ユーシンから鍋割北尾根へ
- GPS
- 27:21
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,859m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
玄倉BS 10:25 〜 玄倉林道ゲート 11:10 〜 蛇小屋沢 12:12 〜 雨山橋 13:01 〜 13:01 ユーシンロッジ
2日目
ユーシンロッジ 05:58 〜 熊木沢出合 06:28 〜 06:41 オカラ沢出合 06:49 〜 07:58 鍋割山 08:12 〜 09:15 塔ノ岳 09:30 〜
09:54 木ノ又小屋(休憩)10:15 〜 11:56 三ノ塔 12:08 〜 13:46 大倉BS
天候 | 1日目 : 午前中は雨、午後曇り 2日目 : 文句なしの快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 : 大倉BS 〜 小田急線渋沢駅 神奈中バス 200円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト 玄倉BSトイレ近くにあり。 大倉BS どんぐりハウス前にあり。 ・玄倉BS 〜 ユーシンロッジ 全て林道歩きで危険個所はないが、新しくなった青崩隧道内(全長327m)は真っ暗なのでヘッデン必携。 ・ユーシンロッジ 〜 鍋割山 熊木沢出合よりオカラ沢出合間の林道、崖崩れ、崩落等で道が荒れている為、通行に注意が必要。 オカラ沢出合より北尾根への取付き部さえ分かればあとは高みに向かって登るだけで危険個所と思われるようなところはなし。 北尾根乗越より鍋割山山頂直下までは木の根が張り出している急登となるので慎重に。 鍋割山 〜 塔ノ岳 〜 三ノ塔 沢山の方々が書かれていますので省略させていただきます。 三ノ塔 〜 (三ノ塔尾根)〜 大倉BS 丸太で組んだ急な階段が続くが、丸太の間から土が流れて出していて荒れ気味、歩きにくい個所あり。 牛首近くになると快適なハイキング道となる。 ・立寄り湯 鶴巻温泉 弘法の里湯を利用。2時間1,000円と高め。 玄関にあるロッカーに入りきらない大型ザックは受付内の事務所で預かってくれます。 |
写真
感想
計画では、寄バス停より雨山峠経由でユーシンに入る予定だったが、
前夜からの雨と二つ玉低気圧の通過で荒れた天気となる為、登山道歩きを避けて、玄倉バス停より玄倉林道を歩くことにした。
ユーシン渓谷沿いに歩くので風の影響もなく、街中の公園を歩くように傘をさし、僅かに残った紅葉を眺めながら林道歩きを楽しめた。
途中で雨も上がりテンション・アップ、いたるところに出来た滝を見ながらCTより大分早くユーシンロッジへ到着。
本当はザックをデポして眺めの良い大石までピストンするつもりでしたが、ガスで視界不良の為に却下、夕食の準備に取りかかりのんびりしました。
こんな天気なので今日は誰とも会わず、ひっそりとした雰囲気に浸ることができました。
熊木沢ダムからの放水を知らせるサイレンが鳴り渡ったのが唯一煩わしかった程度です。
今回は私達一行以外に避難小屋を利用する方は居ませんでしたが、
私達は全員テントマット・個人マット・シュラフを携行しました。
私達が先に到着しても、避難小屋備え付けの布団をあてに宿泊される登山者一行が居た場合、畳の部屋はそちらのパーティーに譲ろう、
また他にも宿泊されるパーテーィが居た場合、隣の板の間の部屋も譲ってもいい、
最悪でもコンクリートの廊下にテントマットを敷き、個人マットとシュラフがあれば御の字と云う想定で出かけました。
小さな避難小屋では緊急者優先は当然ですが、寝る場所の確保等にも問題があり大挙して押し寄せるべきではないと判断しています。
その為、私達のパーティーには、最悪コンクリートの廊下に寝ても構わないと云う意思の疎通がありました。
このあたり、今後も避難小屋を利用させていただく際には常に考慮すべきでしょうね。
ユーシンロッジは営業再開の目処が未だに立たず、存続か廃止かの結論が来年春(?)に出ると聞きました。
地元からは存続の要求があるようですが、廃止の意向が強いらしいと誰かが言ってました。
避難小屋だけを残すような話があるとかないとか・・・
また施設が廃止・撤去となった場合、キャンプサイト設置の要請も上がっているようですが、こちらの方の可能性はまずないとか・・・
