蓮華温泉から朝日岳ピストン


- GPS
- 10:09
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,792m
- 下り
- 1,804m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:05
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
早朝4時前に到着すると10数台の駐車あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<蓮華温泉-花園三角点> 夏道。木道スリップ注意。 <花園三角点上水場付近-ぬかるみの道水場> 何箇所か谷筋に残雪あり、かなり斜度がある。小屋関係者がステップを切ってくれたがスリップ注意。登りではピッケルを用いた(アイゼンは脱着が面倒で使用しなかったが、使用したほうが安全だった)。クラックあり注意。 <ぬかるみの道水場-吹上のコル> ところどころ途切れるが残雪がつながっている。ベンガラでマークされており、ほぼ登山道通り。滑落するような雪質ではないが、上りはアイゼンがあった方が滑らず楽なので装着。 <吹上のコル-山頂手前200m> 夏道。 <山頂手前200m-雪倉分岐> 残雪。山頂は雪なし。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉。内風呂と露天風呂で800円。露天だけなら500円。 |
写真
感想
冬季には閉鎖されるものの、このあたりの山スキーのアクセスに欠かせない蓮華温泉及びそこまでの林道には入ったことがなかった。
冬に入山するつもりなのに全く土地勘がないのもどうかと思うので、林道開通と同時に入ってみた。
前夜越中境で車中泊。3時45分頃に蓮華温泉駐車場に入った。すでに10数台の車あり。用意して出ていくパーティー2つ。しかしいずれも白馬岳方面のようだった。
自分は朝日岳へ。
朝露に濡れながら涼しい中やや高度を落とし気味に瀬戸川橋方面へ。このあたりにくると雪倉・朝日がピンクに染まってきた。
曇り空なので気温はさほど上がらず12-3度あたりか。快適に登る。
白高地沢橋で本日唯一の登山客に追いつく。テン泊装備・ハーネス装着・ガチャ類ぶら下げてそのまま沢方面に上っていった。その後お見かけせず。
カモシカ坂をひーこらいいながら上がりきって左に折れると…
そこはお花畑だった。さほどお花には思い入れはないものの、これほど咲き乱れてくれるならと写真を撮って回った。
花園三角点上の展望地で一息。
その上には登山道に残雪が乗っかっている。
横着してアイゼンを装着せずピッケルだけで進むが、まだ朝で硬めだったので何度か滑りそうになる。雪質的には大滑落はないとはいえ、歩きやすくするためにアイゼンを装着しても良かったかもしれない。
その後何回か沢筋に雪が溜まっておりやや緊張のあるトラバースを行った。
帰着後、温泉でお話した朝日小屋関係者によれば、昨日入山したパーティーは滑って上がれなくて結局引き返したそう。軽アイゼンでも物足りないと思われる。
高原地図に載っているぬかるみの道の水場はキンキンに冷えて最高に美味しかった。ここで水をたっぷり補給。
水場を過ぎてほどなく残雪が現れる。吹上のコルまでところどころ樹林がでているもののつながっているようだ。急な部分もあるので、ここから10本爪アイゼン装着。まぁなんと歩きやすい。サクサクと進み吹上のコルに到着。
何年か前に吹上のコルを通過したときは、まさに日本海からの爆風が吹き荒れて四つん這いに近い態勢で進んだ。今日はそよ風。暑くなってきたのでもう少し吹き上げてもよかったかも。
ここで休止していたら、頂上方面から5人のパーティが降りてきた。
すれ違いでお話したが、朝日小屋の方々だった。スコップを持っていたので整備にいくところだったらしい。道の状況をお伝えした。
ピークへはすぐ。
途中もお花畑を楽しむ。
最後に200mほど雪が残っているが、ここは先程のパーティのステップをお借りして登った。
ピークは貸し切り。今日は高曇りではあるが、遮るものなく展望を楽しめた。
雪倉を周回して帰ろうか? としばし逡巡したが情報も得ていなかったのでやめた。
冬季にどこを滑るんだろうか?という目線で斜面を眺めながら帰ることにした。
帰りは先程のパーティの作業で残雪にステップが切ってあって、楽させてもらった。
ありがとうございました。
帰りにすれ違った際に二人人数が減っていたが、そのお二人には兵馬ノ平手前で追いついた。少しお話。最後はお風呂でもお話した。
今年は雪は少なめとのことだった。
なお、2つの橋からの登り返しはバテていたのか相当にきつかった。今までにないほどの消耗。
脱水? エネルギー不足?
それなりに補給はしていたのだが…
最後に蓮華温泉で入浴。雪倉朝日展望の湯は最高!
ネタと思って外風呂(黄金の湯)に入ってきたが、虫が多くてこちらは早々に撤退となった。
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