白毛門沢
- GPS
- 09:49
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち雨 (T_T) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ナメがきれいな穏やかな沢ですが、傾斜がどんどんあがっていくので中盤あたりは足元の滑りに注意が必要です。 流木の堆積が多く、歩きにくく感じる箇所も多かったです。 上部二俣以降山頂まではほぼクライミング状態で、緊張感はありませんが疲れが出てきます。スラブ帯では登りやすいところを探すのも大変でした。 下山は一般登山道ですが、これもかなり急で疲れた脚に響きます。 |
その他周辺情報 | 鈴森の湯へ行きました。2時間\750。 食事もいただきました。豚焼肉定食\1000、温泉天そば\1250。 |
写真
感想
今年の沢始め。奥多摩のシンナソーが第1候補でしたが天気がいまいちなので、白毛門沢へ行きました。結局下山で降られましたが。。
自分は初白毛門。lunetteさんは残雪期登山の経験がありますが、沢で登るのはだいぶ不安だったらしく、車中泊でもほとんど眠れてないと。。それでも、思ったよりきれいに晴れた早朝に揚々と歩き出しました。
駐車場からすぐに入渓できるので、装備を全て整えての出発です。いくらも歩かないうちからきれいなナメ沢にシャッター押しまくり。
小滝をいくつか越えて現れたハナゲノ滝に感激!巻くなんてもったいないと登って行きました。でも滑ったら止まらないかも。。
東黒沢との二俣からロープの出番が増えますが、そんなに手間取ることもなく順調に進んでいきました。支点は細い灌木2本をスリングでまとめて作りました。タラタラのセンは巻くしかありませんでしたが、けっこう藪の中だったので二人とも不満タラタラ。しかも右へトラバースするところを見逃したもんだから、大変でした。
そして大岩へのナメ中段で事件が。。lunetteさんが滑落です。俯せで7mくらいは落ちたと思います。ロープを出すのが遅かったわけですが、幸い大きなケガはなくその後も行動を共にできました。この時ばかりは血の気が引きました。
さて二俣を間違えずに右へ入ると、水流は細くなって段差の高い岩壁や大岩の連続になり、傾斜も増してまるでクライミングをしている気分になりました。スリングでお助けすることもしばしば。
きれいに見えていた白毛門はガスに覆われ、視界のない中黙々とよじ登ります。風も出てきて、山頂ではゆっくりできないと思い、途中で昼食を摂りました。そして這いつくばるようにして登頂。すごく疲れました。
山頂では靴を履き替えるだけで下山開始。雨まで降ってきました。しかしこれまたとっても急坂でそんなに急げません。途中高校の登山部という十数人と会いましたが、何も見えない山頂でかわいそうにと思っていたら、急にガスが切れて谷川岳や武尊岳が見えました。普段の行いの差がこんなところにも。。
その後もどんどん下り続けて、眼下に見えるタラタラのセンや、ハナゲノ滝でキャニオリングに興じる歓声を聞きながら登山口へ下りました。
というわけで、なんとか無事に帰ってこれた白毛門沢でした。「ロープを使わなくても」というブログを見ましたが、まだまだ未熟な自分たちではロープなしでは行けませんでした。確保はうまくできたと思うので、ロープを出すタイミングを誤らないように気を付けたいと思います。
lunetteさん、これに懲りずまたよろしくお願いします。
今回、ロープ要らないかもの読みでしたが、とんでもございませんでした。
BBCさんがほいほい登った所を、当方が巻こうと右岸の踏み跡に取り付いたら
崩れる草付き。ロープ出してもらうも、行くのも退くも出来ず落ちる。お尻強打。
その後も巻きの道は良くない所多し。
大滝では簡単に滑落。止まらない。止まらない。止まらない。
左岸の小さな滝壺で止まる。
BBCさんの焦る呼びかけで、我にかえり、体は以外と大丈夫。動けるなと。
ふっと周りを見て、あれが中央だったら、もっと下まで落ちてどうなっていたか。
髪の毛逆立つ。
この後、恐怖で自分の足を前に出せない。
お助けロープ出してもらいつつなんとか最後まで登った。
詰めはほぼクライミングに近く、だいぶ練習出来た感あり。
BBCさんホントありがとうございました。
痣で済んで良かったです。次は少し穏やかな沢でお願いします。
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