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Yamareco

記録ID: 1524814
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

白峰南嶺(青薙山〜稲又山〜笊ヶ岳/沼平からの周回)

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月15日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
22:35
距離
49.6km
登り
4,025m
下り
4,022m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:13
休憩
0:33
合計
7:46
距離 15.9km 登り 1,902m 下り 885m
8:20
8:22
106
10:08
10:18
147
12:45
13:00
70
14:10
14:16
55
15:11
2日目
山行
11:04
休憩
3:24
合計
14:28
距離 33.7km 登り 2,136m 下り 3,151m
5:10
114
7:04
64
8:08
8:40
21
9:01
9:05
34
9:39
9:47
111
11:57
11:59
74
13:13
13:14
10
13:24
16:00
20
16:20
27
16:47
16:48
80
18:08
37
18:45
51
19:38
ゴール地点
天候 7月14日(土):晴れ/ガス
7月15日(日):快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼平ゲート前の駐車場(無料/40〜50台/7時頃到着した時はラスト1台でした)
 
コース状況/
危険箇所等
●沼平ゲート〜青薙山
ゲートから青薙山の登山口まではおよそ4.5kmの林道歩き。
登山口からは九十九折の登山道を急登し、高低差およそ750mほど
効率よく標高を上げて池の平へと至ります。
池の平は深い樹林帯の平場にこんこんと水が湧き出している素敵なところでした。
池ノ平からさらに高低差200mほど登ると赤崩ノ頭へと至ります。
赤崩ノ手前付近からガレの縁を歩くため注意が必要ですが、
大迫力の大崩落地を眺められます。
池の平から徐々にルートが分かりにくくなり始めますが、
赤崩ノ頭を通過してから2100m付近までは尾根が不明瞭となり
ルーファイにかなり気を使いました。
2100m付近で尾根筋が顕著になってからしばらくは緩やかに進んでいき、
2200m付近から高低差150mほど急登して肩に乗ると斜度が緩み、
しばらく進むと青薙山山頂に到着です。山頂直下に幕営適地あり。

●青薙山〜稲又山〜所ノ沢越
青薙山から先に進むとすぐに青笹ルート分岐が現れた後、
緩やかなアップダウンを繰り返して2290の鞍部まで下り、
高低差110mほど登り返すと稲又山山頂に到着です。
この区間はそれまでよりも藪っぽくなりますが、
尾根筋が顕著なため、迷う心配はあまり感じませんでした。
稲又山から所ノ沢越までは、高低差およそ360mほどの下りとなりますが、
今回のルートの中では最も注意が必要な区間でした。
まず、稲又山の下り出しに要注意。山頂から進路を東側に変えて
高低差20mほど下った後に北に進みます。
東から北に方向を変えるところには厚めにリボンが付いていました。
その後は密な樹林帯となり踏み跡はほぼ消失するため、
ピンクテープを拾いながら下っていきます。
基本稜線を意識しながら下り、怪しくなったら引き返したりしながら進みました。
2100mの踊り場的な平坦ピークに小屋跡があり残骸が散乱しており、
ここで方角を変えるところも要注意でした。
所ノ沢越から中ノ宿吊橋方面へ200mほど下った沢脇に幕営適地あり。

●所ノ沢越〜笊ヶ岳
所ノ沢越から布引山まで高低差およそ550m登ります。
引き続きルーファイが必要な区間となりますが、登りだったためか
稲又山〜所ノ沢越よりも踏み跡も濃くピンクテープも拾いやすかった印象です。
とはいえ、尾根が広くなった箇所での道迷いと布引ガレの縁が登山道まで
浸食している所は滑落に注意が必要です。
布引山直下から登山道はトラバース気味に走り、老平からのルートと合流します。
布引山から所ノ沢越に下る場合は下り口が分かりにくいと思います。
布引山からは笊ヶ岳まではルート明瞭な樹林帯の稜線歩きとなります。
布引山から鞍部まで高低差160mほど下り、200mほど登り返します。

