プチ滑落。捻挫してエスケープ。南ア縦走
- GPS
- 16:19
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,999m
- 下り
- 2,465m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 8:20
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:24
まぁそれまでも渋滞やらなんやらで時間かかっているのでコースタイムはかなり遅いほうでしょう。
天候 | ぴーかんすぎるぐらいぴーかん |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■行きのバス 仙流荘→北沢峠 6時すぎぐらい (広河原へ乗り換える人は整理券が発券されますので5時ぐらいに並べば十分で、それほどシビアではありませんでした) http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html 北沢峠→広河原 7時25分のバス https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/mycar_bus_taxi_tozan.html ■帰りのバス 順番待ちを考えると16時ぐらいまでに北沢峠へついたらバスがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はあまりないはずですが、ザレ場へ入り込みすべり落ちました。 よく道を見ずさっさと進んだ自分が悪いです。やっぱ注意が必要ですね。 |
その他周辺情報 | 温泉はいくつかあります。 |
写真
装備
個人装備 |
靴【LaSportiva TRANGO CUBE GTX】
ザック【KlattermusenArvaker 60】
GPS【Garmin Oregon600】
GPSロガー【Garmin Fenix5X】
テント【MSR HUBBA NX】
メディカルキット【LIFESYSTEMSに色々】
ゴミ処理袋【mont-bell ガベッジバック4L】
タオル【Packtowl UltraLigteM】
ヘッドライト【PETZL Nao+】
予備ライト【PETZL イーライト】
ペーパー【Mont-bell ロール】
エアー座布団【ISKA コンフィ】
電池【単三2】
環カラビナ2本
スリング【120チェーンと120の8mm】
着替用シャツ
コッヘル【EVERNEW Pot500】
バーナー【Snow Peak Giga Power 地】
ハードシェル【The north face&Mammut Gore-tex】
グローブ【Mammut Trovat Glove】
充電用バッテリー【GLOVAL ZERO VENTURE 70】
ストック【BD alpine carbon Z】
シュラフ【Monbel アルパイン バロウバック インナーシーツ】
マット【Klymit Inertia O Zone+KLYMIT Versatile Seat Pad】
カメラ【GoPro Hero6】
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感想
3連休に南アルプスを縦走しようと思い。北岳→間ノ岳→三峰山→仙丈ケ岳→甲斐駒といくつもりが、三峰山を通りすぎて10分ぐらいの芦屋芦倉の尾根で、ザレ場を道と間違い降りてしまいました。
すぐに道の間違いに気づき上り返したのですが、慌ててたこともあり、そのまま滑り落ちてしまいました。
落ちる時に右足がバキっと嫌な音を発したのですが、足は非常に痛むがなんとか動くのでその場で20分ぐらいじっとした後に骨折でないことを確認し、必死で尾根までなんとか這ってもどりました。
尾根にもどると、どっちへ向かうかの選択。北岳山荘には診療所もあるしヘリポートもあるのだが、自力下山では遠すぎる。いろいろ考えた末に仙丈ケ岳の方向へ向かいました。保険には入っていましたがヘリのお世話にはなりたくなったので必死で下山を開始。
途中3名ばかりの登ってくる方にテーピングを分けてもらいました。非常に助かったです。ありがとうございました。
とりあえず行動食のように痛み止めを3時間間隔で飲みながらの下山で。それでも激痛は容赦なくやってくるわけです。
とくに倒木を超えるが非常につらかった。ひとつの倒木を超えるのに這ったり。転んだりしながら少しずつ両俣小屋へ向かいます。
途中。同様に捻挫した方とも出会い。その方の旦那様があらかじめ小屋へ連絡を入れてくれたこともあり、小屋につくと小屋の方がバス停まで車で送ってもらいました。
両俣小屋には泊まってないにもかかわらず心底丁寧な対応をしていただき、サポータや草履、はては数キロの砂利道を車で送ってくれたことには非常に感謝です。
単独山行では本当にケガをすると地獄の時間に代わります。
この山のルートでは私なら「それほど危険個所はありません」と書きますが、本当のところは何百と山を登ろうが、危険個所は本当にすぐ傍にあるのが山です。危険個所がない山は無いのは本当の事だと思います。だからといってあえて危険と書くのもどうかと思うのでやはり常に登る人間が危険意識を持つことが重要なんだと思います。
ふりかえってみると素人的なミスです。砂利道から土道に突然切り替わる個所でたしかにわかりにくい個所でしたが、わかりにくいが故によくみると低木にリボンがかかっておるのを見落とし、砂利道がそのままザレ場につながっているのを道と勘違いして降りてしまいました。降りた場所でも足跡がいくつかあったのも道と信じ込んだひとつでもあります。
しかし実際はかなりの急場を降りており、通常では道としてはありえない状況であったと思います。
登り返す時に自分がこれを「道」と思った愚かさに心底「うぬぼれ」を感じました。山歴は長いほうですが、いつでも初心にかえっているつもりだったんですが、最近はとくに多くの山に登っているため緊張感が薄れていたのは間違いありません。
捻挫はやはり結構重症で。最低でも3週間ぐらいは山を休まなければなりませんが自業自得です。いつも持っていくテーピングを今回に限り持っていかなかったことを含めてもっとレスキューを勉強せねばと思い。これを機会に自己レスキュー体制を見直します。今年の技術向上委員会と登山研究所の講習は参加必須だな。
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