毛無山
- GPS
- 06:31
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九合目まではひたすら直登でハードな山でした。 でもコースはしっかり整備されていて歩きやすかったです。 |
写真
感想
車は下山後テント泊する予定のもとっぱらの管理等横に停めさせてもらうように事前にTELでお願いしておきました。
準備を整えてさあ出発です。
ふもとっぱらの正面ゲートの前の道をまっすぐ行った突き当りに毛無山登山口の案内看板がありました。
暫らく舗装された道を歩いていくとゲートがありますよ。
ここが毛無山登山口です。
この先に駐車場があるんですが、有料なんですよ。
勿体無いのでふもとっぱらに停めさせてもらったんです。
ゲートを過ぎてすぐの所に神社がありました。
麓宮って書いてあります。
登山の無事を祈願して、遠くの方からパンパンってやっておきました。
もちろん賽銭は無し。
その横に昔金山から掘り出した金鉱石の破砕機があります。
実際に使っていたやつかな?
この周辺を掘り返してみればまだ金の欠片が落ちてるかもね。
遊歩道みたいな所を歩いていくと水の無い沢があります。
ここを渡った先に毛無山山頂と地蔵峠への分岐点がありました。
ここから先、九合目までほぼ直登の急な登山道です。
たっぷり汗をかく事を想定して、上着を一枚脱いでおきました。
分岐からすぐのところに登山道の案内看板があります。
これによると山頂までは140分となってますが、とーとの足じゃとても無理だ・・・。
山と高原地図によると175分なんだけどな〜。
ここから暫くは杉の木の中の登山道を歩きます。
振り返るとふもとっぱらの草原が見えています。
二合目の標識を過ぎると不動の滝見晴台がありました。
不動の滝は落差100mもあって、なかなか立派ですね。
滝が見られるのはこの場所だけでした。
5分ほど小休止して出発です。
この辺りから杉の木からブナの木?に変わりましたよ。
三合目までやってきました。
ここでちょっとエネルギーチャージです。(早っ)
単独行と言えば甘納豆。(詳しくは新田次郎作「孤高の人」を読んでね)
定番の干し梅に加えて今回はそのまんまレモンも買ってみました。
そしてソイジョイばかりじゃ飽きてきたのでクリーム玄米ブラン、イチゴ味も。
こちらの方がソイジョイと違ってのどに詰まらないかな・・・。
ソロなのに、行動食多過ぎって?
そんなこと無いですよ〜。
遭難した時には足りないくらいですから。
でも、遭難しなくても全部食べちゃいましたけど・・・。(笑)
10分休憩して出発です。
相変わらず急登が続きますが、それに加えて大きな段差の岩を乗り越えるような場所も増えてきました。
各所にロープがあるので助かります。
これが無かったら転落してるな・・・。
四合目を過ぎてさらに登ると少し開けた所に出ました。
ここはレスキューポイントですね。
ここはなら木が邪魔にならずにヘリコプターで要救(岳で知った業界用語です)の吊上げが出来るって言う事ですね。
途中で動けなくなった場合には、這ってでもここに来なくっちゃ。
さらに急登が続きますが、ようやく五合目までやってきました。
ここには他の方のレポでも良く見かける古めかしい看板がありました。
これを見られて、ちょっと嬉しい。(笑)
でも、ハイキングコースって書いてありますが、そんな生易しい山じゃないですよ〜。
五合目の古めかしい看板を後にして山頂目指して出発です。
残りは半分ですねぇ。
雲がいっぱいだった空も青空が見えるようになって来ました。
高度も上がり、1,550mまで登ってきました。
後500m程登らないといけないですね。
相変わらず岩だらけの急登が続いています。
途中両側が崖になった痩せ尾根を歩きます。
でもしっかり整備されているの怖くはないですよ。
雲がだいぶ少なくなってきました。
山頂での眺望が期待できるかな?
なぜか七合目だけ木で作ったかわいらしい標識がありましたよ。
一旦少しなだらかになったかなって思いましたが、それもつかの間でした。
山頂が近づくにつれてさらに急登が続きます。
富士山展望台からは雲に覆われて富士山は見えませんでした。
残念・・・。
さあ、あと一息で山頂です。
ようやく急登が終り、ハイキングコースのようになって来ましたね。
そして北アルプス展望台の表示が・・・。
えっ、ここから南アルプスを飛び越えて北アルプスが見えるの??
この上から北アルプスが見えるのか〜。
岩をよじ登ってみると・・・。
おお〜っ!!
絶景〜。
でも、これって北アルプス?
よーく見るとあれは北岳じゃないかな??
って事は南アルプスだよ〜。
でも北アルプスも見えるのかな?
疑惑の展望台を後にして山頂に向かいます。
最後の登りを登り切ってようやく毛無山頂です。
ついに標高差1100mを登りきりました。
期待していた山頂からの富士山の眺めは相変わらず雲に覆われてた状態でした・・・。
お昼ごはんを食べながら雲が無くなってくれるのを待ちます。
今日のお昼は、おにぎり(今回はかーか製)、そしてワンパターンのカップヌードルです。
山頂の気温は4度でしたから、温かいカップヌードルは美味しかったですよ〜。
そしてようやくチラリと見えた富士山。
思わせぶりがたまらないですねぇ・・・って、3時間も掛けて登ってきてこれだけかい〜。
この後はさらに雲が増えてしまい、ホワイトアウト状態です。
これじゃいくら待っても雲が消えそうに無いので諦めて下山します。
地蔵峠経由での下山も考えましたが、今日はピストンにしておきましょう。
下りは楽かと思うでしょうが、中高年にはこの下りがきついんですよね〜。
特にこの山は急な直登でしたから、下りもキツイって事です・・・。
余り調子に乗って綿向山の二の舞になっちゃいけないので小股歩きを徹底しましたよ。
それでも五合目まで休憩無しで一気に下ってきました。
下りの後半はさすがに少し足にきちゃいましたよ〜。
不動の滝見晴台で再度休憩しました。
後は休憩なしで黙々と今日の宿泊先、ふもとっぱらを目指します。
登山口にある有料駐車場にはまだ車がたくさん停まってました。
まだ大勢入山しているんだ。
下山したら今頃になって富士山が顔を出してくれました。
山頂でこの姿を見たかったのになあ・・・。
途中民家の火事に遭遇するなどのハプニングもありましたが無事ふもとっぱらまで戻ってきました。
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