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Yamareco

記録ID: 1521951
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山 縦走(猿倉より)

2018年07月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:40
距離
21.6km
登り
2,468m
下り
2,456m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:54
休憩
0:40
合計
12:34
4:39
36
5:19
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3
5:22
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118
7:21
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16
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44
8:36
8:37
14
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16
9:08
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8
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8
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6
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71
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16
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7
16:54
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23
17:17
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0
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ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道を糸魚川ICで下りて国道148号線を大町松本方面に進み、白馬駅前交差点を右折し県道322号線(白馬岳線)を終点の猿倉まで。
コース状況/
危険箇所等
スタート地点の猿倉山荘から白馬尻小屋までは完全夏道。途中の沢にも橋がかけてある(5月に訪れた時は渡渉した)。大雪渓上は傾斜も緩く雪質も固いので歩きやすいが、アイゼンまたはチェーンスパイク必携。落石が頻繁に発生しているのでヘルメット推奨。岩室の手前辺りから頂上までは夏道が出現しており、特に危険箇所無し。但し小雪渓の横断箇所で再度アイゼン装着の必要あり。

白馬岳から杓子岳までの稜線上は風が強い。巻道との分岐点から山頂への道は細かな岩のガレ場を通過するのでスリップによる転倒や後続者への落石に注意。

杓子岳から白馬鑓ヶ岳までの道もガレ場が続くが、傾斜も緩くルートが明瞭なので危険は少ない。
鑓ヶ岳山頂から鑓温泉への分岐までは約20分で到着。ここからガレ場の道を下り大出原へ。鑓温泉手前の露岩帯に数ヶ所鎖場あり。沢水で非常にスリップしやすいので特に注意が必要。(ここでもヘルメットを着用したい)

鑓温泉付近からは再び雪渓上に入り杓子沢方面へ下るが、ガスがかかるなど視界不良時は道迷いしやすいので、GPSでルート確認しながら、またはピンクリボンを常に探しながらの歩行が望ましい。
雪渓を抜けてからは山肌を回り込むような山道が続く。崩れた箇所も多く、滑落の危険もあるので慎重に進みたい。
小日向のコルからは湿地帯を通過し樹林帯が延々と続く。平坦な道で危険はないが、脚に疲労が蓄積される頃なので転倒に注意。
その他周辺情報 八方の湯(利用料800円)
http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/

