧めです。
頂上直下の北側斜面に少し残雪が有ったがチェーンスパイク装着するほどでもなく、
11:00頂上に到着、大勢のハイカーで賑わっているので、
少し下がった樹林の中で昼食にしました。
この日のお昼は定番のカップヌードルBIGと残りスープで雑炊、
食べ終わったら頂上からの眺めを満喫しました。
綺麗に晴れ渡った青空と残雪の山々、
明日登る金峰山、富士山も綺麗、南アルプスはまだまだ雪の中。
そして八ヶ岳連峰も目の前に雄大に聳えています。
名残惜しいけど11:50賑わう山頂を後に下山開始、
樹林帯の岩場を下って行きます。
まだまだ登ってくる人も多く、すれ違いが多かったので少し時間がかかったかな。
疲れも見えてきたので桃太郎岩先のベンチで小休止、
あ、道標に小枝の人型オブジェ、先月の奥多摩でも見たやつだ。
同じ人だったりして(笑)
そして帰ってきました富士見平。
ひと汗かいた後はビールが美味いって事で名物の地ビールを頂く。
富士見平小屋ビール(デュンケル)と瑞牆ビール(ピルスナー)の二種類、
僕は瑞牆ビールを頂きましたが、
どちらも1本1,000円とややお高めなのでじっくり味わって(笑)
お味の方は・・・普通のビールよりは少し味が濃い目かなー。
山登った後に冷えたビールだから何を飲んでも美味いと思うんだ(笑)
一休みして、16時頃から夕食の準備。
4テンのグランドシートで場所を作りました、風もなく穏やかでしたので外で食べるご飯は良かった。
メニューの方は女子メンバーの力作揃いでした。
トマト鍋&トマトチーズリゾット
塩昆布キャベツ
厚揚げ〜ネギ醤油がけ〜
アスパラとエリンギのベーコン巻き
居酒屋ですか?ってほど色んな料理が出てきて大満足でした。
ワインのフルボトルと日本酒4合瓶を担いでいったんだけど、
ワインを二本空けたところでお腹いっぱいで、日本酒はほとんど減りませんでした。
テント泊でこんなに豪華な夕食なんて初めて食べました、
食事担当のメンバーに感謝です。
暗くなってからは早目に寝ました、
前日はあまり寝ていなかったので良く眠れました。
翌朝は4時起床の予定でしたが2時半頃には目が覚めてしまい、
3時前には起き出して準備を始めました。
懸念されたトイレ渋滞もさほどではなく5:30金峰山ピストンに出発、
しばらくは開けた尾根を緩やかに登り、
尾根を外れると左手に飯森山を巻きながら大日小屋へ。
ここで小休止の後は大日岩手前の分岐まで少し傾斜を増します。
開けた岩場には鎖場も有って標高を上げていきます。
大日岩分岐からは金峰山への稜線に乗って緩やかに登っていきます、
樹林帯の中なのでまだ眺望は有りません。
もうすぐ樹林帯を抜けるところで、まとまった残雪が凍結していたので
チェーンスパイク装着しました。
樹林帯を抜けて展望が開けるのが標高2,400mくらいからです、
そこからは森林限界を超えたハイマツ帯の岩場を歩く絶景ルートです。
ところどころでチェーンスパイク装着したり外したり、
こんなコンディションだと脱着が手軽なチェーンスパイクは便利ですね。
手洗いに寄りたかったので分岐から金峰山小屋へのトラバースルートへ、
このルートは北側斜面なので残雪が豊富、小屋までは雪道でした。
小屋付近で少し休憩して頂上へ向かいます。
小屋から頂上までは20分くらい岩場の直登ルート、
登りきると唐突に山頂標識の裏手に出てきて頂上到着です。
風が強いので、記念撮影などしたら五丈岩の方へ向かいます。
岩陰で風を避けてお昼ご飯を食べます、カップそばとカレーメシ、
新作のキーマカレーメシは結構辛い、夏場は汗だくになりそうなので個人的には涼しい時期限定か。
食べ終わったら五丈岩に登ろうとチャレンジしてみたが、
