【神々の遊ぶ庭】高原温泉〜緑岳〜白雲岳〜小泉岳

2018年07月28日(土) [日帰り]

• GPS: 10:05
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,204m
• 下り: 1,189m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:40
• 合計: 10:00

6:00 大雪高原温泉
8:40 9:00 緑岳
9:45 9:45 白雲岳避難小屋
10:30 10:30 白雲分岐
11:00 12:10 白雲岳
12:30 12:30 白雲分岐
12:55 12:55 小泉岳
13:40 13:50 緑岳
16:00 16:00 大雪高原温泉
16:00 ゴール地点

■高原温泉→緑岳2時間40分、緑岳→白雲避難小屋45分、白雲避難小屋→白雲岳1時間15分、小泉岳→緑岳45分、緑岳→高原温泉2時間10分
■水分1,500ml、飴5個、おにぎり1個、ナッツ少々

天候

ピーカン！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

層雲峡の端っこ「大雪高原山荘」を目指します。10kmほどのダートです。あの道を走るのに抵抗があり、これまでは紅葉時期のシャトルバス利用ばかりでした。マイカーで来たのは今回が初めてですが、やはりなかなかの荒れ具合です。

コース状況／危険箇所等

森林パトロール事務所に入山届があります。行き先や下山先などを記入します。
緑岳までのルートはよく整備されていて、特に危険箇所はありませんが、緑岳直下の上りは急登です。急登は上りよりも下りの方が大変だと思うので慎重に。
雪渓も少し残っていますが、ローカットのトレランシューズで問題なかったです。お花は第二花畑が見頃でした。

その他周辺情報

下山後の温泉は、もちろん「大雪高原山荘」がおススメです。白濁した温泉が疲れた体を芯から癒してくれます。紅葉時期は激込みでイモ洗い状態ですが、今回は空いていて貸切でした。
受付終了時間は17時（これ大事）です。18時半〜男女入れ替るそうなので、それまでに上がってほしいそうです。
日帰り入浴700円、返却式ロッカー100円。オリジナルTシャツ売ってました。

写真

7/27 19:42

金曜日、ヨガ教室が終わってから、満月のズリ山に上りました。満月は今まで手放せなかった感情や物などを解放するのに良いタイミングです。執着を捨て、リセットします。

7/28 6:01

糠平を目指して深夜1時出発。出来るだけ遠くまで移動しようと思ったけど、旭川で睡魔にあっさり襲われて仮眠・・・日曜日の予報も上向きになったので、土日の予定を入れ替えることに。車を走らせながら、どこの登山口から入るか考えました。

7/28 6:01

候補は5つ（旭岳、天人峡、黒岳、赤岳、緑岳）ありました。黒岳と旭岳は混雑が予想されるので却下。まだ歩いたことのない天人峡〜化雲岳も考えましたが、温泉がとてもいいし、糠平に一番近いのでこちらをチョイス。車に優しくないダート10kmはキツイですが。

7/28 6:03

（6:00）入山
入山届はこちらで。白雲岳まで行って、余裕があれば赤岳まで行ってこよう。

7/28 6:06

ここは2年前、3泊4日で赤岳〜トムラウシまで縦走したときに下山で利用しましたが、上りで使うのは初めてです。

7/28 6:06

温泉湧いてる？

7/28 6:09

先週からまとまった雨は降っていないと思います。気温はすでに20℃ほどあり、湿度も高いです。

7/28 6:14

「ヨツバヒヨドリ」

7/28 6:16

序盤は急な階段です。毎日777段のズリ山でトレーニングしてるので、暑くても平気です。(*^^*)
コツコツ続けるのって、とても大事だと思います。

7/28 6:18

「ゴゼンタチバナ」

7/28 6:24

何だったかなー？

7/28 6:30

30分で見晴台に着きました。虫も多いので、虫除けネット被ってます。

7/28 6:30

見晴台からの見晴らし。雲ひとつないね。

7/28 6:33

長靴でスタートしましたが、登山道はカラッカラでした。(^^ゞ
暑くて蒸れてきたので、トレランシューズにチェンジ！

7/28 6:34

手袋は、テムレス、スマホ対応、軍手の3つ持つようになりました。朝はテムレス、藪漕ぎやハイマツ帯では軍手、お天気いい時はスマホ対応の手首まで隠れるものを使い分けてます。

