至仏山・燧ヶ岳トレッキング(鳩待峠in/沼山峠out)
- GPS
- 19:06
- 距離
- 38.1km
- 登り
- 2,020m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 7:29
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 11:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は沼山峠から七入オートキャンプ場までバス、そこでテン泊し、翌朝、七入から会津高原尾瀬口駅までバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<初日> 鳩待峠→山ノ鼻:木道が整備され、危険箇所なく、トレラン適地 山ノ鼻→至仏山:急勾配なれど、危険箇所や迷いそうな箇所はなし 至仏山→悪沢岳分岐:滑りやすい蛇紋岩がゴロゴロしており要注意 悪沢岳分岐⇔悪沢岳:ドロドロの悪路 悪沢岳分岐→鳩待峠:所々に木道。トレラン適地 鳩待峠→山ノ鼻:同上 <2日目> 山ノ鼻→見晴新道分岐:木道を使って湿原をひたすら進む 見晴新道分岐→燧ヶ岳(柴安):とにかくドロドロの悪路でかつ急勾配。刈っただけの、先端が尖った笹やぶが数多。かなり注意深く進む必要あり 燧ヶ岳(柴安)→燧ヶ岳(俎):岩場を下って登り返す。危険箇所はない。 燧ヶ岳(俎)→沼尻平:ナデッ窪ルートは岩場ゴロゴロの超急勾配。かなり注意深く進む必要あり 沼尻平→三平下→沼山峠:ほとんどアップダウンのない木道。危険箇所はない。 |
写真
感想
2泊3日かけて、尾瀬の百名山3座(至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳)へ登頂すべく、東京から電車・バスを乗り継ぎ、6時間かけて鳩待峠へ。
鳩待峠から山ノ鼻(キャンプ場)までは、30分もかからない。テントを設営した後に片道通行(登り専用)のトレイルで至仏山へ。かなりの急登ですが、木道が整備され、振り返ると尾瀬湿原越しに燧ヶ岳や会津駒が見えるため、意気揚々と至仏山の山頂へ。
至仏山から、登り返して小至仏山へ。ここからは、今回登る予定の百名山3座(至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳)がワンショットで撮れる!小至仏山からオヤマ沢田代まで下り、主稜線を右に折れて悪沢岳へ。標識はあるものの山頂っぽさは皆無。主稜線へ戻り、一路鳩待峠へ。木道が多く、走りやすいトレイルでした。鳩待峠休憩所で早い夕食を摂り、再びテント設営済みの山ノ鼻へ。
翌朝4時半前に発ち、まずは「逆さ燧」の見える池塘まで。残念ながらこの日は逆さ燧は見えず、さて進もう!と思い立つや、ストックをテン場に忘れてきたことに気づき、再び山ノ鼻へ。1時間ロス。。。
その後、尾瀬湿原を一気に通過し、沼尻川を渡って福島県に入り、見晴で湧き水を補給した後、いよいよ今回の登山の核心部、見晴新道へ入る。色々な方のレポで見たとおりの悪路、かつ急登。でも30人位追い越し、快調に進み、2時間半で燧ヶ岳(柴安)の山頂へ。東北以北の最高峰、気持ちいいですね!
山頂からは、周囲の百名山がことごとくキレイに見える!特に先月登った平ヶ岳が近い。先月は向こうから燧ヶ岳見ながらヤマメシを食べましたが、今日は逆。これだから百名山巡りは面白い!
登り返して、双耳峰のもう片方・俎瑤悄8える景色は柴安瑤箸曚榮韻検H慊山、安達太良山方面は、少しガスってて同定できず。ここから本格的な下りへ。
ナデッ窪ルートは、岩がゴロゴロした超急勾配で、かなり厄介なトレイル。沼尻平まで下山する途中、足の置き場を誤り、左足首をひねってしまい、捻挫。ほぼ下りが終わりかけていたので、少し左足をかばいつつ、沼尻休憩所へ。2015年に焼失して以来、昨日(7/14)、3年ぶりに営業を再開したようです。立派なトイレ(協力金200円)も建ち、尾瀬周遊の拠点になりますね。
左足を少し気遣いつつ、尾瀬沼に沿って木道を進む。期待通り、尾瀬沼越しに見る快晴下の燧ヶ岳は美しいの一言に尽きますね!三平下で休憩した後、大江湿原を経由して沼山峠まで進み、最終的に23kmを歩き通しました。
沼山峠からはバスで七入オートキャンプ場へ。そこでテン泊。管理人に、すぐ近くでホタルが見えることを教わり、日の落ちた後に行ってみると、最初は暗闇に目が慣れず見つけられなかったが、10分もすると目が慣れてきてホタルの光があちこちに見えるように!普通に1点の光(ホタル)が「道路を横断」しているのにはビックリ!何気に人生初のホタル観賞となりました!
翌日(3日目)は、七入オートキャンプ場にテントを残しつつ、軽装備で滝沢登山口まで走り、会津駒・中門岳を周回して七入まで戻る予定でしたが、ナデッ窪で捻挫した左足首が痛いので、3日目の登山は取りやめ、早朝9:04のバスで帰路に着きました。
登山中の捻挫は、ここ2年で初めてですが、上京後、祝日(そう、今日は海の日でした!)でもやっている整形外科に診てもらいましたが、骨に異常なく、2週間程度でよくなる、と言われ一安心。登山中の事故は、大体下りに起こるもの。特にガレ場の急勾配な所は、改めて注意しよう!と思った山行となりました。
3日目がなくなったものの、初日、2日目ともに晴れで、「至仏山から尾瀬湿原越しに燧ヶ岳」「燧ヶ岳から尾瀬湿原越しに至仏山」の両方を堪能でき、とっても満足度の高い山行となりました。
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