尾瀬沼も尾瀬ヶ原も!尾瀬の美しい風景を堪能 燧ケ岳&至仏山
- GPS
- 22:14
- 距離
- 47.5km
- 登り
- 2,568m
- 下り
- 2,377m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:52
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:17
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:03
トラック数 1
ポイント数 243
平面距離 13.2km
沿面距離 13.9km
記録時間 07:51:45
最低高度 1,429m
最高高度 2,370m
累計高度(+) 1,654m
累計高度(-) 1,681m
平均速度 1.8km/h
最高速度 14km/h
消費カロリー 2512kcal
アヤメ平
トラック数 1
ポイント数 318
平面距離 20.8km
沿面距離 20.9km
記録時間 08:17:02
最低高度 1,390m
最高高度 1,967m
累計高度(+) 669m
累計高度(-) 669m
平均速度 2.5km/h
最高速度 17km/h
消費カロリー 1979kcal
尾瀬二
トラック数 1
ポイント数 246
平面距離 22.9km
沿面距離 23.2km
記録時間 06:05:22
最低高度 1,399m
最高高度 2,225m
累計高度(+) 1,525m
累計高度(-) 1,344m
平均速度 3.8km/h
最高速度 330km/h
消費カロリー 2379kcal
天候 | 3日とも晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
1日目 6/29金
1:30に静岡を出発、トラックに挟まれながらも順調に高速を走り、沼田ICをおり、戸倉に5:15着。
駐車場からタクシーで大清水、さらに乗り継いで、登山口のある一ノ瀬へ。
三平峠を過ぎて、尾瀬沼が見えると、いよいよ気分が盛り上がる。
尾瀬沼沿いに歩き始めると、木道の脇には花が終わって、おばけのように葉が大きくなった水芭蕉たちを発見。そして沼の向うに燧ケ岳の景色を目の当たりにして、すぐに感動の風景で心がいっぱいになる。
カレンダーの風景になりそうな、想像通り、それ以上の風景。
昨日はどしゃぶりの雨だったそうだが、今日は青空が広がり、すばらしい風景が迎えてくれた。
遠路来た甲斐があったと思える天気。こんな良い日に、こんなすばらしいところに来ることができて、心おどらずにはいられない。
木道沿いにはコバイケイソウ、タテヤマリンドウ、ワタスゲが見られた。
ワタスゲが風に吹かれてゆらゆらとそよぐ姿はかわいらしい。
なんていい風景。
燧ケ岳はナデッ窪を上がろうとしたが、ビジターセンターの方の話ではナデッ窪は通行できないということで、長英新道で登ることになった。
長英新道の登りは入口の分岐から1合目までが遠く、前半は大変に感じた。登山道ではマイヅルソウ、ツマトリソウなどが多数。
稜線に出てから、キヌガサソウ、サンカヨウの群生に出会うことができた。
群生は初めて。
8合目周辺で初めて見る黄色い花。後からオオバミゾホウズキであることがわかった。多数咲いていた。
マナイタグラの山頂は強風で、よろけてしまうほど。とても休憩できないので、いそいで一応の記念撮影をして、シバヤスグラとのコルへ降りて、木道に腰かけて昼食休憩となった。
シバヤスグラからは尾瀬ヶ原の景色。さらに尾瀬の世界が広がり、わくわくした。
下りでは真っ赤なベニサラサドウダンが印象的。しかし、足元はぬかるみがひどく、汚れないように、けがしないように気が抜けなく、早くぬかるみの世界から抜け出したい思いでの下りだった。
残雪の下りを心配してアイゼンも持ったが、それよりもぬかるみが大変だった。
やっと、尾瀬沼沿いの木道に合流して、まもなく原の小屋に到着。
聖平のスタッフでお世話になったKさんと再会。
アイスクリームにいやされ、お風呂に入って、食事をいただいて、贅沢なひととき。
この日、驚いたのは夕立が3度もあったこと。
日がさしている明るい中、どしゃ降りを目の当たりにして、変な気分だった。
今日、尾瀬沼越しに見た燧ケ岳は優美な曲線が印象的。山と湖、セットで際立つ美しさなのかな。
2日目 6/30土
この日は、尾瀬を堪能ぐるっとコース。アヤメ平を目指す。
当初、見晴から八木沢を経てアヤメ平を回る予定が、小屋を出て早速道を間違え、竜宮十字を曲がっていくことになった。木道は気楽に歩けてしまう分、注意が必要だ。
尾瀬ヶ原からはさっそく広い湿原の向こうに至仏山の景色がすばらしい。
湿原にはトキソウが多数咲いていた。ピンクの濃い花、わからなかったが、サワランであることがわかった。
竜宮から富士見峠を目指して登る。中盤は急登だったが、後半ゆるやか。