7/28 6:45

木道もカラカラに乾いてます。

7/28 6:50

第一花畑と緑岳。緑岳はやっぱり緑ですね。

7/28 6:49

ちん

7/28 6:50

ぐる

7/28 6:52

まー

7/28 6:53

歩いてきた道。

7/28 6:54

「キバナシャクナゲ」

7/28 6:54

「アオノツガザクラ」

7/28 6:55

雪渓は何箇所か残ってます。

7/28 6:58

つーか、チョー綺麗なんですけど。

7/28 6:58

「エゾコザクラ」

7/28 6:59

「ミヤマキンバイ」かな？

7/28 6:59

時々振り返ります。とても美しいです。とても。

7/28 7:02

空を仰ぐチングルマの群生。

7/28 7:04

お花は第二花畑がピークでした。秋の彩りはこれまた圧巻です。

7/28 7:05

お花畑〜。

7/28 7:07

「エゾノツガザクラ」とセッション。

7/28 7:07

今日はどこに登っても最高だと思います。暑いので、身体の変化を感じながらいきましょう。

7/28 7:11

みんなこっち見てるし。

7/28 7:18

緑岳までのルートは、急→緩→急ですね。

7/28 7:25

「ウメバチソウ」は蕾が可愛い。(*^^*)

7/28 7:33

あちこちで登場しますが「チシマノキンバイソウ」が見事でした。

7/28 7:35

「ハクサンボウフウ」かなと。

7/28 7:43

何とかアザミに似てる気がするけど、違うかな？

7/28 7:45

山座同定は苦手です。名前書いてるわけじゃないし、角度によっては違う形に見えるのに皆よく分かるよね。(^^;)

7/28 7:45

中央右あたりから、雄阿寒岳、フップシ岳、雌阿寒岳、阿寒富士が見えると思います。左は斜里岳かな？

7/28 7:45

緑岳への上りは、結構な急登です。27℃を超え、汗も噴き出してくるので、ナキウサギの声を聞きながら、のんびり歩きます。

7/28 7:55

「イワブクロ」

7/28 8:00

高根が原から続く忠別岳と奥に見える王冠がトムラウシ。今年もあのルートを歩きたいなー。

7/28 8:26

「オオイワツメクサ」かな。

7/28 8:27

「チシマツガザクラ」かな。ちっちゃい。

7/28 8:34

ふぅ〜、疲れたら写真を撮るのです。

7/28 8:37

旭岳が見えた！

7/28 8:39

おっ、標識が見えた。人がいっぱい。

7/28 8:42

（8:40）緑岳
2時間40分で着きました。銀泉台から赤岳への登りも同じぐらいだと思います。私の足は参考タイムとほぼ同じです。

7/28 8:51

360℃でどうぞ。

7/28 8:52

iPhoneの描写力はなかなかだと思いました。補正ナシです。

7/28 8:52

団体さんは帯広農業高校の山岳部員たちです。2泊3日してたようで、一緒に写真撮ってもらいました。

7/28 8:52

先生がヒグマがいるよと教えてくれましたが、肉眼でかろうじて確認できましたが、写真では分からないですね。

7/28 8:56

題名「トムラウシと岳人」
今日はモデルが居ないので、若者達の背中を借りました。絵になるぅ〜。

7/28 8:54

普段から水分摂取は少なめですが、この気温なので消費量を正確にチェックしています。
今日はウォーターキャリー2リットル+クエン酸330ml+予備500mlで、約2.8リットル持って来ました。

7/28 8:59

大阪から来たお兄さんに声を掛けて写真を撮ってもらいました。大雪山は初めてのようだったので、ここから見える山を説明しました。
緑岳は標高2,019mなので、来年は標高年になるので相当混雑するでしょう。今年のうちに写真を撮って年賀状に使う人も多いと思います。

