大双里〜小川山【高登谷湖から往復】


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4月9日に信州峠から菅ダワまで行った時、菅ダワ手前の1725mピークから目印に従って左下へ下ったところ、沼が二つあり、沼の向こう側が林道で、その林道脇に巡視路入口がありました。その時、今後もし大双里や小川山へ行く機会があれば、この巡視路を上がってみようと思いました。
帰宅後、小川山〜大双里〜フシノソリ周辺を歩いた記録を調べましたが、この巡視路を辿ったという記録はなく、実際に歩けるのかどうかは??のままでした。
まぁ、歩けなければ5分先の林道終点(菅ダワ)から県境尾根を辿ればいいだけのことですが・・・・・
6月29日、前日の天気予報で中信は晴れ、日本海に前線があって強風が吹き付け、高い山にはガスが掛かる予報でした。予報どおりだったとしても、今日行く山は好展望ではないので、雨さえ降らなければ良しとして、いつもどおり真夜中に家を出ました。
真っ直ぐな車道の左側は別荘地、車道が緩やかに左へカーブする所で右に進み、橋を渡って間もなくゲートとしてワイヤが張られています。右側は高登谷湖で、下山時には地元の高齢者風の男性が釣り糸を垂れていました。
巡視路はよく整備され、この時季でも草木は皆無でした。人が歩いた形跡は全くなく、下りでは分かりにくい所がありそうでしたが、巡視路特有の角材や杭があり、ルートミスの可能性はなさそうです。
地形図で送電線記号(実線)が僅かに左へ曲がる地点が鉄塔基部で、ここから1915mピークへは登山者用の目印もありました。
下りでは県境尾根から菅ダワへ下ってみようと思っていましたが、1915mピークから左へ直角に下るはずの降り口が見つけられず、目印を追っていましたら鉄塔基部へ下ってしまいました。
1915m〜松ネッコは人が歩くことによって拓かれたルートですが、とてもうまく拓かれている印象でした。シャクナゲの藪を迷路のように潜り抜ける所や、小規模ながら岩壁や断崖もありますがスタンス&ホールドが安定していて、岩場では展望が良さそうでした。
松ネッコ〜小川山は針葉樹の密林で、鬱蒼と苔むす倒木の林床は奥秩父のシンボル的な山域と言えるでしょう。
小川山直下は猛烈なシャクナゲ薮ですが、尾根から僅かに下がった北側は歩きやすい樹林帯でした。久しぶりに訪れた小川山は二つの谷を隔てて東側に存在する雨降山を彷彿とさせる雰囲気でした。
今回、菅ダワ〜小川山間を歩いたことで、高尾山から横尾山までの赤線がつながりました。主なピークは高尾山〜三頭山〜大菩薩嶺〜笠取山〜甲武信ヶ岳〜金峰山〜小川山〜横尾山です。八ヶ岳は全山縦走済みですので、また機会があれば横尾山〜清里高原間を歩き、高尾山から八子ヶ峰までつないでみようと思っています。
ちなみに、高尾山は登山目的では一度しか登っていません。ヤマレコの『人気の山ランキング』では断トツのトップですが、私にとっては登ろうという気にならないトップの山です。
コメント
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以前から雲取から横尾山まで繋げたいと思ってます。この間所々未踏箇所がありますが、一番長い区間が小川山〜信州峠です。
4月9日のレコとあわせ読むと、難儀しそうなのは小川山直下のシャクナゲですか?他は晴れてればなんとかルートミスせずに行けそうな感じですか。
一番厄介なのは、車の回収で、良い解決策が浮かばないです。
それにしても、takayama2さんほど多くの山に登られてると、厄介なコースや山ばかり残ってるようで大変ですね。
お疲れ様でした。
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