白沢天狗山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 9:35
天候 | 好天なれど霞深し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山口との標高差は約1100m ※地形図1412m付近に「矢沢尾根分岐」と「ブナコブ平」の標柱があり、ここまではルート明瞭です。 ※標高1500m台にネズコなど針葉樹の区間がありますが、そこ以外は全て笹の尾根です。薮というほどではありません。 ※標高1830m付近から上は断続的にロープが張られています。登山道は直線状で、土の斜面に落葉が溜まり、とても滑りやすいです。 ※東西に延びる頂上稜線直下の桟道はひどく崩壊しています。 ※頂上から北側は木が伸び、後立山連峰南部の頂上部分が所々見える程度です。 |
写真
感想
初めて白沢天狗山(2036・1m)へ行ったのは2015年6月2日でした。
事前にルートを調べると、ネットの記録にもヤマレコにも「ゲレンデトップから上がる」と書かれていました。
ゲレンデは木立によっていくつかに分かれていますが、『トップ』とは一番上と解釈し、中央の一段高い所へ通じている第3リフトの裏へ上がりました。
ここが全てのゲレンデの最高点ですが、いくら探しても登山道らしい個所は見当たりません。
仕方なくそこから山中に入りました。猛烈な笹薮、灌木薮でしたが、いまさら引き返して登山口を探す気にもならず、ひたすら上を目指しました。
地形図1442m地点を過ぎてからは斜度もきつくなり、両手で薮に捕まって身体を引き上げる格好で前進です。
やっとの思いで頂上から南東に下る尾根に上がってみると、そこには目印と微かな踏み跡がありました。
大変な思いをして辿り着いた頂上でしたが、ガスが濃く、見えたのは眼下のスキー場と西側の爺ヶ岳など一部の雪山だけでした。
下りは2009年に整備されたというルートを歩き、ゲレンデトップとは第4リフトの山頂駅であることが分かりました。
上り5時間、下り2時間半でした。
今回はこのルートを往復しましたが、ルートの荒れ方がひどく、稜線直下の桟道(丸太のハシゴ)は朽ち果て、体重のある人が乗ると崩壊しそうな感じでした。さらにこの区間だけ残雪があり、雪で濡れた登山靴で丸太を足場にするにはとても滑りやすい状況でした。
桟道は設置した後はメンテナンスされてない感じです。このままでは年々ルートの荒廃が進みそうです。二ヶ所で計3本のアルミ梯子は、今のところ問題なさそうでした。
頂上を始め、地上にある多くの標柱は原形をとどめないほど損壊しています(クマにかじられた?)中には立木に縛り付けているひもが少しも切れてなく、損壊したまま立木に縛り付けてあるのも見受けられました。
頂上と頂上手前の稜線からは西側が広く開けており、八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が見えるはずでしたが、好天で霞が深く、今回も遠望は得られませんでした。
北信の戸隠連峰や妙高の山々は辛うじて見えていました。
この白沢天狗山と同様の景観が、松本電鉄・新島々駅の北西にある天狗岩(1964.1m)からでも得られます。展望のない金松寺山経由(巻き道あり)で、白沢天狗山とは対照的な歩き易さです。
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