7/28 9:12

「エゾタカネツメクサ」

7/28 9:17

私の少し後を歩いていたおっちゃんは、日帰りで忠別岳方面へ向かうようです。写真を撮りながら、サクサク歩いていきました。

7/28 9:18

避難小屋経由で白雲岳に向かいます。

7/28 9:21

「エゾツツジ」

7/28 9:21

「コマクサ」も暑そう。

7/28 9:25

「ミヤマアズマギク」

7/28 9:28

この大きな雪渓は秋になっても残っていると思います。

7/28 9:36

小屋まであと少し。

7/28 9:37

トムラウシとお花畑。

7/28 9:37

えっと・・・花色が薄いのは「トカチフウロ」、これは「チシマフウロ」かな？　微妙。

7/28 9:42

青空と赤い小屋のコントラストがいいです。

7/28 9:43

毛があるのは「チシマギキョウ」だったかと。

7/28 9:44

いい眺めです。何度も写真撮っちゃう。

7/28 9:44

今のところテン場は2張。どこまで増えるかなー。今日が今シーズンのピークではなかろうか。

7/28 9:45

黒岳の途中にあるのと同じ看板がここにもありました。

7/28 9:45

「キバナシオガマ」

7/28 9:45

小屋番さんかな？
中を覗いてみます。

7/28 9:46

この時間なので、さすがに誰も居なかったです。

7/28 9:48

水は豊富で、トイレもあるし、避難小屋もあるし、テントは張りやすいし、どこへ行くにもちょうどいい。ここは最高のテン場だと思います。

7/28 9:48

テントサイトの協力金は300円です。小屋泊は1,000円です。

7/28 9:49

ピッカピカの「ミヤマキンポウゲ」

7/28 9:51

水は豊富です。

7/28 9:53

冷たいお水いただきました。

7/28 9:55

「チシマノキンバイソウ」が見事でした。

7/28 9:56

空の青が水面に反射してました。

7/28 10:04

避難小屋から分岐までが意外とありますが、ここからの眺めは最高なんです。

7/28 10:08

ズームレンズはほとんど使わないので、日帰りの時は単焦点を2本持つことが多いです。28mm⇔50mmを交換しながら。

7/28 10:12

縦走装備の方が続々と・・・絵になるので、背中を借りました。

7/28 10:14

「ミヤマリンドウ」

7/28 10:17

水は冷たくて、とても気持ちいいです。(*^^*)

7/28 10:23

緑岳山頂から大きな雪渓を渡って、避難小屋を経由して歩いてきました。遠くに見えるトムラウシまでずーっと繋がってる。

7/28 10:30

「メアカンキンバイ」かな。

7/28 10:33

分岐に着きました。ここから白雲岳山頂までは30分ほどです。

7/28 10:39

分岐方面を振り返ると雲が少し上がってきてます。

7/28 10:47

北鎮岳、黒岳、烏帽子岳。

7/28 10:52

ここを歩くのは何度目かなー。見える景色はいつも違うので、何度でも来たい。

7/28 11:00

山頂直下は大きな岩も多いですが、マーカーも多いので、歩きやすそうな所を慎重に。

7/28 11:05

（11:05）白雲岳
避難小屋から1時間20分で到着しました。

7/28 11:05

縞は細くなりましたが、ゼブラはまだ残ってました。快晴〜。

7/28 11:11

360℃でどうぞ。

7/28 11:19

タイムラプス撮影中です。30分ほど撮影しましたが、雲がほとんど動かなかったです。(^^ゞ

7/28 11:20

待ってる間におにぎり食べます。山頂カフェセットは持ってこなかったです。長靴背負ってるので。(^^;)

7/28 11:27

ぶらぶらしないボトルクリップはマストアイテムです。紛失することも多いし、お友達へのプレゼントにもいいので、在庫たくさん持っています。ヽ(*^^*)ノ

7/28 11:32

ニュージーランドで買ったトレイルミックスはとても美味しいですが、歩いている時はザックから取り出すのが面倒なので、実際にはあまり食べません。

7/28 11:58

仮眠2時間ほどなのでボーっとして、珍しく1時間も休憩しました。そろそろ戻ろうか。

7/28 12:02

赤岳まで行こうかなー、それともこのまま戻ろうかなーとぼんやり考えていたら・・・

7/28 12:08

私とお揃いの色のナルゲン落ちてました。来るときにはなかったので、山頂にいる人のものかもしれないので、どこかに届けるよりもここに置いておいた方がいいような気がしました。

7/28 12:37

分岐まで戻りました。赤岳方向へ向かいましたが、温泉の受付終了時間が何時だったかなーと気になってきました。あの温泉に入るためにこのルートを選んだので、温泉は最重要案件です。