●笊ヶ岳〜椹島
笊ヶ岳から椹島下降点まで高低差200mほど下り稜線から離れます。
標高2200mから2100mまでは涸沢の中を下っていきます。
上倉沢源流台地は沢への下り口と登り口が少々分かりづらいかな。
ここを過ぎると標柱がある尾根に合流するまで約3kmの区間トラバース道が続きます。
7本の沢を通過していきますが、跨ぐたびに崖や岩場の下りと急登を繰り返し、
思ったよりも行程がはかどりませんでした。
標柱を通過してからは高低差900mほど一気に下って滝見橋の登山口へと至ります。

●椹島〜沼平
およそ18kmの林道歩き。
 
その他周辺情報 【温泉】
白樺荘(510円)
 
【7月14日 1日目】
なんとかクルマをねじ込んで、沼平ゲートからスタートです
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【7月14日 1日目】
なんとかクルマをねじ込んで、沼平ゲートからスタートです
青薙山の登山口までおよそ4.5kmの林道歩き
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青薙山の登山口までおよそ4.5kmの林道歩き
湖面を挟んで畑薙山
湖面を挟んで畑薙山
上千枚山と畑薙湖
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上千枚山と畑薙湖
畑薙大吊橋を通過
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畑薙大吊橋を通過
ヤマホタルブクロ(photo komemame)
ヤマホタルブクロ(photo komemame)
トンネルをくぐります
トンネルをくぐります
青薙山登山口に到着。標識も転がってるわ、ペンキも剥げてしまってわで、なんて書いてるかわかんない
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青薙山登山口に到着。標識も転がってるわ、ペンキも剥げてしまってわで、なんて書いてるかわかんない
池ノ平まで高低差およそ750mほど…
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池ノ平まで高低差およそ750mほど…
九十九折の登山道を登っていきます
九十九折の登山道を登っていきます
崩落箇所もありますが…
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崩落箇所もありますが…
全体的に登山道は歩きやすく…
全体的に登山道は歩きやすく…
効率よく標高を上げていくことができます
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効率よく標高を上げていくことができます
標高を上げると登山道が岩っぽくなってきます
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標高を上げると登山道が岩っぽくなってきます
そして登山道が緩やかになると…
そして登山道が緩やかになると…
池ノ平に到着です
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池ノ平に到着です
素晴らしい樹林帯の中にポッカリ開けた平坦地です。ここでテント張ってゆっくりできたら最高だろうなぁ
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素晴らしい樹林帯の中にポッカリ開けた平坦地です。ここでテント張ってゆっくりできたら最高だろうなぁ
水がコンコンと湧き出ています
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水がコンコンと湧き出ています
気温は暑いのに水は手が痛くなるくらい冷たい
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気温は暑いのに水は手が痛くなるくらい冷たい
うみゃ〜(photo komemame)
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うみゃ〜(photo komemame)
小休止してから出発です
小休止してから出発です
尾根に向かって進みます
尾根に向かって進みます
突然視界が開け荒々しい赤崩が見えました
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突然視界が開け荒々しい赤崩が見えました
眼下には大井川。奥には南ア南部の山々
