【山百】天国の飯盛山と地獄の小川山
- GPS
- 13:36
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,634m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 13:30
天候 | 晴れ、日の出前風強く10mほど。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自転車
復路で瑞牆山荘〜信濃川上駅まで自転車、信濃川上駅から清里駅まで小海線利用。本数は1時間に一本未満。 ※自転車・電車移動区間はログに含んでいません |
コース状況/ 危険箇所等 |
【清里駅〜飯盛山】 しばらく舗装路歩いて飯盛山登山口。大変整備が行き届いており、登山というよりもハイキングコースのよう。 【飯盛山〜信州峠】 眺望素晴らしい稜線歩きから始まり、少し歩くと笹薮歩き。朝方はかなり濡らされるのでゲイター着用推奨。十文字峠では横尾山方面の表示が無いので誤って三沢集落へ進まないよう注意。三ツ沢ノ頭まで柵伝いに進むが、柵の両側に踏み跡があってどっちが正解かわかりづらい。柵の南側を進んでいたら三ツ沢ノ頭から逸れてしまったので途中で支柱があるところから柵を乗り越えた。(扉があるらしいのだが見当たらなかった) 横尾山まではアップダウンあるも概ね平和です。横尾山から信州峠はよく歩かれていて明瞭です。 【信州峠〜萱ダワ】 取付きがやや不明瞭ですが序盤は見通しよく地図やGPS見ながら迷わず歩けるはず。石ッコツあたりから倒木などで歩きづらくなります。写真無しエリアは歩くのに必死だったところ。 【萱ダワ〜小川山】 急にヤブが濃くなります。腰から上あたりの薮を掻き分けると踏み跡は割と見つけられるのが救いですが、倒木や露岩を巻いたあともとの踏み跡に復帰する際に見失いやすいです。藪漕ぎ+急登+ルーファイで時間も体力も大きく削られました。萱ダワから少し先の沢で給水可能、ルート上から片道5分かからないくらいで降りられました。 【小川山〜瑞牆山(マイナールート)】 金峰山方面ルートの途中から西へ。ピンテ豊富で手厚く、県境稜線を歩いてきた感覚ならまず迷わないでしょう。岩は基本北側を巻くようなルートになっていました。一部回避不能な残雪ありますが、ほどなく溶けると思われます。 |
その他周辺情報 | 清里駅前のファミリーマートは0時閉店なので要注意。0時以降は最寄りのセブンイレブン推奨。 |
写真
装備
MYアイテム |
dosukoi5682
重量:2.39kg
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感想
ここ最近足繁く南部町付近の山梨百名山に行っていますが、七面山・身延山・貫ヶ岳・南アルプスフロントトレイル方面など、クリアしなければならないロングコースがたくさんあります。その果てしなさに少々うんざり気味になってしまい、エリアを変えて清里駅~瑞牆山を歩いてきました。
今回ノーマークだった飯盛山に初めて訪れたのですが、開けた山頂から望む360°のパノラマは圧巻でした!どの方向の山も素敵なのですが、個人的には至近距離で目の前に聳える八ヶ岳連峰が最高でした。こんな八ヶ岳見たことない!ってくらいの大迫力でした!
今回ロング歩きなのであまり長居できなかったのですが、絶対また来たいと思いました。誰もいない早朝に登って、コーヒー飲んだり昼寝したりのんびりしたい。序盤から天国のような風景をいただきました。
飯盛山から横尾山、信州峠の道も大変歩きやすく、なにより眺望が素晴らしい。予想を上回る極上体験でした!
信州峠を越えて県境稜線マイナールートに入り、思ったより歩きやすくてホッとしていたのも束の間、倒木に足をとられ暑さと急登でスピードダウン。萱ダワを過ぎると激しい薮に阻まれて時間も体力も奪われていきます。錫ヶ岳を思い出しました。序盤の飯盛山を思うと、ここは地獄のようなキツさです。やっぱ薮苦手…。
かなり暑さを感じたこともありますが、信州峠以降の足の進みの悪さはなんだったのか。カロリーも水分もしっかり摂っていたのですが…。
安倍奥縦走より距離も標高差も少ないはずですが、ずっとキツく感じました。ちょっとこれは改善しないと今後のロングが不安です…。
下山後のチャリでの信州峠越えは想像通りのキツさではありましたが、徒歩で駅まで歩くことを思えば頑張れます。登り勾配では4分の1程度しか漕げませんでしたが…。
【山梨百名山】
50. 横尾山
51. 小川山
52. 瑞牆山
【レイヤリング】
上: ミレーあみあみ+クールライトT+ULシャツ、下: 着圧タイツ+ドーローライトパンツ。夜明け前風強く、気温10℃超の割に寒かった。飯盛山山頂で風速10mほどとさらに寒く、一時バーサライトジャケット着用。
【メモ】
・食料内訳
おにぎり2(消費)
惣菜パン2(消費)
菓子パン1(消費)
バウム2(消費1)
大粒ラムネ1(消費)
アミノバイタルゼリー2(消費)
アミノバイタルパウダー2(消費1)
水分3.8L
・プラティパスの蓋を紛失してしまい、ペットボトルの蓋で代用したがザック内で派手に漏水してしまった。蓋を新調しなければならない。
コメント
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当日、観光で飯盛山に登ってた者ですが、自分も瑞牆山荘〜清里駅間が未踏(信州峠〜横尾山のみ走破)でどう攻略するか検討してます。
普通はバスで瑞牆山荘に行き信州峠まではロードで清里まで山道なのが自転車を使うのは面白いと思いました。
帰りは瑞牆山荘から信州峠を越えて信濃川上駅にいくってことですよね。
また自転車は車で回収に行くのですね?
なかなか大変な計画ですね。小川山と瑞牆山を後半に登るのも含め。
コメントありがとうございます😊
このエリアはどう繋ぐか悩ましいですよね😂
自転車での瑞牆山荘から信濃川上駅の区間は、信州峠手前の登り勾配だけ大変ですが、全体の7割は下り勾配で思ったよりも楽でした。
信濃川上駅から清里駅までは自転車を折りたたんで輪行(自転車ごと電車移動)したので、回収の手間はありませんでした。
ご指摘のとおり、後半の小川山が急登+藪漕ぎでキツかったです…。ただこれを逆回りで組むと、ゴールが瑞牆山荘になってしまい、ラスト数kmずっと登り勾配で自転車を漕がなくてはならないのでもっと大変だったと思います。
自転車使わないパターンなら、
A. 清里駅→信州峠→川上村方面の休暇村or瑞牆山荘で一泊、2日目に瑞牆山→小川山周回して信濃川上駅へ下山
B. 信州峠に駐車してスタート、小川山・瑞牆山周回して信州峠で車中泊、2日目に信州峠→清里駅まで行き電車と歩きorタクシーで信州峠に戻る
上記2パターンを検討していました。どちらもロード区間が長くなってしまうのと二日間要するのがネックになってしまいますが…。
どの手段を取るにしても、時間や体力や金銭的コストが重いので悩ましいですよね😂
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