翌朝3時過ぎには雲も取れて綺麗な星空が広がり溜息が出ました、とても丹沢に居るとは思い難く、実に快適な一夜を過ごしました。
3時45分、全員起床し、腹一杯の朝食を済ませて出発準備、及び部屋・廊下・自炊室の掃除を済ませて6時前ヘッデンの灯りで出発しました。
一時的に冬型の気圧配置となったようで上空は西寄りの風が吹いているようです。
尾根を登ると額と背中には汗が滲むのですが、今季初めて手の冷たさを感じ手袋着用しました。
鍋割山・塔ノ岳の山頂では寒さのせいで長い時間居られず、つい先を急いでしまう結果となり、
風の当たらない木ノ又小屋前で休息を取りました。
鍋割山山頂の8時の気温が2度だったとか。
ちょっと気になったのは日曜日にも関わらず、木ノ又小屋と鳥尾山荘は小屋番さん不在で閉まっていたことです。
休息中に木ノ又小屋まで上がって来られたお母さん(毎週日曜日に登ってくるそうです)、これで木ノ又小屋は3週間続けて閉まってると云われてました。
宿泊する登山者は塔ノ岳や丹沢山に集中し、ちょっとスポットを外れたところは閑古鳥状態なんですね。
予約がないと開けない状態が続くと益々客は遠ざかる、難しいですね。
表尾根は大倉尾根には及びませんがそこそこの人が歩いてて、特にクサリ場などでは渋滞が発生しています。
見ていても岩場などの通過に慣れていない人達が多く必要以上に時間がかかっているようです。
三ノ塔尾根、初めて歩きました。
丹沢には色んなルートがあり、知らないところが沢山ですので時間がある時にひとつずつ潰して行きたいなって気になりつつあります。
今回は、某岳連主催の雪山教室で昨シーズン、6か月間一緒に受講した仲間達との山行でした。
(雪山教室の様子は山渓12月号にて10ページに渡って紹介されています)
何度も机を並べて机上講習を受け、実技講習の時にはロープの結び方を教えあい、
時にはロープでつながり、共同装備を一緒に担ぎ、テントの中で酒を酌み交わした気心しれた仲間達との時間、本当に楽しい二日間でした。
皆さんでのお夕飯楽しそうでしたね(*^o^*)あのデカイ鍋も持っていかれたのですか(◎o◎)?ユーシン…避難小屋とは思えない素晴らしい設備ですね…お布団まであるとは(◎o◎)!!お互いに日曜日は晴れて良かったですね(^_^)v…今まで携帯で写真見れなかったのですが…見れる様にいつの間にかなっていてノボルンダーさんの男前のお顔を見れる様になりましたよ(o^∀^o)
ずいぶん遅い時間のコメントですね、まだ飲んでいたのでしょうか?
大学のワンゲル部でもよく使ってますね、40年以上も前の鍋です。
携帯で全部見られるようになったのですか、良かったですね!
今度から顔にボカシが必要かな?
いつも楽しく山行記録拝見させていただいています
3年前の大晦日、大倉から丹沢山に登り、みやま山荘で、いたせり・つくせりのお正月を過ごさせていただき、鍋割山経由で下山しました
塔ノ岳では、皆さんと同じように・・・青空に悠然と立ち誇る勇壮な富士山・・忘れることができません
しかし、いつもながら、皆さんのザックの中身のすごさ(重さ)・・恐れいりました
noborundaさん
土曜日あの雨の中歩かれたのですね。
お疲れ様でした。
その分翌日は空気が澄んで素晴らしい展望でしたね。
ユーシンロッジ、再開するといいのですが・・・
ここが開くとこの辺りの歩き方も
かなり変わってくるのですが。
富士山はどこから見ても感動しますね。
これからの時期、雪を被った姿は本当に美しいものです。
ザックの中身と云うか重さ・・・
単に喰意地がはってるだけで、お恥ずかしい・・・。
これからの時期、ibuki89さんお住まいの滋賀県辺りも雪山があるようですね、
ご夫婦でお楽しみ下さい。
あ、それから、11月に予定していた富士見平小屋でのテント合宿、
11名で行くつもりだったのですが、悪天候の為、残念ながら前日になって中止となりました。
小屋番の相川さんが待っててくれたのにと思うと申し訳なくて、
いつかまたリベンジしたいと思ってます。
コメントありがとうございます。
土曜日の歩き始めを遅くしたことで傘をさしていたのは僅か1時間半程度でした。
雨が上がってからはテンション・アップしました!
ユーシンロッジの存続、結果は来年(?)分かるようですが、
やはり再開してもらいたいですね。
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