上から二段目のマントルするところで高度感にビビリ敗退(^^;
今回は勘弁しておいてやるか(笑)
昼食を終えて10:50下山開始、午後からは天気が崩れる予報だったけどまだ大丈夫。
お昼近くになると雲に隠れてしまう事が多い富士山も良く見えています。
下山は稜線を辿る、終始南アルプスや八ヶ岳を前方に眺めながらの絶景ルートです、
樹林帯に入るまで存分に眺望を楽しみながらの下山でした。
ここでも何ヵ所か残雪でチェーンスパイクを使う場面が有りました、
鎖場とかも有ったんですね、前回は雪がたっぷりあったので埋まっていたのかな、
鎖場を通過した記憶は無かったけど。
小屋への分岐からは往路を戻るルートです、
大日岩分岐の道標に帽子が掛けてありました。
登りの際も掛かっていたけど一つ増えて二つになっていました、
回収して下の小屋に届ける事にします。
14:25富士見平到着、小休止して撤収します。
15:10撤収完了して出発です、後は駐車場まで戻るだけ。
再び重たいザックを背負って歩き始めます、二座登った疲労も相まって足取りは重いです。
雲は出てきましたが雨には降られずに済んだようです、
明るい樹林帯を下って行きます。
駐車場到着が16:00でした、無事下山お疲れ様です。
件の帽子は瑞牆山荘に届けておきました、
心当たりの方は瑞牆山荘までお問い合わせいただければと思います。
帰りに寄った増富の湯は噂通りのぬるい源泉、
これはこれで珍しくて話のタネになりそうな。寒い時期は厳しそうだけど。
帰路の中央道はいつも通りの小仏TNで渋滞でしたので、
途中のSA・PAで夕食にしようとの事になり、
僕の師匠Rock08さんお勧めの境川PAで夕食にしました。
山登りの後は肉が食べたい欲求を存分に満たす境川豚もつダブル定食!
心もお腹も満たす贅沢メニューでした。
気付いたら周りは山帰り風の人ばかり(!)
みんな考える事は似ているのかと妙に納得の境川PAでした。
Hさんを高尾で降ろし、車は一路埼玉へ、
Mさん遅い時間まで運転お疲れ様でした。
ここから備忘録
両日とも天気は晴れ、30日は午後から雲が出てきたが大きな崩れは無かった。
クロージングは長袖ハーフジップシャツにいつもの青薄手ジャケット、
登っているときはジャケット脱いでちょうどよかった。
パンツもいつものマムートトレッキングパンツ、
靴はミラージュでグローブもいつもの作業用薄手グローブ。
初めて野外で使ったドームシェルターは快適だった、
悪天候だとまた違うだろうけど好天ならメスナーと遜色ない。
今後は積極的に使っていこうかな。
朝方の冷え込みもさほどではなかったので、(10度くらい有ったかな)
シュラフはポリゴンネスト6×4で全く問題ない、
標高が低いから4×3でも眠れたんじゃないかな。
飲料は両日ともポカリ500mlで十分に足りた、
瑞牆山ピストンでは少し余ったけど最後に全部飲み切った。
ゆっくりペースだったので膝の痛みなどは無し、
翌日の筋肉痛もほとんど無かった。
レコ待ってましたー
んー!写真見ると「行きたかったなぁ」って思います!
最高の天気、流石てるてる◯主が2人!(笑)
次回ご一緒の時も天気お願いしますねー
てゆうかテントいっぱい持ってますねー(?>◡<?)
二日目の午後は崩れる予報でしたが何とか持ちこたえました😅
二日間とも絶景を楽しめて良かったです✨
ご一緒出来ず残念でしたが、次回は是非!
ドームシェルターは一応はシェルターなんでテントとは別枠って事にしています🎵
いや、家族の手前、そういう事にしておかないと色々と、ね😌💦
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