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眼下には大井川。奥には南ア南部の山々
ガレの縁を進みます
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ガレの縁を進みます
大迫力の赤崩
雲に覆われている青薙山とその先に連なる白峰南嶺の山々
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雲に覆われている青薙山とその先に連なる白峰南嶺の山々
あれが赤崩ノ頭かな
あれが赤崩ノ頭かな
倒木が目立ち始めます
倒木が目立ち始めます
赤崩ノ頭に到着
赤崩ノ頭から眼下を見下ろします。畑薙大橋が見えています。お尻ムズムズ。
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赤崩ノ頭から眼下を見下ろします。畑薙大橋が見えています。お尻ムズムズ。
赤崩ノ頭を過ぎると尾根が広がり…
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赤崩ノ頭を過ぎると尾根が広がり…
ルートが不明瞭になってきます
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ルートが不明瞭になってきます
ピンクテープを拾いながら…
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ピンクテープを拾いながら…
倒木を乗り越え…
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倒木を乗り越え…
静かな森の中を進んでいきます
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静かな森の中を進んでいきます
2100m付近を過ぎると尾根筋が顕著になってきます
2100m付近を過ぎると尾根筋が顕著になってきます
生まれたてのギンリョウソウ。少し気持ちワルイ(photo komemame)
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生まれたてのギンリョウソウ。少し気持ちワルイ(photo komemame)
2200m付近からは急登します
2200m付近からは急登します
少しガスって涼しい
少しガスって涼しい
南アワールド全開
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南アワールド全開
大量の鹿のフン。なんでこんなに?
大量の鹿のフン。なんでこんなに?
肩に乗ると斜度が緩みます
肩に乗ると斜度が緩みます
幕営適地
頂上標が見えてきました
頂上標が見えてきました
青薙山に到着。眺望はありません
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青薙山に到着。眺望はありません
稲又山へ向かいます。青薙山〜稲又山間は少し藪っぽくなります
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稲又山へ向かいます。青薙山〜稲又山間は少し藪っぽくなります
少しだけ東側の視界
少しだけ東側の視界
尾根筋は比較的顕著なので…
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尾根筋は比較的顕著なので…
迷う心配はあまり感じませんでした
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迷う心配はあまり感じませんでした
今回のルート全体を通してゴゼンタチバナだらけでした(photo komemame)
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今回のルート全体を通してゴゼンタチバナだらけでした(photo komemame)
標識をも覆い始めたコケ
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標識をも覆い始めたコケ
鞍部から高低差110mほど登り返すと…
鞍部から高低差110mほど登り返すと…
稲又山に到着。ここも深い樹林に覆われて眺望はありません
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稲又山に到着。ここも深い樹林に覆われて眺望はありません
稲又山からの下り出しは注意やね
稲又山からの下り出しは注意やね
すばらしい樹林帯の雰囲気

