弥山~八経ヶ岳(大峰山系)【行者還トンネル西口からピストン】
- GPS
- 07:51
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般に道標がよく整備されている。また、特別危険なところもない。ただし、ロングコースのため、体力勝負になってくる。 |
その他周辺情報 | 山行後の宿泊に和佐俣山キャンプ場を利用 https://www.wasamata.com/ 上北山温泉 薬師湯(和佐俣山キャンプ場で100円引き券がもらえる) すぐ近くに、喫茶ひろ(食事可)ヤマサキショップ(道の駅)あり http://hse.dyndns.org/hiroto/private/Bclass/onsen/on00/on0059/onsen_d0.htm |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
時計
タオル
カメラ
双眼鏡
ガスカートリッジ
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
コンロ
コッヘル
テント
ランタン
|
感想
大峰山は学生のころ一度登っている。それは夏合宿前の錬成合宿だった。しかし、今その記憶がほとんどない。どんなコースで登ったのか? どこの山に登ったのか? 記憶に出てこない。その意味で、大峰山は初登に等しい。いつかは登りたいと思っていたが、ようやく訪れることができた。
大峰山の中から一番に選んだのはやはり最高峰の八経ヶ岳。午前3時すぎに自宅を出発し、R309を車で走る。なかなかタイトな道で対向車がこないかひやひやしながら車を走らせる。ようやく7時すぎに行者還トンネル西口の駐車地に着く。
準備をして登山口に向かう。登山口では大勢の人がにぎやかに話されている。登山届ポストがあり、皆さん届を書かれているようだ。我々も用紙をもらい、記入して提出する。
登山口からまず橋を渡る。するとすぐに山道に入り、一気に登山ムードに浸る。沢にかかる小さな橋を渡ると急な登りが出てくる。猛暑の中、あまり急がないよう、ゆっくりと登ることにする。自然と誰もがゆっくりのペースになっているようで、渋滞気味に人の列ができている。登り切ると奥駆道出合につく。ここでまず休憩する。
奥駆道出合からはなだらかな登りが続く。ブナやモミジの木がたくさんあり、秋の姿はどれほど美しいのだろうと想像する。弁天の森あたりは特に気持ちのいい森が広がっている。弁天の森を過ぎるとまた急な登りとなり、やがて眼前に小屋が現れる。弥山小屋に到着だ。猛暑もあり、疲れた体をここで休ませる。
弥山に向かう。鳥居をくぐり、すぐに山頂に着く。山頂には弥山神社があり、神々しい雰囲気がある。眼前に八経ヶ岳が見える。弥山からいったん小屋に戻り、八経ヶ岳に向かう。
かなり急な道を下り、また登り返す。オオヤマレンゲ保護柵を開けて登る。オオヤマレンゲ、まだ少し花が残っていないかと期待していたが、開いた花は見られなかった。梅雨末期の大雨の影響もあるのだろう。しかたがない、ここは満開の花を想像しておこう。
八経ヶ岳に着く。山頂には錫杖が突き刺され、大峰山らしい雰囲気をかもしている。昼食と展望を楽しむが、山頂は日差しが強く長くいるのはつらい。日陰で過ごす時間が長くなる。気温を計ってみると24℃。日差しを避ければ涼しさも感じる。
明星ヶ岳まで足を伸ばす予定だったが体力と時間を考えて今回はパスすることにする。
登ってきた道をピストンする。疲れているのでゆっくりと下る。登山口手前の小橋下の沢で最後の休憩をとる。冷たい水で体温を下げると気持ちがいい。
行者還トンネル西口の駐車場から和佐又山キャンプ場に向かう。テント泊の準備をして食事と温泉に向かう。その後、キャンプ場に戻り、翌日の大普賢岳山行に備えてゆっくりと休むことにする。
猛暑の中、早朝出発、長時間の山行で疲れたが、大峰山の主峰を登ることがき、満足する。八経ヶ岳は山頂の魅力はそれほどでもないが、周辺の峰々を合わせた森林の雰囲気がとてもいい。おそらく、大峰山全体に言えることではないか。深田久弥氏が大峰山を100名山に選んだのも、一つの峰の魅力ではなく、山系としての魅力だったのだろうと思う。
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