7/28 12:45

特徴的な烏帽子岳の手前に見えるボコが赤岳山頂ですね。16時までに下山すればゆっくり温泉に入れるので、ここで折り返すことにしました。

7/28 12:53

少し戻ると、緑岳への分岐があります。

7/28 12:55

（12:55）小泉岳
アップダウンはほとんどなく、すぐに小泉岳の標識があります。なぜここを山頂にしたのかな。笑

7/28 13:00

トムラウシが雲に隠れました。

7/28 13:07

緑岳までの登山道脇には「コマクサ」が沢山咲いていました。

7/28 13:13

テントは15張ほどに増えていました。

7/28 13:14

後ろから来るのは帯広方面からのパーティです。

7/28 13:15

「チシマキンレイカ」

7/28 13:22

小泉岳から緑岳までは45分ほどです。早い人は20分だと思います。

7/28 13:37

「クモマユキノシタ」

7/28 13:42

（13:40）緑岳
雲が増えましたが、またトムラウシが見えました。10分ほど休憩して下山します。

7/28 13:49

デジカメのバッテリーがひと目盛りまで減りました。そういえば最近充電してなかったけど、予備バッテリー持ってきたかな・・・一抹の不安がよぎりました。

7/28 13:58

直射日光で下山もとても暑かったです。デカザックを背負ったソロの女性とお喋りしたり、のんびり下山していきます。

7/28 14:50

帯広のパーティは10名の大所帯でしたが、女性陣の方が元気でした。(*^^*)　急登を下り終わった所で、しばし談笑して、おやつまで頂きました。初めて食べましたが、チーザがとても美味しかったです。

7/28 14:54

これ何かな？
「バイケイソウ」に似てるかも。

7/28 15:01

途中、一箇所だけ足場が悪そうな所があります。

7/28 15:10

15kmほど歩き、水の消費は1.5リットルでした。この気温の中を歩くのは久しぶりだったので、ウォーミングアップできて良かった。

7/28 15:15

第二花畑から。雲が増えて、朝とは違う景色になりました。

7/28 15:24

第一花畑。

7/28 15:37

見晴台まで戻りました。ここからは急な階段になります。

7/28 15:55

（16:00）下山
緑岳から2時間10分、16時ちょうどに下山できました。赤岳まで行ってたら30分遅くなったと思うので、ちょうど良かったです。

7/28 17:04

高原温泉は日帰り入浴700円で、受付終了時間は17時までです。18時半〜男女入れ替えるそうなので、それまでに上がって欲しいそうです。

7/28 16:44

紅葉時期はイモ洗い状態ですが、貸切でしたー。この温泉に入るために長いダートを走ってきたのです。

7/28 16:44

露天風呂も最高です。

7/28 17:02

避熊Tシャツ欲しかったんですが、小銭しか持ってこなかったので、また今度にします。

7/28 17:28

沼ノ原へ続くゲート。いつか、あのルートを歩ける日が来るのかな？

7/28 18:13

三国峠を越えて、三股山荘へ。営業時間を確認するために立ち寄ってみましたが、休業中なのですね。

7/28 19:07

層雲峡を越えると、ずっと電波がなくて、糠平温泉まで来るとやっと安定します。「ひがし大雪自然館」で、登山計画が変わったことを夫に報告しておきます。

7/28 19:08

ん？お祭り？美味しそうなものある？と思ったら、自転車関連のイベントでした。関係者のみですね。(;_;)

実際に歩いた距離は16kmぐらいだと思いますが、歩幅が狭いので、多めにカウントされてるかも。

TOP画

撮影機器：

Df ニコン

RICOH THETA SC リコー

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

MYアイテム

dominon

重量：2.53kg

感想

dominon

やっとご機嫌な週末がやってきたので、大好きな大雪山系へ繰り出すことにしました。

準備をしている間に日付が変わり、寝ないで出発しましたが、旭川に入った所であっさり睡魔に襲われたので、近くのパーキングエリアで2時間ほど仮眠したら、すっかり遅くなったので、土日の予定を入れ替えることにしました。

表大雪のどこの登山口から入るかは決めていませんでしたが、緑岳は下山でしか使ったことがなかったのと、あの白濁した温泉に入りたかったので、長くて険しいダートを走り抜け、高原温泉へやってきました。

朝6時の時点で、気温は20℃近くあったと思います。湿度も高かったです。
高温多湿の登山は久々だったので、水分の摂取量と身体の変化を確認しながら歩きました。

第二花畑のチングルマが見頃でした。ナキウサギの声を聞きながら最後の急登を越えて、緑岳の山頂に着くと、そこには変わらない大自然が広がります。

とてもいいウォーミングアップになりました。翌日に続きます・・・