すばらしい樹林帯の雰囲気

標高を下げ始めるとガス。深い樹林帯のガスはキライじゃない
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標高を下げ始めるとガス。深い樹林帯のガスはキライじゃない
ルーファイが楽しい
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ルーファイが楽しい
こんな中を進んでいきます
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こんな中を進んでいきます
こんなに密度の濃い樹林帯は初めて
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こんなに密度の濃い樹林帯は初めて
この辺りの雰囲気も素晴らしかった
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この辺りの雰囲気も素晴らしかった
2100mの踊り場的な平坦ピークには小屋跡があり残骸が散乱していました
2100mの踊り場的な平坦ピークには小屋跡があり残骸が散乱していました
小屋跡の先で方角を変えるところは特に要注意
小屋跡の先で方角を変えるところは特に要注意
所ノ沢越に到着
所ノ沢越から中ノ宿吊橋方面へ200mほど下ります
所ノ沢越から中ノ宿吊橋方面へ200mほど下ります
すると沢が見えてきます
すると沢が見えてきます
ここでテントを張ります
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ここでテントを張ります
沢で缶ビールを冷やします。あぁ、テント脇に沢が流れている幸せよ!
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沢で缶ビールを冷やします。あぁ、テント脇に沢が流れている幸せよ!
まずはビールの当てにトモサンカク
2
まずはビールの当てにトモサンカク
お次は宮崎地鶏の炭火焼
2
お次は宮崎地鶏の炭火焼
メスティンで炊飯。やっぱり夏は生米だな
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メスティンで炊飯。やっぱり夏は生米だな
ゴハンを蒸らしてる間に豚肉のガーリック味噌漬けとヤングコーンを焼いて…
2
ゴハンを蒸らしてる間に豚肉のガーリック味噌漬けとヤングコーンを焼いて…
炊けました
炊けたゴハンにキャベツの千切りを敷いて豚肉とコーンそして温泉卵を乗せて出来上がり
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炊けたゴハンにキャベツの千切りを敷いて豚肉とコーンそして温泉卵を乗せて出来上がり
いただきます!ってか、お隣の方から白霧島をいただき(ありがとうございます!!!。しかし飲み過ぎてしまいスミマセンでした…)、ベロンベロンに酔っ払ってしまい、最後はほとんど記憶なし(汗)
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いただきます!ってか、お隣の方から白霧島をいただき(ありがとうございます!!!。しかし飲み過ぎてしまいスミマセンでした…)、ベロンベロンに酔っ払ってしまい、最後はほとんど記憶なし(汗)
【7月15日 2日目】
5時ちょうどにスタート
1
【7月15日 2日目】
5時ちょうどにスタート
まずは所ノ沢越まで戻ります
まずは所ノ沢越まで戻ります
所ノ沢越に到着
所ノ沢越から布引山まで高低差およそ550mの登り
所ノ沢越から布引山まで高低差およそ550mの登り
尾根が広くなった所は要注意
尾根が広くなった所は要注意
布引山が見えました
2
布引山が見えました
コケ&光&ガスのトリオは最高やね1
1
コケ&光&ガスのトリオは最高やね1
コケ&光&ガスのトリオは最高やね2
コケ&光&ガスのトリオは最高やね2
少しガスってて幻想的
2
少しガスってて幻想的
komemameは快調に進みますが、こっちは二日酔いでツライわ
komemameは快調に進みますが、こっちは二日酔いでツライわ
布引大崩のガレの縁を進みます
布引大崩のガレの縁を進みます
布引山の山頂が見えてきました
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布引山の山頂が見えてきました
ウスユキソウ
山伏〜八紘嶺〜七面山
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山伏〜八紘嶺〜七面山
布引ガレの縁を進みます
布引ガレの縁を進みます
オトギリソウかな(photo komemame)
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オトギリソウかな(photo komemame)
最後のひと踏ん張り
最後のひと踏ん張り
布引山に到着。この山は遠くから見るとデカくて存在感抜群なのに山頂は地味で単なる通過点になってしまってるんだよなぁ
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布引山に到着。この山は遠くから見るとデカくて存在感抜群なのに山頂は地味で単なる通過点になってしまってるんだよなぁ
布引山から鞍部まで高低差160mほど緩やかに下ります
布引山から鞍部まで高低差160mほど緩やかに下ります
おおっ!樹林の隙間から富士山見えました。富士山が見えるといつもビックリ
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おおっ!樹林の隙間から富士山見えました。富士山が見えるといつもビックリ
アップで(photo komemame)
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アップで(photo komemame)
鞍部付近から笊&小笊
2
鞍部付近から笊&小笊
鞍部から登り返します
鞍部から登り返します
布引山からは打って変わって踏み跡が濃くなります
