大峰山八経ヶ岳 奥駈道途上にある修験の山
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 05:22
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:19
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大台ヶ原駐車場からは309号線に入り、行者還トンネルを経て直ぐの駐車場。 前日の1540には、台風に刺激された前線による大雨によって時間規制雨量を超えたため309号線は通行止めとなった。通行止めが当日の朝7時に解除されたことを大台ヶ原登山中にホームページで知り、急遽向かうことにした。 309号線は狭くて悪路で、大台ヶ原に近い42番距離表示の箇所では5月20日から年内いっぱい平日は日中工事のため830~1200の間は原則的には通行止めとなるとの表示が入口に出ていた。全くの通行止めになるか心配になったが、どうしても大峰山も登りたかったので一時的に解除になると思い工事現場まで進み、15分ほど待って3台の車とともに通行を認めてもらえたため1010には行者還トンネル西口駐車場に到着して1030には登山を開始出来た。 私はたまたま運が良かったのかもしれませんので、長時間待ちのリスクがあることをお含みおきください。 なお、反対側の大阪方面からは通行止めは無く、行者還トンネル西口駐車場までたどり着けるので、ご心配なく。42番の工事現場は行者還トンネルと大台ヶ原方面の間に有ります。 帰りに309号線をそのまま進んで大阪方面に向かったが、とにかく狭くほとんど1車線であり対向車との離合も大変であまり使いたくない道路との印象を持った。しかし、大峰山八経ヶ岳への登山では避けて通れない道のため、覚悟して向かってください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されている。 ただし、行者還トンネルの登山口から奥駈道出合までは大変な急坂で、特に下りは粘土質の土が滑り易く注意を要する。 |
写真
日帰りは1000円で、係員の方に支払う。トイレは100円。
7時の通行止め解除から間もないので、駐車台数は少なかったと思います。
100人以上泊まれ、人気の季節は、ゴールデンウィーク、オオヤマレンゲの花が開花する7月上旬、10月下旬の紅葉の時期だそうです。
やはり暑い8月はイマイチなようです。
感想
前日の1540に大雨で309号線が通行止めとなり、大峰山は諦めないといけないかと憂鬱になりました。東京から車で7時間かけてまた来る必要があるのかと思っていましたが、当日の朝7時に通行止めが解除になったことを奈良県のホームページで知り、大台ヶ原登山後の大台ヶ原ドライブウェイを嬉々として下りました。
しかし、309号線の入口に差し掛かった時にまたしてもショックな事が…
5月20日から年内いっぱいの平日は、42番距離表示の箇所で工事があり、830~1200の間はほとんど通行止めが長い時間続くとの真新しい看板が…
またしても東京から7時間かけて再訪する事が頭をよぎりましたが、道路が閉鎖されているわけではないので、工事現場に向かうことにしました。先行する車が3台停まって通過を待っているようです。係員の方が走って来て、20~30分待ちで通過出来ますとのことでしたのでホッとして待っていると、1台の車はUターンして戻って行きましたが、15分ほどの待ち時間で通行することが出来ました^o^
私はたまたま通れたのかもしれませんので、なかなか通行出来ないリスクもありますから、830~1200の間を避けて通過することが確実だと思います。
何度かの危機に見舞われながらも、無事に大峰山八経ヶ岳山頂に立つことが出来ました~
大峰奥駈道は、修験の道として大変有名です。崖のふちで何人かで押さえて身を乗り出し、一心不乱に祈る映像を目にしたことがあります。
八経ヶ岳は役行者が法華経八巻を埋納したとの伝説があり、仏教ヶ岳とも呼ばれるそうです。
八経ヶ岳山頂に立ち南北に連なる大峰山系を眺めながら、いにしえからの人々の営みに想いを馳せました。
いいねした人