上まで行くと浮かんだような池塘があり、燧岳とのセットでもうすばらしい光景。今年一番になりそうな景色だった。そして後ろを振り返ると水芭蕉が咲いている。標高が高くて残っていたのかな。ヒメシャクナゲ・タテヤマリンドウも見られた。
曇り予報が快晴の青空で、青空・湿原・緑・池塘・・・とどう切り取っても美しい風景。今日もこの上ない景色を堪能している。
富士見峠を往復してアヤメ平へ向かうと、本当に富士山が見える。
その名の通りだ。ここまで来て見える富士山がまたうれしい。
アヤメ平もまたいくつも池塘があり、振り返ると燧ケ岳、湿原にはワタスゲのそよそよ、何度でもカメラを取り出していた。
鳩待峠への下りではベニサラサドウダンが群生し、海のように赤々と咲いていた。鳩待峠から山の鼻は観光客が多く、木道を譲りながら列をなして歩く。山の鼻で昼食休憩して尾瀬ヶ原を歩く。
しかし、木道歩きも長くなると疲れが出て、日差しも強くて大変となる。夕立も心配となり、三条の滝は止めにして、小屋に戻ってくつろぎの時間を過ごした。
7/1日 3日目
朝、原の小屋を出発。
聖平のお仕事をご一緒させていただいたksさんとお別れのご挨拶。
尾瀬ヶ原を縦断しながら、至仏山を目指す。今日は至仏山に雲がかかっている。
登るときには雲がとれるといいなと足を進めました。
今日は燧ケ岳方面の方が景色が良い。振り返って、さかさ燧を撮影する。
池塘の中にサンショウウオも発見。
山の鼻に着き、いよいよ至仏山へ。
登山が解禁となった初日の日曜日、さらに天気も良く、登山者が多く、前後に並んでの登り。
天気が良いのはありがたかったけれど、日差しがとても強くて、登るには大変でした。
高度が上がると歩いてきた尾瀬ヶ原、登った燧ケ岳、前2日に見た逆の景色が広がり、反対からまた尾瀬の景色を堪能できました。
前日すべって腰を打ったメンバーは登りが大変となり、メンバーの荷物も持ってトレーニングとなりました。
花がしだいに出現すると癒されました。種類も個体数も多く、さすが花の山とわかりました。
図鑑で予習したオゼソウも見られました。初めて見る花もありました。
花の大きさも今まで他で見たよりも大きく感じました。
たくさん見られたけれど、わからなかった白い花はイワイチョウでした。
次から次へとお花に感動して足を進めました。
山頂はとても混み合っていました。
お昼は鳩待峠でとるように持ち合わせていなかったので、いそいそ下りましたが、
尾瀬の景色に別れを告げ下りルートも花が豊富でした。
お腹を空かせて鳩待峠に着いたので食堂でおそばを食べ、名物、花豆ソフトクリームもいただきました。
関東地方は梅雨あけとのことで、暑いわけです。
この山行の計画当初は梅雨なので、雨の心配も大きくありましたが、見事に3日全日、言うことなしの天気でありがたかったです。すばらしい天気、いい景色で写真もいっぱい、心にも刻むことができました。そして、連泊したことで、たっぷりと尾瀬を楽しむことができました。いつになく、贅沢な山行となりました。
この上なくいろいろ恵まれた山旅です。ありがとうございました。
前から行きたかった尾瀬でした。持っている地図は1997年製です。
期待通りの素晴らしいところでした。
聖でお世話になったKさんが原の小屋にいるので、そこを拠点に初日は燧ケ岳、三日目に至仏山を登り、中日はKさんのおすすめのところに行く計画でした。
おすすめコースは尾瀬ヶ原を回ってアヤメ平と三条の滝を周回するコースでした。
最初の計画段階では、初日に至仏山に行く予定でしたが至仏山は7月1日にならないと自然保護の関係で登れないことがわかり三日目に至仏山にしました。
行きは順調に片品村につき大清水までタクシーで行き一の瀬までバスで行きました。
一の瀬から三平峠、三平峠下までは樹林帯で尾瀬沼に着くと花と素晴らしい展望が待っていました。
山の上に大きな池があり,たくさんの植物があり,燧ケ岳の展望が良くて
知っている花がいくつもありました。ワタスゲ・ズダヤクシュ・タテヤマリンドウ・トキソウ・サワラン・ハクサンチドリ・イワカガミ・ツマトリソウ・コバイケイソウ・キヌガサソウ・サンカヨウ・ズダヤクシュ・・・
燧ケ岳に登り、山頂からの尾瀬沼・尾瀬ヶ原の展望も素晴らしかったです、まさに別天地でした。見晴らし新道から原の小屋への下りはぬかるみ道でした。
原の小屋ではお風呂にウオッシュレット、旅館並みでした。
しかし環境には厳しくて石鹸等はだめで浄化槽もしっかりしたものでした。
二日目のアヤメ平も富士山まで見えて稜線の湿原と展望は素晴らしい別天地でした、鳩待峠を回り東電小屋、原の小屋と尾瀬ヶ原を周回してたっぷり尾瀬を堪能できました。
三日目は見晴らしから尾瀬ヶ原を横断して至仏山に登り、花と景色尾瀬の雄大さをを見ることが出来ました。
三日間の尾瀬登山は天気も良くて仲間も良くて想い出の登山でした。
ありがとうございました。
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