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布引山からは打って変わって踏み跡が濃くなります
ずっと樹林の間からチラチラだった南ア主稜線が山頂直下でようやく顔を出してくれました。正面に上河内と左に茶臼
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ずっと樹林の間からチラチラだった南ア主稜線が山頂直下でようやく顔を出してくれました。正面に上河内と左に茶臼
山頂直下はチョイ藪
山頂直下はチョイ藪
シャクナゲが残っていました
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シャクナゲが残っていました
笊ヶ岳山頂に到着。3回目の登頂で3度とも快晴&貸切。相性がいいみたい
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笊ヶ岳山頂に到着。3回目の登頂で3度とも快晴&貸切。相性がいいみたい
山頂より。これな。小笊越しの富士山
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山頂より。これな。小笊越しの富士山
今回は大気境界層がくっきり
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今回は大気境界層がくっきり
アップで(photo komemame)
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アップで(photo komemame)
山頂より。左に赤石と小赤石。右は手前に大きな悪沢と中岳&前岳
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山頂より。左に赤石と小赤石。右は手前に大きな悪沢と中岳&前岳
山頂より。聖&赤石。間に大沢岳と中盛丸山
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山頂より。聖&赤石。間に大沢岳と中盛丸山
赤石&小赤石アップで(photo komemame)
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赤石&小赤石アップで(photo komemame)
アップで荒川三山(photo komemame)
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アップで荒川三山(photo komemame)
悪沢アップで。千枚小屋も見えています(photo komemame)
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悪沢アップで。千枚小屋も見えています(photo komemame)
山頂より。聖〜上河内
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山頂より。聖〜上河内
聖アップで(photo komemame)
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聖アップで(photo komemame)
山頂より。上河内〜茶臼〜光〜信濃俣〜大根沢山
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山頂より。上河内〜茶臼〜光〜信濃俣〜大根沢山
アップで上河内(photo komemame)
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アップで上河内(photo komemame)
アップで茶臼〜光(photo komemame)
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アップで茶臼〜光(photo komemame)
山頂より。布引山〜稲又山〜青薙山。歩きて来た南嶺南部の稜線です
2
山頂より。布引山〜稲又山〜青薙山。歩きて来た南嶺南部の稜線です
山頂より。左から悪沢〜塩見〜蝙蝠〜仙丈〜間ノ岳〜北岳。手前はガレを挟んで左に生木割山と右に偃松尾山
山頂より。左から悪沢〜塩見〜蝙蝠〜仙丈〜間ノ岳〜北岳。手前はガレを挟んで左に生木割山と右に偃松尾山
アップで塩見から続く蝙蝠尾根。蝙蝠はやっぱり端整なフォルムだなぁ(photo komemame)
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アップで塩見から続く蝙蝠尾根。蝙蝠はやっぱり端整なフォルムだなぁ(photo komemame)
北岳〜間ノ岳〜仙丈アップで。間ノ岳から西側に延びる稜線上にちょこんと三峰山。(photo komemame)
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北岳〜間ノ岳〜仙丈アップで。間ノ岳から西側に延びる稜線上にちょこんと三峰山。(photo komemame)
山頂より。北岳の隣には鳳凰三山
山頂より。北岳の隣には鳳凰三山
鳳凰三山アップで。オベリスクも見えてますね(photo komemame)
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鳳凰三山アップで。オベリスクも見えてますね(photo komemame)
山頂より。奥秩父
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山頂より。奥秩父
ホント、笊からの眺めは何度来ても最高だな
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ホント、笊からの眺めは何度来ても最高だな
さて椹島に向けて下山開始です
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さて椹島に向けて下山開始です
南ア北部を眺めながら下ります
南ア北部を眺めながら下ります
正面に生木割山
露地に出ました
荒川三山と赤石も見納め
