暑さを避けて燕岳 合戦尾根-東沢コース周回
- GPS
- 09:23
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,603m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:23
天候 | 快晴-晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
すこし心配だった東沢コースの渡渉ゾーンは結構ピンクテープがあって迷いませんでした。 |
写真
感想
猛暑のなか、山も日中の登りは避け、下りは涼しく帰ってくるコースはないかと考え、燕岳から東沢コースの周回が面白そうだと行ってきた。
予想通り冷たく気持ちいい沢下りの楽しさもあって、十分満足できた山行になった。
出発は駐車場の確保のため早くでたのだが、3時にはすでに満車ちかくとなって下の駐車場を薦められたが、この付近は釣りに来ていたこともあり、何とかなると思って行けば数台のスペースがあり無事駐車、予定通り出発できた。
こんな暑い日は日が出る前になるべく標高を稼ごうと行くが、それでも汗は吹き出した。でも先週の蓮華-朝日岳に比べれば、こちらはどんどん標高も稼ぐし、何よりも荷物が軽い。あとN君がいつも通り朝に弱いのでゆっくり登った。
合戦小屋から先は、下山してくる登山者が多くびっくりした。たぶん朝の涼しいうちに下ろうと思ってのことだろう。でもこの頃にはすっかり暑くなっていた。
7時過ぎに燕山荘に到着、山荘前では団体さんがラジオ体操をしていたり、テーブルで朝食を食べていたり賑やかだった。さすが燕山荘、人の数が半端ではない。
少しの休憩後、燕岳へ向かった。山頂は賑わっていてゆっくりできそうもないので次の北燕でのんびり休憩した。我々が山頂に着くときには誰もいなくなって静かな時間を過ごすことができた。それに景色も北燕のほうが良いと思った。
ここから平まではいったん北燕岳の東を巻いてから稜線に上がる。
この斜面には花が今真っ盛り、むせかえるほどだった。
稜線に上がってからの登山道は緩やかで、砂地にはコマクサが咲きハイマツも豊富で奇岩も多く、とっても癒やされるような登山道を満喫しながら進んだ。
平から北アルプスの眺望と分かれ、直ぐ下った所に雪が残っていて周りがハクサンイチゲやチングルマ、シナノキンバイのお花畑になっていた。
そこからザレた下りがあり、灌木帯を過ぎると土の道に変わり歩きやすい森林帶の登山道になる。思ったより早く東沢乗越に到着できた。
ここから西大ホラ沢出合までは背丈ほどの笹の草地を駆け下る道になる、このとき餓鬼岳へのソロの登山者が上がってきてくれたので、踏み跡があって道も迷う事はなかった。ジグザクに下っていた道は途中まっすぐ下るところがある、ここは滑り易く浮き石もあるので距離を置いて下った。そこから直ぐ下ってすこし開けたところからトラバースして尾根を下って暑いなあと思う頃に、大きな沢に出た。ここが西大ホラ沢出合いのようだ。
ここで顔を洗い、体の汗を流し落とし、ちょっと心配だったが水も飲んだ。
そこから背丈以上の草の中を進んでから、川に出る、あとは何度も渡渉を繰り返す。
とにかくわからなければ川の中を進めばいいと思っていたし、また登ってきた登山者が2名いたので、その足跡も参考になった。水の中をジャブジャブ下って、足下が冷たく、暑さはどこかに消えていた。少しの区間なので、暑いこの時期にはこの区間だけでも靴を履き替え水と戯れるのもいいかも。
その後も一つの沢の合流点で大休憩をして、また川を下った。
崩れた堰堤付近は降りるところを探すためリボンを探したが、意外とわかる場所にあって迷うことはなかった。
そのうちに北燕沢出合まで降りてきた、2年間に視察に来ていたのでもう大丈夫と安心した。どうだん坂の上り返しがちょっときつかったがあとは渓流の音を聞きながら木々の中を下るので、暑くもなく快適だった。
涼しいうちに登って、稜線の風に吹かれ、下りは沢で遊びながら下る。
猛暑のこの時期の山行としては最高だったと思った。
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