残雪のコブ尾根〜飛騨尾根
- GPS
- 31:33
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,893m
コースタイム
- 山行
- 9:12
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 9:35
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:24
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は、tanekuさんとliewさんに誘っていただき、二年ぶりの穂高山行となった。
初日はコブ尾根を登ったが、恥ずかしながらコブ尾根の頭の手前で、ふくらはぎが悲鳴を上げてしまった…liewさんから、「足がつらくなったら、腕にも荷重を分散させると良いよ!」と教えてもらったが、それでもやばかった。無駄に力を使っているのか、単に筋力不足なのかわからないが、まだまだだった。それから頭痛と息切れ…高所と呼べるほどのものでもないのかもしれないが、僕の体は間違いなく付いていけていない感じだった。悔しさがこみ上げてきた。
だけどそれも一つの大きな経験だった。
思えば、残雪期とはいえ、雪壁登りに触れることができたのもこれが初めてではなかっただろうか。
そして、もちろん状態次第なのだが、雪を味方につけることができれば、煩わしい岩稜もスムーズに抜けることができるということを、ルートファインディングを通じて知ることができた。
雪の怖さと面白さが少し分かった気がした。
二日目は飛騨尾根をアイゼンで登ったが、liewさんの話を聞いて、岩場でのアイゼンの丁寧な使い方を意識することができた。
結局、この日は天狗沢の下降が終わるまでは、ずっとアイゼンを装着していたが、土踏まずが痛くはなったものの、少しは装着感にも慣れた気がした。
二日間を通して、九州ではできない体験をすることができ、満足している。二人には深く感謝したい。
今回の山行で、僕の中の考えや、普段山に対して抱いている気持ちや、こういうことをやってみたいという憧れや希望といったものが広がった気がした。自分の実力をよくわきまえた上で、少しずつ取り組んでいきたい。
今回は、鹿児島から同い年3人組で豪華二本立てでお送りいたしました。
せっかく九州から来てるのだから、おもてなしをせねばと考えたこのルート。
難しくはないが、短距離でバリ2本、しかも稜線テン泊はいい感じです。
残雪にはオススメ。
2日間、岩アイゼンでいいトレーニングになりましたよ。
てか、もうどれが本チャンでどれがトレーニングなのか自分でもわからなくなりましたw
鹿児島最強のアルパインチームから、最強の男達二人を迎え楽しい二日間でした。
同県人はよかのぉ〜(^o^)
飛騨尾根と前穂北尾根を2日で登りたかったかったが、体力的に厳しい。liewさんと相談して、コブ尾根と飛騨尾根の2本を登ることになった。
雪どけが早く、コブ尾根は雪渓や岩、泥壁を繋ぎながら登る。途中から先頭を行かせてもらったので、ルートファインディングの良い勉強にもなった。コブの登攀は荷物があったので、左側の易しいルートを選択。ロープ無しでも行けそうだったが、高度感にビビり、1ピッチだけロープを出す。
2日目、飛騨尾根。自分にとっての核心は取り付きまでの雪渓下り。下手くそなアイゼンワークで初っ端に軽く滑って、岩場で止まる。その後は一部バックステップも交えて下る。取り付きで岩尾根を見上げたらホッとした。
飛騨尾根からジャンダルムの頂上に立ち天狗沢の雪渓から下山。毎度のことだが、liewさんの下山について行けず実力不足を痛感。できることから頑張ろう!
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