奥日光(竜頭ノ滝〜千手ヶ浜〜黒檜岳〜社山〜半月山〜茶ノ木平〜中禅寺温泉)
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- GPS
- 31:06
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,663m
天候 | 【20111126】快晴 【20111127】晴れのち高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新江古田508ж540大門546ж601浅草620ж826東武日光839=939竜頭ノ滝(⇔951滝上)1002―赤岩1035―1105高山分岐―1120千手ヶ浜―1126乙次郎橋(吊橋)―1134千手堂跡―1137黒檜岳登山口―1146沢に降りて水汲み1156―1209渡渉(本来の水場)―1229支稜コル1238―1338標高点(1802m)1348―1424肩(―黒檜岳中央峰1429―1437黒檜岳西峰・雨量計―1440黒檜岳中央峰―)1446―1501屈曲点(大平山分岐、ここから鹿多数)―凹地(鹿のヌタ場)―1542小ピーク(1816m、幕営)805―820コル822―833小ピーク(1792m)―845小ピーク(1750m、岩場あり展望良)849―921社山929―1015阿世潟峠1025―1042小ピーク(1510m)―1109中禅寺山(1655m)1135―半月峠―1203半月山展望台(第二駐車場分岐)1225―1231半月山―1305有料道路中禅寺湖展望台1308―1321狸山1326―1340有料道路横断―1408標高点(1625m)―1414茶ノ木平1455―1500明智平分岐―1540登山口1543―1545日光レークサイドホテル(湖畔の湯、入浴1,000)1650―1653中禅寺湖1710=1743東武日光1808ж2055浅草2106ж2122大門2124ж2156新江古田 |
写真
感想
・今回のお題は、「冬山シーズンに備えて寒さに慣れる」。行き先は、紅葉シーズンも終わって、混雑が一段落したはずの奥日光。より具体的には、中禅寺湖南岸の山稜をぐるっと半周。
・今年は夏山シーズンに幕営山行をしていないので、テントを担いでの山行はゴールデンウィーク以来で約半年ぶり。
・竜頭の滝では、ちょうど小学生の団体バス3台が出発した直後で、静かに楽しめました。(直後に中高年の団体さんが到着)
・菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜までの湖岸を巡る散策路は、急な斜面沿いの道です。親子連れ1組に出会っただけ。
・千手ヶ浜には大勢のカメラマンがいました。立派な望遠レンズ付きのカメラを三脚に乗せて、じっと待機しているのだが、野鳥を待っているのかなぁ? 遊覧船?
・水場がどこだか知らなかったので、安全策をとって手前で汲みました。6リットル(ボッカにはなりましたが、この時期でもあり4リットルほどで足りていた感じ)。
・黒檜岳への道はうっすらと雪化粧した急登。先行者の足跡あり。途中ですれ違った夫婦連れ1組のものでした。
・黒檜岳の山頂は樹林帯の中ですが、西峰の少し先に雨量計があって、そこから奥白根方面の展望が得られます。
・社山方面への標識がある分岐から大平山分岐までの樹林帯はどこでも歩けてしまうので迷いやすいところですが、プレート(正方形が赤と黄に塗り分けられている)が適度な間隔で木に打ちつけられているので、これを探せば迷う心配はありません。
・大平山分岐に出ると笹原。鹿が沢山遊んでいました。ごめんなさいね、きみたちの楽園におじゃまします。
・秋の陽が傾き始め、時計は15時半を回り、そろそろテント場を決めなきゃと思うのだが、コルや凹地は鹿のヌタ場になっているようで遠慮。結局見晴らしのよさそうな稜線上の小ピーク(1816m)の笹のやや薄くなったところにしました。ここからは奥日光の山々だけでなく、南側には富士山もばっちり。
・夜は満点の星。風も穏やか。足尾方面と中禅寺温泉方面に町の灯り。遠く関東平野方面もうっすらと街の明かり。冬山用シュラフで寒くもなく、お題にマッチせず(?)。
・2日目は行程も長くなく、早く帰ると帰って混雑しそうだったので、のんびりと明るくなってから起床し、8時過ぎに出発。朝露も全くなく、テントも乾いたまんま。
・社山までが今回のハイライトコースと思って、じっくりと楽しみながらのんびり歩く。社山の先で登ってくる人たちに会いだす。山ガールのパーティも含めて、老若男女十数人とすれ違ったかな。
・阿世潟峠から登り直し、中禅寺山の標識がある1655mピークで昼食休憩。お湯を沸かしてカフェオレを入れてのんびりする。
・半月山手前の展望台には夫婦連れ1パーティの先客あり。宇都宮の方とのこと。富士山を望めて最高の昼食を楽しんだとおっしゃっていました。この展望台はとても価値が高い。八丁出島の絵は、紅葉シーズンの典型的な風景として新聞などを飾っているが、ここからのもの。ちょうど八丁出島付近を遊覧船が巡るところを写真に収めました。この展望台から見えるべき山々はすべて見えたと思います: 高原山、奥日光の山々、群馬・栃木県境稜線の山々(錫ヶ岳〜皇海山〜袈裟丸山)、奥秩父〜奥多摩、丹沢〜大山、南八ヶ岳、南アルプス、富士山、筑波山、加波山。
・半月山山頂は展望もなく素通り。
・道路は自然破壊の極み。
・茶ノ木平で、お湯を沸かしてお茶する。2回目の昼食。
・下山したところのすぐ目の前が日光レークサイドホテルで、湖畔の湯に直行。白濁した温泉らしい温泉でのんびり。おしゃれな休憩室も完備。
・帰りのバスはドイツ語を話す外国人の集団が賑やかなおしゃべり。大型バスの一番前に座っていたので、いろは坂の急カーブをすり抜ける運転手さんの技術に思わず拍手!
・東武日光駅からは区間快速(東武動物公園までは各駅停車)でのんびりと終点の浅草まで。
・今回の山行で黒檜岳の山頂を踏んだので、「関東百山」(1985年に浅野・打田・楠目・横山の4氏の選定により実業之日本社より発行)の未踏峰が残り1座(錫ヶ岳)に。こちらもいつの日か、大事に登りたい。
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