記録ID: 1505225
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
東北遠征ー釣り良し・ヤマ(秋田駒ヶ岳)良し・🌸良しの旅
2018年06月22日(金) ~
2018年06月24日(日)
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:23
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 965m
- 下り
- 970m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:21
距離 13.3km
登り 965m
下り 970m
15:12
ゴール地点
天候 | 3日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 釣り 2日目 秋田駒ケ岳トレッキング 3日目 鳥海山を眺めながら釣り (登山ポスト) 国見温泉森山荘の横の階段を登ると登山案内図があり、すぐ横に登山ポストがありました。 ※コース状況 (横長根分岐まで) 最初は、木製の階段を九十九折れで登り、ブナ林に入ると一旦平坦な道になります。道の脇には、白やイチゴミルクのような色のイワカガミが咲いていました。 木道と掘り割りの道を緩やかに上り、プラ擬木の階段が現れると急登となり、まもなく分岐に到着です。ほかに目につく花は、ゴゼンタチバナ・ギンリョウソウ・マイヅルソウです。 (横長根分岐から大焼砂分岐まで) 段差も勾配も緩い、爽快な尾根歩きがしばらく続きます。展望地の手前あたりから、灌木の背丈が低くなり、途中で田沢湖が見えました。また、サラサドウダンやウラジロヨウラクが満開で綺麗でした。展望地からは、女岳・小岳・馬の背が見えます。土の道が火山灰の小砂利に代わると大焼砂分岐はあと少しです。大焼砂までの道には、マイヅルソウ・ゴゼンタチバナ・アカモノの大群落があり、ついつい足を止めてしまいます。ほかには、ベニバナイチヤクソウ・ツマトリソウ・ミヤマハンショウヅル・モミジカラマツ・ウラジロナナカマドが咲いていました。 (大焼砂分岐から横岳まで) 大焼砂の手前から、この日は、強風で途中で上着に着たソフトシェルがないと、体温を奪われ辛い状況になるほどでした。大焼砂は、風当たりが強く風除けになる場所がないので、早めな防風対策をすることをお勧めします。 大焼砂の道は、火山灰の小砂利で、硬そうな場所を選んで足を置かないと、足が沈み込み体力を奪われます。小さな歩幅で風に耐えて登りました。 大焼砂にタカネスミレやコマクサが大群落を作るのは、この強風があるからだと納得できました。途中で、ムーミン谷方面の斜面を見ると、タカネスミレの花で黄色い縞模様が見えました。 (横岳から大焼森まで) ミネカエデやハクサンシャクナゲに囲まれた掘り割りの緩やかな道で、大焼森手前の鞍部から、火山灰の小砂利の道になります。頂上はすぐそこで、正面には、岩手山・乳頭山・大白森から八幡平までの山並みが良く見えました。花は、掘り割りの道には、ミヤマダイコンソウ・ミヤマキンバイなどが咲いていました。鞍部から大焼森は、タカネスミレ・コケモモ・ミヤマキンバイが咲いていました。 (横岳から阿弥陀池まで) 阿弥陀池分岐までは、好展望の道で、大焼砂と横長根の歩いてきた尾根とムーミン谷、火口が見える小岳と今も地熱が高そうな女岳、男岳、田沢湖、これから向かう男女岳と阿弥陀池が良く見えました。分岐から阿弥陀池までは、急な下りとなりますが、手を使いながら慎重に歩けば大丈夫です。下る途中から見える浄土平は、まだ雪の下でした。 (阿弥陀池避難小屋) 綺麗に管理されたトイレが使用できました。小屋は、池の湖畔に建ち多くのハイカーが昼食休みで賑わっていました。 (避難小屋から男女岳まで) 小屋前にザックをデポし、飲料だけをもって山頂に向かいました。多くの登山者が空荷で登っています。山頂までは、階段の道が続き15分から20分ほどで山頂に到着できます。傷んだ階段や土砂が洗われた場所も多くありますので、好展望ばかりに目を向けず躓きに注意が必要です。 (阿弥陀池周辺) 木道の道で、多くの花が咲いていました。(チングルマ・イワカガミ・ムシトリスミレ・ミヤマダイコンソウ・ミヤマキンバイなど) (阿弥陀池から男岳鞍部まで) 石組の階段状の道です。周りには、ヒナザクラが沢山咲いていました。 (男岳鞍部からムーミン谷への下り) いつもは、登りで使用し、急登と落石に気を使い疲れる道だということは十分判っているので、今回は下りにしました。今回は、何故か下りよりも登りの登山者が多かったようです。道の半分くらいから、沢山のシラネアオイが咲いているのを見れました。予定では、男岳に登ってから下るつもりでいましたが、シラネアオイを沢山撮影したかったので、今回男岳はパスしました。 登りでも下りでも浮石が多いので、落石には十分注意が必要です。 (ムーミン谷) 半分以上が木道の道ですが、今回は、半分くらいの木道に残雪があり、雪上のトラバースになりました。雪が柔らかいので、軽アイゼンなど無くても歩けました。ストックのゴムキャップは、雪上では外して使用してください。花は、雪が解けた場所でチングルマの大群落やヒナザクラの大群落があり、所々にイワテハタザオが咲いていました。サンカヨウは終わってしまったようです。 (大約砂分岐までのトラバース道) コマクサが咲き始めていました。ここからの田沢湖の景観も素晴らしい。 |
その他周辺情報 | 登山口の国見温泉 創業200年の石塚旅館で日帰り入浴させていただきました。(大人600円) 源泉かけ流しで黄緑色の温泉でした。 石塚旅では、宿限定の登山バッチが販売されています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ニッカズボン
靴下
グローブ
ソフトシェル
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
一脚
熊除け鈴
熊除けスプレー
空のペットボトル(熊除け用)
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---|
感想
過去3回は、秋田県側の駒ヶ岳8合目から周回して歩いたが、今回は、岩手県側の国見温泉から周回した。横長根からのルートは、登り始めからイワカガミ・ゴゼンタチバナ・マイヅルソウ・ツマトリソウ・アカモノなど沢山の花が咲き、大焼砂に着くまでだけでも多くの花が咲いている飽きない道だった。今回は天気も良く展望も効き岩手山などの遠くの山も見られた。大焼砂から先の道は歩きなれてきたので、余裕をもって、沢山の花や山並みを撮影しながら歩けた。今回で、乳頭山への縦走コースを歩いたのを入れて5回目となるが、花暦の予想を立てて違った季節に登るのは、いつも新鮮で楽しめる山だと思う。花の百名山の中でも上位ランクの山だと自分は思う。
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