蓑毛BS〜ヤビツ峠〜二ノ塔〜三ノ塔〜新大日〜塔ノ岳〜大倉BS
- GPS
- 06:47
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:45
天候 | 雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急線新宿駅>小田急線秦野駅 神奈川中央交通バス 秦野駅>蓑毛 <復路> 神奈川中央交通バス 大倉>渋沢駅 小田急線渋沢駅>小田急線新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース中、長い鎖場あり(1ヶ所)。雨の日は、スリッピーのため要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド6
グレゴリー2Lハイドレーション
ウォーターキャリー900ml
菓子パン2個
柿ピー小2袋
上下着替え
速乾性のパタゴニアT
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
MHWウェイクールアームズ
アディダス・ソックス
スカルパ・ゼログラビティ
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
Garmin GPSMAP 62s
地図
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感想
1ヶ月の容量上限オーバーにより、今回は写真は少なめ。
台風12号が関東エリアを通過した翌日の2018年7月29日(日)、雨の中をハイクしたくなり、丹沢表尾根を縦走することにした。
ご一緒して頂いた山パイセンのM店主とは、電車の中で待ち合わせ。
未明まで暴風雨が吹き荒れていたにも関わらず、電車の遅延はなく、日本の鉄道システムはさすが!とはなったものの、秦野に近づくにつれ車窓には大粒の雨がビシバシとぶち当たる。
自虐的な山行は覚悟の上だし、大雨と風は想定内ゆえに、秦野駅に到着後は、雨具上下とスパッツを装着してバスに乗り込んだ。
が、しかし大雨規制を受けて、ヤビツ峠までバスは行かず、蓑毛から徒歩でヤビツ峠へアプローチすることになった。
沢沿いの林道を歩いていると、目に入ってくる堰堤には、ほぼ洪水と言って良い尋常ではない量の水が流れており、M店主がボソッと「ヤバいかも」と。
春獄堰堤の橋が流されていたら即撤収ということになり行軍を続けると、なんと橋はしっかりと掛かったまんま。
雨も降っておらず、ラッキー!と気を良くして、薄暗い森の中を進む。登山道は、小川のような水が流れているが、雨で泥が流されたのか、意外と歩きやすい。
薄暗い雰囲気の森の中を30分程歩いていると、M店主の膝裏にペタリと貼り付いたミミズのような虫を発見する。
え?!とよーく見ると蛭!ヒル!!と絶賛吸血ちうという有り様。無理に剥がすと吸口が残るらしいので、ヒルを付けたままヤビツ峠へ移動して、ヤビツ峠でヒルをやっつけることにする。
雨の日は、ヒルがヤバいというのを身をもって経験するのだが、M店主の靴下の中をチェックすると5匹はいたかも。ヒルめがけてハッカスプレーをシュッとすると、ポロッとヒルが落ちる。ハッカスプレー最強!と無駄口をたたきながら、ヒルを次々と始末する。
ヒルを外して身軽になった後、ヤビツ峠を出発するも、二ノ塔あたりでM店主から「首にいるぞ!」と今度は僕がヒル磁石になっている事に気付き、ハッカスプレーをシュッとかけて、ヒルを始末する。
ザックを降ろして全身をチェックすると、レインウェアの中、ハイドレのチューブの上、ザックにヒル!ヒル!ヒル!のオンパレード。どうやら、木の上からヒル攻撃を受けた模様で、気分はすっかりブルーに。ヒルに吸血された首筋からの出血は止まらず、対処する方法はなく、まんま行軍を続けるしかない。
出血が気になるものの、表尾根はその呼称の通り、細く切り立った尾根道が多く、丹沢の魅力を再発見した感じ。また、鋭い鎖場が随所にあって、飽きることがない。
小屋のあるピークは、雲が無ければ見通しが良いし、景色がコロコロと変わるのは、本当に面白い。ヤビツ峠を出発してからは、ずっと雨に降られるも、ガスはガスなりに良い雰囲気だった。
塔ノ岳山頂は、風が強く、気温は低めの20度くらいだったと思う。ランチ休憩を入れて、早々に下山を開始する。
大倉バス停で、レインウェアとスパッツを脱ぐと、またもやヒルのオンパレード。運良く噛まれてはいなかったものの、多分、5匹はいたと思う。全身をチェックした後は、荷物をザックに入れて、ご褒美の生ビールと手打ちそばを頂きに秦野戸川公園真向いにある「手打ちそば さか間」へ。
登山客は、我々ともう1組だけにもかかわらず、店は結構な混み具合。人気店らしく、細切りのざる蕎麦(御前そばと二八そばのセット)はマジ美味かった。生ビールの後は、瓶ビールに替えて、下山後の一杯を堪能した後は、電車の中で2次会、新宿駅の天狗で3次会、ラーメンで〆て4次会まで行ってお開きとなった。
雨模様、ガスガスの登山は、覚悟の上だったので、十分に楽しめたものの、ヒルの猛攻を受けることは想定外だった。雨の日を含めて丹沢は何回も行っているが、この日は特別にヒルが活性化していたのか、表尾根という狭い登山道を歩いたことが原因なのかは分からないままだが、丹沢のヒルやはり要注意だった。
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