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荒川三山と赤石も見納め
椹島下降点に到着
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椹島下降点に到着
ここで稜線を離れて西に進路をとります
ここで稜線を離れて西に進路をとります
標高2200mから2100mまでは涸沢の中を下っていきます
標高2200mから2100mまでは涸沢の中を下っていきます
正面は生木割山かな
正面は生木割山かな
涸沢を離れ再び樹林帯へ入りしばらく進むと…
涸沢を離れ再び樹林帯へ入りしばらく進むと…
突然ポカンと開けた場所に出ます
突然ポカンと開けた場所に出ます
ここが上倉沢源流台地
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ここが上倉沢源流台地
沢幅が広いため、下り口と登り口が少し分かりにくい
沢幅が広いため、下り口と登り口が少し分かりにくい
対岸に渡った所からトラバース道が始まります
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対岸に渡った所からトラバース道が始まります
トラバース道では計7本の沢を通過していきます
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トラバース道では計7本の沢を通過していきます
沢への急降下と渡渉後の急登を繰り返します
沢への急降下と渡渉後の急登を繰り返します
崖や岩場の上り下り1
崖や岩場の上り下り1
崖や岩場の上り下り2
崖や岩場の上り下り2
意外と時間がかかりました
意外と時間がかかりました
ギンリョウソウ。ワンコみたいだワン(photo komemame)
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ギンリョウソウ。ワンコみたいだワン(photo komemame)
ギンリョウソウだらけでした(photo komemame)
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ギンリョウソウだらけでした(photo komemame)
標柱でようやくトラバース道が終わりしばらくは緩斜面を下ります
標柱でようやくトラバース道が終わりしばらくは緩斜面を下ります
1857から急斜面の下りになります
1857から急斜面の下りになります
登山口に到着
滝見橋を渡ります
滝見橋を渡ります
椹島に到着
椹島ロッヂの芝生でゆっくりするというkomemame積年の夢が叶いました。幸せのレベル下げたな
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椹島ロッヂの芝生でゆっくりするというkomemame積年の夢が叶いました。幸せのレベル下げたな
顔洗ったり着替えたりしてる間に生ビールが!しかも!もう飲んでるし!慌てて駆け寄ります(photo komemame)
8
顔洗ったり着替えたりしてる間に生ビールが!しかも!もう飲んでるし!慌てて駆け寄ります(photo komemame)
こんなにうまいビールには滅多にありつけんぜよ
6
こんなにうまいビールには滅多にありつけんぜよ
そしてお昼寝。涼しくなるのを待って約18kmの林道歩きに備えます
2
そしてお昼寝。涼しくなるのを待って約18kmの林道歩きに備えます
15時に出発する予定でしたが、すっかり眠ってしまい16時に。それにしても三連休の中日だからでしょうか、椹島ガラガラなんですけど…。これだったら泊まってもよかったかな
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15時に出発する予定でしたが、すっかり眠ってしまい16時に。それにしても三連休の中日だからでしょうか、椹島ガラガラなんですけど…。これだったら泊まってもよかったかな
でも一度決めちゃったから歩きますよ、はい
でも一度決めちゃったから歩きますよ、はい
コバルトブルーの赤石ダム湖
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コバルトブルーの赤石ダム湖
(photo komemame)
林道歩きにも飽きて気晴らしにパチリ
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林道歩きにも飽きて気晴らしにパチリ
コオニユリ(photo komemame)
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コオニユリ(photo komemame)
暑さのあまりタオルに沢水を浸して首を冷やしながら歩きます
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暑さのあまりタオルに沢水を浸して首を冷やしながら歩きます
天然シャワー
昨日歩いてた南嶺南部の稜線が見えています
昨日歩いてた南嶺南部の稜線が見えています
中ノ宿吊橋を通過。ここをたどると昨日の幕営地へ
中ノ宿吊橋を通過。ここをたどると昨日の幕営地へ
赤崩。頭はガスの中
赤崩。頭はガスの中
畑薙大橋を渡ります
畑薙大橋を渡ります
いいかげん飽きるわ!
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いいかげん飽きるわ!
ようやく青薙山登山口まで戻ってきました。まだあと4.5kmもあります
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ようやく青薙山登山口まで戻ってきました。まだあと4.5kmもあります
ウンザリしながらも最後のチカラを振り絞って歩きます
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ウンザリしながらも最後のチカラを振り絞って歩きます
真っ暗になる直前に沼平ゲートに到着。お疲れ様でした!
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真っ暗になる直前に沼平ゲートに到着。お疲れ様でした!

