別山(岩屋俣谷-別山平-チブリ尾根・周回)
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- GPS
- 12:29
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,824m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 12:28
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前夜のうちに入っておけば駐車場を利用できるが朝になると下の方に路駐する羽目になるかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆岩屋俣谷(沢登り) ・沢初心者の感想として、厳しい高巻きを求められる滝が多数ある。 ・それなりに時間もかかるので暗くても早出した方が良いと思われる。(トラブルがあった際にリカバリーする時間がなくなる) ・アブは一切いなかった。 ◆別山平〜別山〜市ノ瀬(チブリ尾根) ・危険個所なし ・別山平はニッコウキスゲのピークだった。 |
写真
感想
とうとう沢登りデビューの日がやってきた。
これまで興味を持ちながらも「足を踏み入れない」と決めていた沢登りだが、これだけ猛暑日が続くと普通に稜線を歩く気にはなれなかった。
それに一度きりの人生、食わず嫌いのまま終わるのは勿体ない。
ということで、いよいよ沢登りを始めちゃおう!
本当なら初沢登りなので優しい先生についてビギナーコースからやんわりと慣れていきたいところだが、地獄軍団の盟主YSHR先生から声がかかったとあれば行くしかない。
山スキーの方は地獄軍団のメンバーとしてそこそこ一人前になれたかなと思うけど、さすがに沢となると全く自信がない。
センセー優しく教えてくださいね、期待してないけど。
既に靴とソックスは買ってあったがロープやらウェアやら必要最低限の装備が全然足りていなかったので前日にモンベルで買い出しを済ませた。
お金はそれなりに掛ったけど何とか必要そうなものは揃えることができたかな。
朝2時に市ノ瀬で待ち合わせということでいつも通り車中泊とする。
どうせフライングになるのはわかっているので1時過ぎに起床、準備を終えるとやっぱりフライングのタイミングでYSHR先生がやってきた。
2時前だけど出発しましょう。
初めての沢登りが暗闇の人ってどれだけいるんだろう・・・まあこっちの方が慣れてるし涼しくていいんだけど。
市ノ瀬を出発してチブリ尾根登山口の方へしばらく歩いたら気持ちの準備をする間もなく入渓。
いきなりデカい堰堤をいくつか乗り越えながら遡上する。
通常尾根歩きの場合は最初にグンと標高を上げてしまうパターンが多いが沢はその逆でダラダラと河原を歩くことになる。
だが登山道と異なり常に足の踏み場を気にする必要があるので飽きることはなかった。
4時を過ぎて明るくなってきたところで最初の難関に遭遇・・・滝の高巻きである。
草付きの斜面を掴めるものはなんでも掴んで登っていくが、センセーココほんとに初心者コースすか。
何とか滝はクリアしたものの気付くとデジカメがなくなっていた。途中で落としたようだ。
探しても見つからない可能性が高いし苦労して登った斜面を降りてまた登り返す気力はないので諦めることにした。
安いカメラでよかった。
その後も(自分にとって)厳しい滝が次から次へと現れる。
ついつい山スキーのノリでYSHR先生より先行して登ったら進退窮まりセンセーの指示を仰いで何とかクリアするという場面もあった。
そのベテランセンセーも滝つぼに落ちてデジカメを水没させてしまったりiPhone落としてみたり、なかなかイベント盛りだくさんで刺激的な山行になった。
難しい滝はショルダーやロープでクリアしたり、高巻いたり・・・山スキーと同じで試行錯誤の連続だった。
沢にハマる人の気持ちが分かる気がします。
日が差してきた頃には水量も落ち着いてきたのでのんびり水浴びタイム。
これぞ沢登りの醍醐味といった感じで火照った体を一気に水風呂でクールダウン!
いやー楽しい!まさに想像通りでした。
夏道直下まで登ったら雪渓があったのでヘルメットに雪を詰めて稜線歩きに備える。
上の登山道からは登山者の声が聞こえてくる。
楽しい沢タイムが終わってしまうのは寂しいが、藪を漕いで夏道に合流するとホッとする自分もいた。
あとは別山平、別山の花畑を楽しみつつ先生とあーだこーだ会話しながらチブリ尾根を足早に下山。
やっぱり初心者にとって厳しい沢でしたね(笑)
初沢登りとしてはかなり刺激的だったが一生の記憶に残る楽しい山行になった。
YSHR先生、ご指導ありがとうございました!
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