クモイコザクラのツルネ東陵-赤岳-真教寺尾根
- GPS
- 11:44
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,652m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 11:43
天候 | 薄曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ツルネ東陵は急ですが特に危険箇所はありません。 真教寺尾根の下りの鎖場は小石の落石多し |
写真
感想
八ヶ岳にもサクラソウが見られると聞いていたので、シナノコザクラの白岩岳とどちらにいこうか迷ったが、N君の希望で長い距離を歩きたいと言う要望を取り入れて、初めてのコースになる地獄谷からツルネ東陵を登るコースに決定した。
出発してしばらくは林道歩き、川俣川に沿って行くと大きな堰堤が出現、ここから堰堤をハシゴで越えてからは川に沿って遡上していく。
川は天井川で登るにつれ水量が出てくる、周りには三つ葉ツツジのピンクの色が点在してきれいだ。どんどん沢幅が狭くなって何度も徒渉しながら登って行く。
ピンクのテープがたくさんあって、出合小屋まではまず迷うことはない。
期待していたクモイコザクラは小屋の手前のせり出した岩壁にポツポツと咲いていた。もっとたくさん咲いているのかと思っていたのだが、時期の問題だろうか。
出合小屋を過ぎてからいくつかの沢筋に迷い込む心配はある、初めは小屋圓寮岾拌堯△修譴ら小屋から10分少しで沢は大きく分かれる辺り、いづれもそこには標識があるのでその指示に従う。その後のわかりづらい取り付き口は、岩の横から沢沿いにいかないでそのまま上にいく事、そのまま沢に沿わないようにする。
いきなりの急登は東陵のキモでしばらくは尾根に沿ってまっすぐ登って行く。
巻き道をしないでまっすぐ登るだけ。
ここからの標高差600m弱はかなりの急登、ただ岩稜帯ではないので危険は感じない。終盤になって尾根からトラバースしていくところはわかりづらいかもしれない。
トラバース地点で大きなバキバキいう音がした、付近にあったくさい糞でどうやら熊がいたようだった。
この日このコースには先行者がいたようだが、誰にも会わなかった。
長い道のりを歩きたいと言っていたN君はすっかりここで体力を使い果たしたようで、さらにキッレット小屋からのきつい登りにすっかり参ってしまって休憩のオンパレードとなった。急登のあと急登でもちろん自分もかなりつらかった。
下りの真教寺尾根の鎖場が過ぎるまでは気を遣った。特に最後の2段の鎖場はどうしても小石が落ちるので、一人ずつ十分に間を開けて下った。それに登ってくる人もいるので注意が必要だ。ここはやっぱり下りで使うルートではないなあと痛感した。
気になったことがひとつ、下る間ずっと下から音楽が聞こえてきた。たかね荘でのイベントでのBGMなのだろう、低音のドンドコといったいやな雑音だった。後で地元の人に聞いたら、毎年この時期にイベントで2拍3日それも昼夜を訪わずアンプで大音響を流しているらしい。
この音は赤岳山頂からも聞こえた。これにはすっかり幻滅した。
帰りの美しの森の山ツツジ、それに上部でも三つ葉ツツジ、ズミそして何よりクモイコザクラが見る事ができので良しとしよう。
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