感想

三連休はかなり前から東北を予定していましたが予報が今ひとつ。
雨は降らないまでも眺望は期待できなさそうな感じで、
思い切って行くべきかどうか悩みました。
一方でアルプスは3日間ともに天気が良さそう。
しかし「人出がスゴいんだろうなぁ」とちょっと尻込み。
あれこれと思案した挙句に、
「今年は9月と10月で三連休が3回もあるから東北はまたチャンスあるでしょ。
この三連休は天気優先でアルプスでも人が少ないところに行った方がいいね」
という結論に達し、釜無川から沼平までを繋ぐべく白峰南嶺南部を歩くことにしました。

池の平付近からは南アらしく、静かで、深くて、苔むした樹林帯の中を、
適度な緊張感を持ちながらルーファイするのが楽しい。
特に稲又山〜所ノ沢越の間の樹林帯は圧倒的。
ここまで深くて、湿っていて、濃密なのは初めてかもしれません。

所ノ沢越のテン場でご一緒したss_creatorさん、
その節はどうもありがとうございました。
すっかりお言葉に甘えてしまって、飲みすぎてしまいました(汗)
しかし、こんなに沢山のお酒を背負って山を歩いてる人に初めてお会いしましたよ(笑)
無事下山されましたでしょうか。

2日目は、二日酔いで、布引山までの登りがシンドかったですが、
3度目の笊ヶ岳もこれまでの2回と同様に快晴&貸切。
長い樹林帯をひたすら登った後にやってくるカタルシスが大きいからでしょうか、
ここの山頂は何度来てもアガりますな。

予想通り、畑薙ダムの臨時駐車場の喧騒をよそに、
青薙山登山口から椹島下降点までで出会ったのは2組3名のみ。
静かなアルプスを満喫できました。モッサリ感がたまりませんね。

当初は、2日目に椹島に下山した後はロッヂでゆっくりと1泊して、
翌朝バスに乗せてもらって沼平まで戻る贅沢プランを予定していました。
しかし途中からいつもの貧乏性が頭をもたげ始め、

「お昼過ぎには椹島に到着するから、それだと暇を持て余しちゃわない?」
「わざわざ混んでる小屋で寝るのってどうなの?」
「連休最終日は高速激混みでしょ?」

なんて会話が交わされて、結局、椹島に下山してから涼しくなるのをゆっくり待って、
沼平まで歩こうということで意見が一致。
しかし、18kmの林道歩きは長かった。ツラかった。
 
 

南アは久しぶりだなぁ、と思って記録を見返したら、
昨年11月以来で、なんと笊ヶ岳に行っていました。
私にとって南アは、いつも簡単にはいかなくて、ちょっと苦手。
だけど、入ってしまえばとことん深くて、どっぷりはまれる好きな場所。

池の平〜所ノ沢越は、ザ・南アといった雰囲気で、
薄暗くて、うっそうとしていて、じっとりしている。
そのへんの木に触ると、じゅわっと水分が沁みてきて手袋を濡らすほどです。

テント場は、沢の音しかしない静かでとてもいい場所です。
そこでご一緒したss_creatorさんとプチ宴会。
ふだんあんまりこういう機会がない上に、共通の話題があったり、
ss_creatorさんの豪快キャラが面白くて、時間を忘れて盛り上がってしまいました。
たくさんのお酒ごちそうさまでした。ありがとうございました。

翌朝は寝坊することなく、出発。
笊ケ岳からの眺望は、安定のすばらしさ。
ここには何時間でもいたくなります。
いつかここで一泊してみたいものです。

この日は椹島までおりて、終わりの予定でしたが、
よせばいいのに、林道を歩いて帰っちゃおうってことに。
下り基調だからヨユーで進めるかな、と思っていたら、
やっぱり疲れは溜まっているようで、
むしろ登り基調なんじゃないか?と疑ってしまうほど、
足が重く進みがのろい。途方にくれました。
途中、工事関係の車が通るたびに「乗っていきますか」という
甘い言葉を期待しましたが、スルーされていきました。(当たり前か)

最後の林道歩きは超超超疲れたけど、
帰宅後、家のベッドに倒れ込んだときの幸福感といったら…。
これもまた、山の醍醐味です。


おしまい。

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地鶏と焼肉美味しかったです!
danyamaさんkomemameさんその節はありがとうございました。
思いがけず楽しい夜が過ごせました(><)
お2人が作られた料理を撮影してるカメラ見てプロの人かな?(笑)なんて思いましたが、アップされてる本格的な写真の素晴らしさにはビックリです。
僕の方は事情があって一般に公開出来なくなってしまったんですがフォローさせて頂いたのでお2人は閲覧出来ます。結末がどうなったかご覧下さい。
2018/7/20 10:28
Re: 地鶏と焼肉美味しかったです!
ss_creatorさん

コメントいただきありがとうございます。
また、所ノ沢越では楽しいひと時を過ごすことができて感謝です。
そして、ご無事で何よりでした。

テント泊、これに懲りず、ぜひ続けて欲しいです!
お酒の量を減らしさえすれば(笑)、ss_creatorさんほどの足をお持ちだと
きっと縦走の幅が(季節も)もっと広がるのではないかと(←エラそうでスミマセン。
でも、お酒を減らすのも勇気が入りますよね)。

またどこかの山でお会いしましょう!
2018/7/20 13:45
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