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記録ID: 154515
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キャンプ等、その他
尾瀬・奥利根

平ヶ岳(宮様ルート)

2007年08月14日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.7km
登り
1,009m
下り
1,011m

コースタイム

登山口5:46-8:08山頂-玉子石10:38-12:33登山口
天候 8月14日(火) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
銀山平温泉の民宿に前泊し翌日早朝、民宿のバスが希望者を乗せて出発。
バス=4:00に民宿を出発 5:30ごろ登山口着
戻りのバスは13:00登山口発
コース状況/
危険箇所等
危険個所などはほとんどありませんでした。また、木橋やペンキなどしっかりと整備していました。
山頂エリアは木道や、指導標が要所に設置されていますので迷うこともありません。
宿泊した民宿でA4大の「山頂部イラストマップ」をいただきました。
この民宿のバスで短縮登山口まで運んでもらいます。
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この民宿のバスで短縮登山口まで運んでもらいます。
送迎バスの駐車場脇にあるトイレです。銀山平の山小屋、民宿で管理されているのでしょうか。整備されている印象です。
送迎バスの駐車場脇にあるトイレです。銀山平の山小屋、民宿で管理されているのでしょうか。整備されている印象です。
民宿に泊まった方々と出発です。皆さん元気よく出発されています。期待に胸を膨らませてというところです。
民宿に泊まった方々と出発です。皆さん元気よく出発されています。期待に胸を膨らませてというところです。
ペンキもしっかりついています。さすがに皇太子ルート! 迷うことなく歩いていくことができます。でも登山道ですから足元はしっかり気をつけて!
ペンキもしっかりついています。さすがに皇太子ルート! 迷うことなく歩いていくことができます。でも登山道ですから足元はしっかり気をつけて!
立派な橋です。このような感じでもったいないまでの手の入れようでした。山頂での時間を堪能できそうな予感です。
立派な橋です。このような感じでもったいないまでの手の入れようでした。山頂での時間を堪能できそうな予感です。
「水場」の指導標があります。休憩もできます。水は豊富に持っていましたので状況の確認はしておりません。
「水場」の指導標があります。休憩もできます。水は豊富に持っていましたので状況の確認はしておりません。
山頂エリアに入ってきました。青い空がどこまでも続くようです。澄み切った空気の中を山頂に向かって歩いています。
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山頂エリアに入ってきました。青い空がどこまでも続くようです。澄み切った空気の中を山頂に向かって歩いています。
山頂方面を背に振り返って撮っています。
山頂方面を背に振り返って撮っています。
この指導標を右に行くとすぐ山頂です。
この指導標を右に行くとすぐ山頂です。
池塘越しの絶句するほどの美しい光景。
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池塘越しの絶句するほどの美しい光景。
山頂を辞し、玉子石・姫ノ池方面に向かいます。
山頂を辞し、玉子石・姫ノ池方面に向かいます。
燧ヶ岳方面
鷹ノ巣ルート、皇太子ルートの分岐です。
鷹ノ巣ルート、皇太子ルートの分岐です。
姫ノ池(?)から山頂方面を見ます。
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姫ノ池(?)から山頂方面を見ます。
玉子石に大接近!!
ここで民宿の弁当を食べました。
玉子石に大接近!!
ここで民宿の弁当を食べました。
玉子石です。
カメラを少しだけ右に寄せてみました。
絶景です。
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カメラを少しだけ右に寄せてみました。
絶景です。
平ヶ岳方面を見ます。
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平ヶ岳方面を見ます。

感想

この年のお盆休みの登山計画は、初日=至仏山・二日目=男体山・三日目=平ヶ岳でした。百名山踏破数拡大を目指しての"一日一山"計画で通常では超長距離の平ヶ岳は地元民宿利用の「宮様ルート」を選択しました。三つの山とも好天に恵まれ富士山まで見えていました。平ヶ岳からは尾瀬の名峰群を違う角度から見ることができ満足のいく登山となりました。

1986年10月14日に皇太子殿下が登られたルートで登りました。なので「宮様ルート」とも「皇太子ルート」とも言われていますが、各種地図には「中ノ岐コース」と記載されています。

前日に銀山平の民宿に宿泊し、予約をした人が翌朝の民宿のバスに乗車し、中ノ岐林道に入り登山口まで運んでもらえます。

宿泊した民宿では夕食後、該当者がそのまま残されミーティングというか説明会が実施されました。その時にA4大の「山頂部イラストマップ」が配付されました。ルートの説明・注意事項の確認はかなり徹底していました。もちろん、登山を行う上では常識的なことばかりですが。

このルートに関しては、事前にネットで調べてみると賛否両論というかどちらかというと否定的な意見が多いように感じるルートでした。ですが、暑い盛りに山登り3連戦にもなりますしここで頑張り過ぎると他の日に多大な影響がでるかもしれないので便乗させてもらうことにしました。

よく聞く話しですが、皇太子殿下が登山をされたルート、或いは国体が開催されると登山道が整備されるといいます。よって、今回のこのルートもしっかり整備されていました。また、山頂エリアも木道や指導標がしっかり整備され道を見失ったりなどの事態もなく秘境の雰囲気を楽しむことができます。

登山口に停まっているバスには13:00までに戻ることになっています。往路を登ったことで復路の凡その所要時間は計算できますのでそれまでは山頂部を十二分に楽しむことができます。なかでも姫ノ池を中心とした池糖群、尾瀬方面・会津駒方面など周辺の山並みの眺望、玉子石とその周辺の景観は深く心に刻まれるものです。

因みに、昼食の弁当は民宿で用意してもらえます。玉子石で昼食をとりました。弁当の中身もかなり豪華でボリュームがありました。天気、景観ともに最高でおいしくいただきました。

皇太子殿下の登山に関して、2012年3月3日に丹沢のある山荘で聞いた話しです。平ヶ岳登山と直接関係ありませんが、、、。

当然、宮内庁から事前に連絡が入ります。もちろん他言無用です。山小屋で用意して欲しいものは要望が出されます。
警備に関することなどもお聞きしたのですが、安全上の問題がありますのでここでは伏せておきます。

皇太子殿下は優しい人柄だそうです。山小屋で休憩中、登山者から声をかけられたりしても嫌な顔一つせず、一人ひとりにきちんと対応されていたそうです。

山小屋の奥さまは、一登山者である皇太子殿下をあくまでも一登山者として扱おうとしましたが、ご主人は「そういうわけにはいかん!」皇太子殿下が注文されるものは作り置きのものではなく、最初から作る。要望がでているわけでもないのにメロンを出そうとしたりなど、ご夫婦の対極的な考えが表われていて楽しく聞くことができました。

平ヶ岳は、山頂エリアに入ってくると文字通り平らな山で穏やかな雰囲気です。夏の暑い盛りでしたが緑が綺麗で池塘群の水が清涼感を与えてくれる山でした。苗場山や巻機山などこのあたりの山の特徴であるということがモノの本(ガイドブック)に書かれていました。

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