【北陸、新潟方面から】
深山の湯(道の駅小谷併設)がおススメ。利用料660円。レストランで500円以上の食事をすると半額の330円。
http://www.otarimura.co.jp/original3.html?mode=pc
猿倉荘で登山届を提出しスタート。
2018年07月13日 04:39撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 4:39
猿倉荘で登山届を提出しスタート。
早朝の清々しい空気感、好きです。
2018年07月13日 04:54撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 4:54
早朝の清々しい空気感、好きです。
白馬尻小屋手前の夏道、5月に来た時は雪道でした。
2018年07月13日 05:14撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 5:14
白馬尻小屋手前の夏道、5月に来た時は雪道でした。
約40分で白馬尻小屋に到着。
2018年07月13日 05:20撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 5:20
約40分で白馬尻小屋に到着。
天然のクーラーですね。雪渓からの冷気が凄い。
2018年07月13日 05:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 5:21
天然のクーラーですね。雪渓からの冷気が凄い。
標高1580m付近から雪渓の始まり。
マーキングに沿って進みます。
2018年07月13日 05:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 5:39
標高1580m付近から雪渓の始まり。
マーキングに沿って進みます。
真夏なのにこの雪の量、不思議な感じがします。
2018年07月13日 06:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 6:11
真夏なのにこの雪の量、不思議な感じがします。
山頂方向はガスがかかっています。
2018年07月13日 06:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 6:21
山頂方向はガスがかかっています。
巨大な落石。
ポカリ500mlペットと比較してみました。
2018年07月13日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 6:25
巨大な落石。
ポカリ500mlペットと比較してみました。
下界もガスで覆われました。
2018年07月13日 06:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 6:39
下界もガスで覆われました。
晴れてくれないかな〜
2018年07月13日 07:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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晴れてくれないかな〜
小雪渓、横にステップが切ってあります。
2018年07月13日 07:48撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 7:48
小雪渓、横にステップが切ってあります。
標高2553mに到着。
2018年07月13日 08:14撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 8:14
標高2553mに到着。
雪道アイゼンに慣れると夏道が地味にキツい。
2018年07月13日 08:25撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 8:25
雪道アイゼンに慣れると夏道が地味にキツい。
頂上宿舎に到着。
2018年07月13日 08:35撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 8:35
頂上宿舎に到着。
白馬山荘。平日なので閑散としています。
2018年07月13日 08:49撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 8:49
白馬山荘。平日なので閑散としています。
風とガスが凄い。
2018年07月13日 08:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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風とガスが凄い。
白馬岳山頂に到着。
2018年07月13日 09:05撮影 by  iPhone 7, Apple
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白馬岳山頂に到着。
ガスガスで360度視界ゼロ。
2018年07月13日 09:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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ガスガスで360度視界ゼロ。
さっさと杓子岳に向かいます。
2018年07月13日 09:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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さっさと杓子岳に向かいます。
お花畑が綺麗〜♬
2018年07月13日 09:36撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 9:36
お花畑が綺麗〜♬
花の名前は分かりませんがメルヘンチック。
2018年07月13日 09:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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花の名前は分かりませんがメルヘンチック。
はぐれた雛達を呼ぶお母さん雷鳥。
ビックリして散り散りになった雛達を心配そうに見つめます。(突然現れてごめんなさい。)
2018年07月13日 09:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 9:46
はぐれた雛達を呼ぶお母さん雷鳥。
ビックリして散り散りになった雛達を心配そうに見つめます。(突然現れてごめんなさい。)
杓子岳、雪渓側の稜線。
2018年07月13日 09:51撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 9:51
杓子岳、雪渓側の稜線。
相変わらずひどい風です。
2018年07月13日 10:25撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 10:25
相変わらずひどい風です。
巻き道との分岐点から山頂までガレ場が続きます。
2018年07月13日 10:34撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 10:34
巻き道との分岐点から山頂までガレ場が続きます。
あと少し。
2018年07月13日 10:42撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 10:42
あと少し。
本日2座目の杓子岳山頂に到着。
2018年07月13日 10:44撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 10:44
本日2座目の杓子岳山頂に到着。
またしても視界不良。
2018年07月13日 10:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 10:45
またしても視界不良。
長野県側の断崖絶壁。
高度感凄い。落ちたら終わり。
2018年07月13日 10:46撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 10:46
長野県側の断崖絶壁。
高度感凄い。落ちたら終わり。
鑓に向かいます。
2018年07月13日 10:59撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 10:59
鑓に向かいます。
お花畑。癒されます。
2018年07月13日 11:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 11:15
お花畑。癒されます。
分岐点に到着。あと少し。
2018年07月13日 11:44撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 11:44
分岐点に到着。あと少し。
本日3座目、白馬鑓ヶ岳山頂に到着。
2018年07月13日 11:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 11:46
本日3座目、白馬鑓ヶ岳山頂に到着。
歩いてきた道を振り返る。
2018年07月13日 11:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 11:47
歩いてきた道を振り返る。
分岐点で白馬鑓温泉に向かいます。
次回は唐松岳にも行きたいな。
2018年07月13日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 12:06
分岐点で白馬鑓温泉に向かいます。
次回は唐松岳にも行きたいな。
夏道を覆う雪渓。向こう岸に渡ります。
2018年07月13日 12:57撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 12:57
夏道を覆う雪渓。向こう岸に渡ります。
鎖場が出てきました。
2018年07月13日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 13:38
鎖場が出てきました。
開業準備中の鑓温泉を横目に雪渓を下ります。
2018年07月13日 14:15撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 14:15
開業準備中の鑓温泉を横目に雪渓を下ります。
こちらの雪渓も広大でなかなかの規模。
2018年07月13日 14:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 14:35
こちらの雪渓も広大でなかなかの規模。
杓子沢を過ぎてからはこんな感じの夏道が延々と続きます。途中、崩れてて崖としか思えないほどの道も数ヶ所あり。
2018年07月13日 16:09撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 16:09
杓子沢を過ぎてからはこんな感じの夏道が延々と続きます。途中、崩れてて崖としか思えないほどの道も数ヶ所あり。
やっと下りてきた。さすがに疲労が脚にきてフラフラ。
2018年07月13日 17:09撮影 by  iPhone 7, Apple
7/13 17:09
やっと下りてきた。さすがに疲労が脚にきてフラフラ。
到着。ヘッドランプ使わずホッ。
2018年07月13日 17:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/13 17:19
到着。ヘッドランプ使わずホッ。

感想

久しぶりに平日休みが取れたので県外日帰り遠征を計画。5月に訪れた白馬大雪渓の感動を再び味わいたく、どうせなら白馬三山を縦走したいと思いたち過去のヤマレコをチェック。かなりの距離感ながら日帰り可能と判断し決行。猿倉山荘には3時過ぎに到着し、1時間半ほど仮眠を取り午前4時半過ぎに出発。朝靄の清々しい林道を抜けて白馬尻小屋から雪渓歩きスタート。2ヶ月経過ですっかり雪の量も減り、傾斜も緩くて固めの雪質はアイゼンもガッチリ効き歩いてて気持ちいい。
岩室あたりからは夏道歩きで白馬岳頂山頂まで。今日はガスが濃く、期待した剱岳や毛勝三山が全く見えず、待ってても仕方がないので杓子岳に向かう。途中のお花畑や雷鳥親子との遭遇に心癒され、相変わらずガスガスの杓子岳に登頂。
まだまだ余力あり、休憩取らず最後の白馬鑓ヶ岳へ。ダイナミックな風景に感動しつつ晴れていたらもっと素晴らしいだろうと残念な気持ち半々で山頂に到着。
ここから鑓温泉経由での猿倉までのルートはガレ場、鎖場、雪渓、湿地帯、樹林帯と変化に富んだ山道で元気な体なら最高に楽しい山行となったでしょうが、既に精根尽き果てた状態では苦行としか感じられず、最後の樹林帯は脚にきてヘロヘロになりながらの下山。
やはり無理は禁物、次回は山小屋泊まりで再度チャレンジです。

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